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愛知県名誉県民の候補者について
愛知県名誉県民は、本県の表彰・顕彰制度の一つで愛知県名誉県民条例(昭和62年条例第39号)により定められています。
本県の発展に卓絶した功績があり、県民の敬愛を受ける者に「愛知県名誉県民」の称号を贈り顕彰するものでありまして、その選定については、同条例第2条で「知事が県議会の同意を得て選定する」こととされています。
同条例に基づき、これまでの愛知の発展を築き上げてこられた次の4名の方々を「愛知県名誉県民」の候補者とし、選定に向けて県議会の同意を得るため、9月定例議会に議案を提出します。候補者
海部俊樹(かいふとしき)氏
海部氏は、16期連続48年余の長きにわたり本県選出の衆議院議員として在職し、21世紀万国博覧会推進議員連盟の会長を務めるなど、各般にわたって本県の発展を支えてこられました。また、文部大臣等を歴任後、愛知県出身として戦後初となる内閣総理大臣となり、国政のトップとして我が国の発展に貢献し愛知県民としての誇りを高めるなど卓絶した功績を挙げられました。(平成23年春 桐花大綬章受章)
鈴木禮治(すずきれいじ)氏
鈴木氏は、愛知県教育長、同総務部長、愛知県副知事等を歴任後、4期連続16年間の長きにわたり愛知県知事として在職し、中部国際空港開港の礎を築くとともに、愛知万博の開催実現に向けて大きな役割を果たされたほか、産業活性化の基盤づくりを始め、福祉・保健・医療、教育文化の伸展などに大きく貢献され、県政各般にわたって卓絶した功績を挙げられました。(平成12年秋 勲一等瑞宝章受章)
(注)「禮」については、左部の「示」を「ネ」にした字です。
豊田章一郎(とよだしょういちろう)氏
野依良治(のよりりょうじ)氏
野依氏は、昭和43年に名古屋大学理学部助教授に就任以来、現在に至るまで43年余の長きにわたり名古屋大学に関わり、名古屋大学大学院教授時代には、本県を拠点とした長年の研究活動の成果によりノーベル化学賞を受賞し、「愛知」の名とその学術レベルの高さを世界的に広く知らしめるとともに、多くの教え子を産業界等に送り出すなど学術研究分野に止まらず、本県の発展に卓絶した功績を挙げられました。(平成13年 ノーベル化学賞受賞)
(参考)
先 例
故 桑原幹根氏(元愛知県知事) 昭和62年12月21日顕彰
問合せ
愛知県 知事政策局 秘書課
秘書・栄典・行幸啓グループ
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