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愛知県域の“インフルエンザ警報”を解除しました

ページID:0195278 掲載日:2018年4月5日更新 印刷ページ表示
平成30年4月5日(木曜日)発表

愛知県域の“インフルエンザ警報”を解除しました

1 概要

 本県では、平成29年12月28日(木)に「インフルエンザ警報」を発令しましたが、平成30年第13週(3月26日(月)から4月1日(日)まで)のインフルエンザ患者の定点医療機関当たりの報告数注)が、全ての保健所管内において警報継続基準値である「10」を下回ったことから、インフルエンザ警報を解除しました。

 「インフルエンザ警報」が解除され、患者報告数も減少してきていますが、今後も、手洗い・うがい・マスクの着用・咳エチケットなどの予防対策を実施し、インフルエンザの予防に心がけてください。

 小児や高齢者等で急激な発熱、咳、咽頭痛、関節痛などインフルエンザの症状がみられた場合には、早めに医療機関を受診してください。

(注)定点医療機関当たりの報告数:定点医療機関からの一週間の総報告数÷定点医療機関数(県内195定点)

2 今シーズンのインフルエンザの特徴

(1) 今シーズンは昨シーズンより遅く11月下旬から流行が始まり、注意報の発令に関しても、昨シーズンに比べると1ヶ月程度遅いものでしたが、警報の発令は過去7年の中で2番目に早い時期でした。

 今シーズンの定点医療機関当たりの報告数のピーク(最高値)は、平成30年第5週(1月29日(月)から2月4日(日)まで)の62.60となりました。これは、平成11年の調査開始以降において、平成17年のピーク時の報告数の平均64.07に次ぐ過去2番目の値です。

 また、今シーズンの学校等における集団かぜによる休校や学年・学級閉鎖等の措置施設数の累計は、昨シーズンの同時期を上回っています。

(2) 今シーズンのこれまでのウイルスサーベイランス注)の結果によれば、A型(AH1pdm09、AH3)とB型(ビクトリア系統、山形系統)が確認されています。

(注)流行しているインフルエンザウイルスの型・亜型及びインフルエンザウイルスの抗原性、抗インフルエンザウイルス薬への感受性等を調べ、病原性の変化の把握や診断・治療方針の見直し等に役立てるために実施している発生動向調査。

3 過去の注意報・警報等の発令状況等

過去7年の注意報・警報等の発令状況

シーズン

 流行入り

 注意報発令

 警報発令

 警報解除

一定点医療機関当たり

の患者数累計

(流行入り~警報解除)

 H23/24

 第48週(11月28日~12月4日)

 H23.12.7

 H23.12.21

 H24.4.11

 364

 H24/25

 第51週(12月17日~12月23日)

 H25.1.8

 H25.1.16

 H25.4.17

 362

 H25/26

 第51週(12月16日~12月22日)

 H26.1.9

 H26.1.22

 H26.4.30

 329

 H26/27

 第48週(11月24日~11月30日)

 H26.12.24

 H27.1.6

 H27.3.18

 348

 H27/28

 第1週(1月4日~1月10日)

H28.1.20

H28.2.3

H28.4.27

435

 H28/29

 第46週(11月14日~11月20日)

H28.11.30

H29.1.11

H29.4.5

355

H29/30

 第48週(11月27日~12月3日)

H29.12.21

H29.12.28

H30.4.5

440

4 インフルエンザの発生状況について

 県内におけるインフルエンザ発生状況は、健康対策課のインフルエンザ情報ポータルサイトでご覧いただけます。

 なお、愛知県衛生研究所のウェブサイトにおいて、今シーズンのインフルエンザ発生状況などについて情報提供しています。

 

問合せ

愛知県健康福祉部保健医療局
健康対策課感染症グループ
担当:長尾、久野
電話:052-954-6272(ダイヤルイン)
内線:3160、3161
E-mail: kenkotaisaku@pref.aichi.lg.jp