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ドクターヘリ運航事業について

ページID:0523845 掲載日:2024年5月13日更新 印刷ページ表示
3 すべての人に健康と福祉を

ドクターヘリについて

 ドクターヘリは、山間地域や離島を含めた県内全域に対し、出動要請からおよそ30分以内に到着し、医師による治療を行いながら、迅速な搬送をすることができる医師が同乗する救急専用ヘリコプターです。

 愛知県におけるドクターヘリは、2002年1月から愛知医科大学病院(長久手市)において運航されており、いち早く高度な救命処置を実施しながら、迅速に医療機関への搬送を行えるように努めてまいりました。
 また、ドクターヘリの出動体制を強化し、県内の救急医療の更なる向上を図るため、2024年2月から藤田医科大学病院(豊明市)において、愛知県2機目のドクターヘリの運航を開始しました。

 愛知県は、各基地病院が運営を行うドクターヘリ運航事業に対し、その運航に必要な経費を補助しています。

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出動要請の概要

 ドクターヘリは、個人での要請はできません。

 119番通報により救急車を要請される際、通報内容や救急現場にかけつけた救急隊の判断で、特に緊急性、重症性が高い場合に、消防署からドクターヘリを要請します。

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ドクターヘリ2機の体制により目指す救急・災害医療体制

1 本県の救急医療体制の更なる強化

  高度救命救急センターである2病院にドクターヘリを配備し、全ての出動要請に応じられる体制の確立を目指す

2 近隣県との連携による広域救急搬送体制の構築

  近隣県との相互応援体制を整備し、県域にとらわれない、生活圏に応じた運用体制を構築

3 南海トラフ地震始め大規模災害時における災害医療体制の確保

  基幹災害拠点病院である2病院の災害時の医療体制を強化し、大規模災害時における患者の搬送手段を確保

  2機体制により、災害時における他県への応援出動時においても、県内の搬送体制を維持

 

大規模災害時におけるドクターヘリ広域連携に関する基本協定

 愛知県をはじめとする中部ブロック8県並びにブロック内のドクターヘリ基地病院(11病院)は、大規模災害時にドクターヘリが迅速かつ効果的な活動ができるよう、ドクターヘリの災害時広域連携に関する協定を締結しています。

協定の概要

1 中部ブロック

  富山県、石川県、福井県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県

2 協定締結者

  8県知事及びブロック内ドクターヘリ基地病院(愛知医科大学病院、藤田医科大学病院等の11病院)代表者の19者

3 対象規模

  被災県外からの医療支援が必要な規模の災害(南海トラフ地震、首都直下地震等の大規模災害を想定)

4 出動内容

  被災県へのドクターヘリ派遣

  被災県への派遣によりドクターヘリが不在となった県に対する、近接県のドクターヘリによる支援