ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 ホーム > 組織からさがす > 埋蔵文化財調査センター > 愛知県埋蔵文化財調査センター秋の特別公開2025「意外に身近な考古学 中世、ある日の台所」を開催します

本文

愛知県埋蔵文化財調査センター秋の特別公開2025「意外に身近な考古学 中世、ある日の台所」を開催します

ページID:0607940 掲載日:2025年9月29日更新 印刷ページ表示

 愛知県埋蔵文化財調査センターでは毎年、秋の文化財保護強調週間(11月1日から7日)、あいち県民の日(11月27日)に合わせ、収蔵品の中から逸品を選んで特別に公開しています。
 今年度のテーマは「意外に身近な考古学 中世、ある日の台所」です。中世(室町時代から戦国時代)のものを中心に、現代人の身近にもある調理道具を展示します。現代のものを思い出しながら、どこが同じでどこが違うか、考えてみてください。数百年前に生きた人々が身近に感じられるはずです。
 皆様の御来館を心よりお待ちしております。

愛知県埋蔵文化財調査センター秋の特別公開2025「意外に身近な考古学 中世、ある日の台所」のチラシです。

チラシのダウンロードはこちら
愛知県埋蔵文化財調査センター秋の特別公開2025「中世、ある日の台所」チラシ [PDFファイル/688KB]

1 会期

2025年10月27日(月曜日)から11月28日(金曜日)午前9時から午後4時まで
休館日 11月3日(月曜日・文化の日)を除く土日祝日

2 会場

愛知県埋蔵文化財調査センター(愛知県弥富市前ケ須町野方802-24)
アクセスマップはこちら

3 入館料

無料

4 イベント

 あいち県民の日連携事業として、さまざまなイベントを実施します。いずれも事前申込不要、参加費無料です。ぜひお越しください。

特別開館日(11月3日(月曜日・文化の日))

 特別開館日はイベントを行います。

日時

11月3日(月曜日・文化の日)午前9時から午後4時まで

体験イベント

バックヤードツアー

午前10時30分から・午後1時30分からの2回実施

 普段は公開していない収蔵施設など、バックヤードをお見せいたします。

拓本体験

午前9時から午後4時まで

 考古学では、土器などに付けられた模様を記録するために「拓本(たくほん)」という技法を使用します。簡単に言えば、コインや木の葉の上に紙を置き、鉛筆でこすると模様が浮き出てくる遊びと同じような仕組みです。本物の土器で体験してみませんか。完成した拓本はしおりにしてお渡しします。

拓本のイメージです。

展示解説

11月21日(金曜日・県民の日学校ホリデー(弥富市等実施日))・11月27日(木曜日・あいち県民の日)各日午前11時から・午後2時からの計4回

 展示内容について職員が解説します。

5 同時開催

 公益財団法人愛知県教育・スポーツ振興財団 愛知県埋蔵文化財センターによる秋の埋蔵文化財展2025「あいち発掘銘泉展」と新出土品展「やとみ新発見展”2025」も同時開催されます。また、11月3日の特別開館日だけの特設展示として、「身近になった遺跡(IGアリーナ)『名城公園遺跡の土器』」を開催します。今年7月にグランドオープンを迎えた愛知国際アリーナ(IGアリーナ)の下にある遺跡、名城公園遺跡(めいじょうこうえんいせき)から見つかったパレススタイル土器などを公開いたします。
 詳しくは愛知県埋蔵文化財センターのホームページをご覧ください。

6 展示品

意外に身近な考古学 中世、ある日の台所

 中世の調理の様子を「水をくむ」、「下ごしらえをする」、「いいにおいがしてきた」の3段階に分けて紹介します。

主な展示品

錆びて柄もなくなっていますが、一目で包丁とわかる見た目をしています。
包丁
​清須市清洲城下町遺跡(きよすじょうかまちいせき)朝日西地区(あさひにしちく)出土(旧朝日西遺跡)

すり鉢です。現代のものとほとんど同じですが、すり目が異なるようです。詳しくは実際の展示をご覧ください。
すり鉢
​瀬戸市凧山屋敷遺跡(たこやまやしきいせき)出土

7 3Dデータ公開

 前回の展示「収蔵庫に眠る逸品たち5~石と玉の世界~」に続き、今回も展示遺物の3Dデータを3Dデータ共有サイト「Sketchfab」上で公開します。開催初日の10月27日から公開する予定です。お楽しみに!

Adobe Reader
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)