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愛知県住生活基本計画2025
愛知県住生活基本計画2025について
本県では、住生活基本法に基づく都道府県計画として、2006年度(平成18年度)に「あいち住まい・まちづくりマスタープラン2015」を策定し、2011年度(平成23年度)には同計画の見直しを行い、「愛知県住生活基本計画2020」を策定して、概ね5年で計画の見直しを行うものとして取組を推進してきました。
その間、南海トラフ地震などの大規模自然災害への対応が一層大きな課題として認識され、全国的な人口減少や超高齢化社会の本格化、住宅ストックなどの増加が進む一方、2027年度の東京-名古屋間開業に向けたリニア中央新幹線と関連するまちづくりへの期待など、本県の住まい・まちづくりを取り巻く環境は大きく変化しています。
こうした状況の変化に対応するため、計画を見直し、新たな「愛知県住生活基本計画2025」を定めるものです。
この計画は、愛知県におけるこれからの住まいとまちの将来像や、将来像を実現するための方針・目標などを示すことで、これらを県民や地域団体、住宅関連事業者、公的団体、行政などの各主体と共有し、本県の住まい・まちづくりに連携して取り組むための指針となることを目指します。
計画の位置づけ
住生活基本法第17条に基づき、愛知県における県民の住生活の安定の確保及び向上の促進に関する基本的な計画として、国の定める「住生活基本計画(全国計画)」に即して定めるものです。
また、本計画は県の総合的な計画である「あいちビジョン2020」、「愛知県地域強靱化計画」及び「愛知県人口ビジョン・まち・ひと・しごと創生総合戦略」を踏まえ、住まい・まちづくり分野の具体的な方針を定める個別計画となります。
計画期間
2016年度(平成28年度)から2025年度(平成37年度)までの10年間とします。
住まい・まちづくりの基本的な方針
I 「安全・安心」に暮らす
目標1 南海トラフ地震などの大規模自然災害に備えた住まい・まちづくり
目標2 高齢者などが自立して暮らすことができる居住環境の実現
目標3 住宅の確保に特に配慮を要する者の居住の安定の確保
II 住まいを「未来」へつなぐ
目標4 世代をつないで使える良質な住まいの供給
目標5 リフォームなどの推進による良質な住宅ストックの形成と流通促進
目標6 地域を生かす空き家の利活用の推進
III あいちの「魅力」を高める
目標7 あいちの強みを生かした豊かな住まい・まちづくり
目標8 リニア開業を見据えた人を惹きつける住まい・まちづくり
愛知県住生活基本計画2025の閲覧(ダウンロード)
愛知県住生活基本計画2025(概要版)
愛知県住生活基本計画2025(本文)
参考
見直しに向けた検討の経過については、以下のとおりです。