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豊橋市 景観資源リスト
豊橋市 景観資源リスト
石巻山と清流豊川の緑豊かな河畔林
豊橋市の東部丘陵地にひろがる象徴的な姿の石巻山は標高358m の山ですが、その美しさにより、古くから霊峰として信仰の対象にされてきました。山頂付近は「石巻山石灰岩地植物群落」として国の天然記念物にも指定され、広く市街地からも眺められるため、人々がふるさとを感じる目印になっています。 また、東三河の母なる川「豊川」は豊かな水をたたえて流れ、川沿いには大木の生い茂る河畔林が続き、豊かな自然をまちなかまで引き込む、市民生活にとって大切な存在です。 「伝説の巨人ダイダラボッチが石巻山と本宮山をまたぎおしっこをしたら、豊川ができたそうな。」という民話もこの地に伝え残っています。
豊橋市石巻町、大村町、牛川町他
推薦:豊橋市
豊橋市石巻町、大村町、牛川町他
推薦:豊橋市
ウミガメの訪れる砂浜と海食崖が続く雄大な表浜海岸
太平洋に面する豊橋市の南部には、広大な空の下に、砂浜と海食崖が続く雄大な自然景観が広がっています。海のかなたに目を向ければ水平線がゆったりと弧を描き、地球がまるい星であることを感じさせます。白砂の砂浜では、厳しい環境にもかかわらず海浜植物が花を咲かせ、アカウミガメの産卵と子ガメのふ化が太古から続いています。また、荒波や風化によりつくりあげられた海食崖の上には、照葉樹の海岸林が帯となって続き、潮風や飛砂から内陸部を守っています。 気の遠くなるような歳月をかけ自然が創造したダイナミックな景観は、人々の心に大きな感動を与えます。
豊橋市高塚町他
推薦:豊橋市
豊橋市高塚町他
推薦:豊橋市
貝漁の船と漁を終えて帰る船
子供のころ写真の場所よりもう少し下流で遊んだことがあります。水はとてもきれいで、舟に乗ったり、河で冷やしたスイカを食べたり、水にもぐって両手で川底をすくえばアサリが面白いように取れました。楽しかった思い出として今も脳裏に鮮やかです。豊川がシジミのたくさん取れるところだと知ったのはもう少し大きくなってからです。最近知ったのは六条潟がアサリの宝庫だということです。近くの方が「アサリが湧いて出るところだ」と教えてくれました。豊川の水質がもっときれいになって、昔のように子供たちが楽しく遊べる河になってほしいと切に願います。
貝漁の船と漁を終えて帰る船
豊橋市清須町付近
推薦:豊橋市
貝漁の船と漁を終えて帰る船
豊橋市清須町付近
推薦:豊橋市
旧東海道二川宿の駒屋と東駒屋
江戸末期から明治・大正時代にかけて建造された商家4棟が建ち並んでいます。住居の屋号は、「駒屋」と「東駒屋」で、「東駒屋」では、かつて味噌・醤油を製造、販売していました。また、江戸末期に建造された「駒屋」は、豊橋市の有形文化財に指定され、建屋は切妻平入りで格子戸が風情を感じさせます。また建屋奥には土蔵があり、時代を髣髴させる建造物で、落ち着ける場所です。 現代社会のストレスから一時的に逃れられるタイムスリップの場としては最高の所です。
豊橋市二川町
一般応募
豊橋市二川町
一般応募
実りの時を迎えた美しい田園
「田」は日本人の食糧を守るにとどまらず、自然や生態系をも守っています。また懐かしい心の故郷でもあります。 この美しい田園の風景が子供たち、またその子供たちまで、いつまでも続きますよう祈るような気持ちです。
豊橋市岩崎町
一般応募
豊橋市岩崎町
一般応募
夕焼けを背に石畳をのぼる路面電車
全国的に路面電車が減少する中、豊橋市では愛知県内で唯一その走る姿が見られます。豊橋駅と郊外の住宅地をつなぎ、市民の日常の足として今でも活躍し続け、広く人々に愛されています。特に、夕焼けを背に、石畳の坂道をゴトゴトと揺れながらのぼってくる姿はけなげで、何とも言えない懐かしさを思い起こさせます。 近年では路面電車は環境や人にやさしい公共交通機関として見直されており、豊橋市においても平成20年度に、豊橋鉄道(株)や市民等の力によりLRVが導入され、まちのシンボルとしても益々注目されています。
豊橋市前畑町、東田町
推薦:豊橋市
豊橋市前畑町、東田町
推薦:豊橋市
ゆったりと流れる豊川と緑に覆われた吉田城址
奥三河の山々の清流が豊かな豊川の流れとなり、海に向けて最後の大きなカーブを描くところに、かつて牧野古白が築き池田輝政が拡大した吉田城の城址があります。現在は豊橋公園として整備され、その一角の豊川を見下ろす位置に復興櫓が建っています。対岸にある緑地(通称、金色島)からは、ゆったりとした水の流れを前に、苔むす石垣と深い緑に覆われた城址が眺められ、水辺に親しみながらふるさとの歴史と自然を感じることができ、市民にとって心のよりどころとなる風景になっています。 城下町の中心であった吉田城は豊橋のまちの発展の基礎となりました。
豊橋市今橋町
推薦:豊橋市
豊橋市今橋町
推薦:豊橋市