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次世代森林育成事業のご案内 ~お持ちの人工林を花粉の少ない森林に若返らせませんか?~
愛知県では「伐る・使う→植える→育てる」循環型林業を推進しています
○森林の若返りと花粉症対策を推進するため、山林の植え替えや皆伐をしたい方への、人工林の主伐や、主伐後の植栽・獣害対策、その後の保育(下刈り、除伐)に対する補助金です。
○「一度植えたが食害にあって、山に戻らなかった」「天然更新しようとしたが森林にならなかった」等の場合も、ぜひご相談ください。
○森林資源の循環利用のために、また環境を守るために、伐採後は植栽・保育をしていきましょう。
※愛知県が目指す循環型林業についてはコチラ(愛知県庁林務課のページが開きます)
補助対象
○伐採・集材:過密状態または病虫獣害のある高齢化スギ・ヒノキ人工林の主伐(植栽とセットで)
○植栽:スギ・ヒノキ人工林伐採跡地における植栽
○獣害対策:獣害防止柵等の設置
○見回り:植栽年を含む6年間
○下刈り(坪刈り):植栽翌年度から5年目まで年1回
○除伐:6~10年の間に1回
対象となる事業地(1~4をすべて満たす必要があります)
1.保安林や公有林ではないこと
2.森林法第5条に該当する森林であること(見込みも可)
3.伐採時に適法な手続きを行っていること(伐採届など)
4.木を植える面積が0.1ha以上あること
補助の条件(1~5をすべて満たす必要があります)
1.獣害対策の実施(他事業での実施でも可)
高さ1.8mのステンレス入り獣害防止柵で木を植える場所の外周を囲う
または、 植えた木1本ずつの筒状の保護の実施
2.植える木は花粉症対策苗木&原則コンテナ苗
少花粉スギ、少花粉ヒノキ、エリートツリー、有用広葉樹など
3.植える木の密度は原則1,500本/ha
4.森林所有者は20年間事業実施箇所の皆伐や転用を行わない旨等の協定を県と締結する
5.事業を実施する前に申請が必要
現場の写真管理・申請書類の作成等も必要です
補助金の算定基準
○伐採・集材 → 定額×面積(ha)
○植栽 → 定額×面積(ha)
○獣害防止柵 → 定額×延長(m)
○単木保護 → 定額×面積(ha)
○見回り → 定額×箇所数
○下刈り(坪刈り) → 定額×面積(ha)
○除伐 → 定額×面積(ha)
※「定額」は県の定める標準単価100%!
※作業者の社会保険加入状況や監督による加算あり
<参考:造林補助金> 森林経営計画内:標準単価×68% 森林経営計画外:標準単価×36%
このほかにも皆伐再造林に関する補助金があります。興味のある方はお気軽にご相談ください。
問合せ先
愛知県西三河農林水産事務所林務課
林政・普及指導・緑化グループ
電話 0564-27-2731