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平成28年度愛知県生活習慣関連調査の結果について
本県では、県民の皆様方の生活習慣及び健康管理に関する意識及び実態を把握するため、平成28年9月に愛知県生活習慣関連調査を実施しました。調査の概要及び結果は、以下のとおりです。
調査の概要及び結果
1 調査の目的
健康づくり施策の主要な取組を示した「健康日本21あいち新計画」(健康増進計画)で掲げる目標の達成状況を把握する。
2 調査の概要
(1)調査地域 県内全域
(2)調査対象
調査票A (県内在住の満20歳以上の男女)
調査票B (県内在住の満16歳から満19歳までの男女)
(3)標本数 5,000人
(4)抽出方法 住民基本台帳から無作為抽出
(5)調査方法 郵送法
(6)調査時期 平成28年9月14日から同年10月14日まで
(7)有効回収数 2,414人(調査票A:2,167人、調査票B:247人)
3 主な調査結果
【意 識】 健康な生活習慣を送っていると思う者は、全体の約3分の2を占める。
【食生活】 20歳代男性の約4人に1人は朝食をほとんど食べない。
【栄 養】 栄養成分表示を参考にする者の割合は約3分の2を占める。
【運 動】 20・30歳代女性のうち運動習慣者(*1)の割合は1割程度である。
*1 運動習慣者:「1回30分以上、週2日以上の運動を1年以上実施している者」と定義
【こころ】ストレスを「おおいに感じる」者の割合は、約5人に1人。
【喫 煙】 たばこを「吸っている」者の割合は、全体の約6人に1人。男女別には、男性の約4人に1人、女性の16人に1人。
【飲 酒】 「節度ある適度な飲酒量(*2)」の認知度は20歳代で最も低く、多量飲酒者(*3)の割合が40歳代で最も高い。
*2 節度ある適度な飲酒量:1日当たり純アルコール摂取量が20g(清酒1合)程度
*3 多量飲酒者:1日当たり純アルコール摂取量が60g(清酒3合)を超える量の飲酒者
【健 診】 健診の結果、医療機関での治療または保健指導を勧められた者のうち、約1割は、実際には「何もしていない」。
【未成年】 未成年者(*4)の約5人に1人は飲酒経験があり、約31人に1人は喫煙経験がある。
*4 未成年者:この調査での対象者は、満16歳から満19歳である。