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「愛知県環境調査センター・愛知県衛生研究所」の建替えを行うPFI事業者と事業契約を締結しました
愛知県では、「愛知県環境調査センター・愛知県衛生研究所」の建替えを行うPFI事業について、本日、平成28年10月14日にあいちZEBサポート株式会社と次のとおり事業契約を締結しました。
1 事業の名称
愛知県環境調査センター・愛知県衛生研究所整備等事業
2 事業実施場所
名古屋市北区辻町地内 (敷地面積 約12,563平方メートル)
3 契約者
名 称 |
あいちZEBサポート株式会社 |
---|---|
住 所 |
名古屋市中村区名駅一丁目1番4号 |
代表取締役 |
野田 和義 |
資 本 金 |
1,000万円 |
株 主 |
大成建設株式会社 大成有楽不動産株式会社 |
この法人は、平成28年7月14日に公表しました本事業の落札者である大成建設グループが、本事業を実施するために、平成28年8月10日に設立した特別目的会社(以下「SPC」という。)です。
4 契約額
金6,706,800,000円
5 契約期間
平成28年10月14日から平成46年3月31日まで
平成28年10月14日から 平成31年3月31日まで |
新施設の実施設計及び建設 (2.5年) |
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平成31年4月1日から 平成46年3月31日まで |
新施設及び既設施設の維持管理 (15年間) ※ 現施設の取壊し及び外構工事は、平成31年12月まで実施 |
6 事業の概要
(1)事業方式
SPCは、建替えを行う新施設の実施設計及び建設を行った後、県に施設の所有権を移転し、維持管理を行うBTO(Build Transfer Operate)方式により事業を実施します。
また、維持管理は、建替えを行わない既設施設についても対象とします。
(2)事業の特色
本事業は、次の基本方針に基づいて実施します。
ア 本県の環境行政・衛生行政における拠点施設としての機能の維持・向上を図る。
イ 「環境首都あいち」にふさわしい全国モデルとなる新エネ・省エネ施設とするため、最新の環境配慮技術を導入し、建物本体の一次エネルギー消費量を約75%削減し、公共施設初となるZEB※の実現を目指す。
ウ 県民に親しみをもってもらえる施設とするため、小中学生の環境学習の場を設けるほか、新エネ・省エネ設備の見学ルートを設定する。
※ ZEB (ゼブ) (ゼロ・エネルギー・ビルディング)
建築物におけるエネルギー使用量を、省エネ性能の向上による削減と、再生可能エネルギーの活用等による創出エネルギーで賄い、一次エネルギー(石油、石炭、天然ガスなどを利用したエネルギー)の使用量をゼロ又は概ねゼロとする建築物。
(3)主な対象施設
施設名称 |
延床面積(平方メートル) |
建設計画の内容 |
---|---|---|
本館・研究棟(地上4階) |
8,152.20 |
現施設の建替え |
排水処理棟 |
48.00 |
|
別棟、騒音振動棟、高分解能質量分析室、 |
1,420.70 |
既設施設としてそのまま活用 |
※上記以外に廃棄物庫、特定屋内貯蔵所、受水槽ポンプ室等を整備します。
7 「事業契約書」の公表
次のWebページで公表します。
問合せ
愛知県 環境局 環境政策部 環境政策課
環境調査センター建設グループ
電話 052-954-6224(ダイヤルイン)
E-mail: kankyo@pref.aichi.lg.jp