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現場フィールド活用型イノベーション推進事業(2024年10月3日更新)

ページID:0522808 掲載日:2024年10月3日更新 印刷ページ表示
2 飢餓をゼロに9 産業と技術革新の基盤をつくろう

現場フィールド活用型イノベーション推進事業(2024年10月3日更新)

 愛知県では、2018年に策定した「Aichi-Startup戦略」に基づき、「STATION Aiプロジェクト」を推進しています。この「STATION Aiプロジェクト」の一環として、2021年度から、愛知県農業総合試験場(長久手市)や大学が有する技術、フィールド、ノウハウとスタートアップ等のアイデアや技術を活用した共同研究体制の強化を図り、農業分野におけるイノベーション創出を目指す「あいち農業イノベーションプロジェクト」を進めており、現在、「研究開発型」として共同研究開発に取組んでいます。
 2024年度からは新たな取組として、地域の実情に精通した県の普及指導員が、スタートアップ等と産地を結び、現場の「ほ場」で既存技術の応用や機器の改良、アプリの開発などにより、課題解決のために必要な新技術の迅速な導入を目指す「現場フィールド活用型」のイノベーション創出に向けて本事業に取り組んでいます。

新着情報

2024年9月25日 募集要項を一部修正しました。
2024年9月26日 現場フィールド活用型イノベーション推進事業における導入・改良業務 実施要領を掲載しました。
2024年10月3日 質問及び回答を掲載しました。

事業の概要

 1 普及指導員が農業者から生産現場の課題を収集
 2 生産現場の課題を絞り込み、テーマを策定
 3 テーマに関して、課題を解決する技術をスタートアップ等から募集
 4 選定されたスタートアップ等と普及指導員が生産者とともに事業プランを策定
 5 事業プランに基づく、生産現場における機器・アプリ等の導入・改良による迅速な社会実装

テーマ

 以下の5つのテーマが策定されました。
5つのテーマ

【テーマ1】ハウス内環境と植物生長の見える化

作目

施設園芸

現場の声

あぐりログのデータの見方がわからない。収量品質にどうつながるのか。

想定される取組

取得した環境データと生育データをリアルタイムで解析し、最適な栽培管理を促すアプリ

【テーマ2】IoTを活用したノンストレス樹体管理

作目

果樹(ハウスミカン・イチジク)

現場の声

果樹は水のやりすぎもよくないが、しおれてもよくない。加減がわからない。

想定される取組

安価なIoT端末による環境モニタリングと画像データに基づくかん水制御ツール

【テーマ3】イネカメムシを制するアラートシステム

作目

水稲

現場の声

イネカメムシが大発生しているらしい。こっちに来るのか、いつ防除したらいいのか

想定される取組

県内各地の発生状況をリアルタイムに可視化し対策につなげるアプリ

【テーマ4】IPM(農薬に頼らない防除)技術を推進するアタッチメント

作目

施設花き(バラ)

現場の声

UV-Bランプは病害対策に効果があったが、葉が縮れたのが気になって使いにくい。

想定される取組

UV-Bランプに取り付け易く安価な減光カバーの開発・改良

【テーマ5】作業負荷を軽減するアタッチメント

作目

施設野菜(キュウリ)

現場の声

キュウリのつるの誘引作業で両腕を上げるのが辛い。時間も人手もかかる。

想定される取組

安価で使い勝手のよい誘引器具(つる下げ器具)の開発・改良

技術提案の公募について(2024年9月25日一部修正)

 生産現場で課題解決を目指す5つのテーマについて、スタートアップ等から技術提案を募集を開始しました。
 詳細については、以下のURLをご参照ください。
〇関係書類

 ※募集要項の内容を一部修正しました。修正箇所については、以下をご確認ください。

  修正箇所について [PDFファイル/296KB]

現場フィールド活用型イノベーション推進事業における導入・改良業務 実施要領(2024年9月26日掲載)

 現場フィールド活用型イノベーション推進事業における導入・改良業務の実施要領を策定しました。
 

今後の事業スケジュール

2024年10月10日   提案募集の締切
2024年10月下旬   候補者の選定
2024年10月下旬以降 事業プランの作成及び事業プランに基づく機器・アプリ等の導入・改良に向けた「予備試験・試作等」の実施
2025年3月    実績報告書の提出
2025年4月以降    事業プランに基づく機器・アプリ等の導入・改良の継続

質問及び回答

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