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川筋の変遷とその痕跡-愛知県の河川の歴史-

ページID:0215660 掲載日:2018年11月7日更新 印刷ページ表示

川筋の変遷とその痕跡-愛知県の河川の歴史-

概要

 愛知県にはさまざまな河川が流れており、庄内川、矢作川、木曽川などの一級河川や、日光川、境川などの二級河川があります。

 このたび県内の主要な一級河川の支川や二級河川の歴史をとりまとめ、パンフレットを作成しました。是非ご覧ください。

内容の一部紹介

尾張地方を流れる川のルーツ

現在、尾張地方を流れる河川のほとんどは昔は木曽川の派川でした。それが大きな転換を迎えたのが1608年のことです。伊奈備前守忠次によって木曽川左岸に御囲堤という堤防が築かれ、派川はすべて締め切られてしまいました。それに合わせて幕府は水田に水を確保するために、堤防の各地に杁(水をとるための水門)を設置し、用水を整備しました。その時の用水等が今の川のルーツになっているのです。

尾張の河川について

今に残る大いちょうの木、天王川の足跡をたどる

天王川は今の津島市にある天王川公園の丸池のルーツとなっています。河川は時代を経るごとにその姿を変えていきましたが、その昔の姿というものは今に伝わる絵や地形に残されています。天王川に関しては、尾張名所図会というものに津島の図としてその記録が残されています。その絵の中にある大いちょうの木は今も現地に残っており、過去と今が続いていることを感じさせてくれます。

津島の図銀杏の木

 

以上は内容のほんの一部です。さらに詳しいことは本編をご覧ください。

 

パンフレットについて

下記のリンクから画像データとしてパンフレットをダウンロードすることができます。

01-(表紙、裏表紙)県内中小河川改修の本格的な始まり [その他のファイル/4.22MB]

02-(P1、P2)二之枝川の変遷 [その他のファイル/4.28MB]

03-(P3、P4)天王川の川跡と日光川の付替え/福田川・蟹江川の成り立ち [その他のファイル/3.73MB]

04-(P5、P6)日光川・蟹江川合流点付近の地形/筏川の歴史 [その他のファイル/3.21MB]

05-(P7、P8)庄内川沿岸の川筋 [その他のファイル/4.54MB]

06-(P9、P10)郷瀨川・新郷瀬川の開削/境川・逢妻川下流部の河道の整備 [その他のファイル/3.42MB]

07-(P11、P12)矢作川支派川の変遷 [その他のファイル/3.5MB]

08-(P13、P14)油ヶ淵と高浜川/安永川の開削・白川の改修 [その他のファイル/3.09MB]