本文
愛知県農業総合試験場山間農業研究所からの油流出事故について
2022年1月3日月曜日、愛知県農業総合試験場山間農業研究所(豊田市)において、ボイラー用の重油タンクのバルブ破損によるA重油の流出事故が発生しました。
1 経緯
1月3日月曜日 午後4時頃
山間農業研究所職員がボイラー用重油タンクのバルブ付近からA重油が漏れているのを発見。
1月3日月曜日 午後5時30分頃
付近の住民から愛知県豊田加茂建設事務所足助支所及び豊田市役所に矢作川(矢作ダム上流)に油膜があるとの通報がありました。
1月4日火曜日 午前9時頃
A重油が排水管を通じて名倉(なぐら)川(矢作川の支流)に流出していることを山間農業研究所職員が確認しました。
山間農業研究所職員がボイラー用重油タンクのバルブ付近からA重油が漏れているのを発見。
1月3日月曜日 午後5時30分頃
付近の住民から愛知県豊田加茂建設事務所足助支所及び豊田市役所に矢作川(矢作ダム上流)に油膜があるとの通報がありました。
1月4日火曜日 午前9時頃
A重油が排水管を通じて名倉(なぐら)川(矢作川の支流)に流出していることを山間農業研究所職員が確認しました。
2 原因施設
愛知県農業総合試験場山間農業研究所
住所:豊田市稲武町スソガエト11
住所:豊田市稲武町スソガエト11
3 流出した油の種類及び量
種類 A重油
※JIS規格による重油の分類で、動粘度が最も小さいもの。
組成は軽油とほぼ同じで、ディーゼルエンジンや小型バーナーなどの燃料として農業・漁業に用いられる。
流出量 最大3,500リットル程度と推定
※JIS規格による重油の分類で、動粘度が最も小さいもの。
組成は軽油とほぼ同じで、ディーゼルエンジンや小型バーナーなどの燃料として農業・漁業に用いられる。
流出量 最大3,500リットル程度と推定
4 発生原因
温室のボイラー用重油タンクのバルブが破損し、破損箇所からA重油が漏れ出しました。
5 対応
農業総合試験場において、山間農業研究所の排水口付近にオイルマットを設置しました。
大半のA重油は、名倉川の真弓(まゆみ)ダム(中部電力株式会社所有)に貯まった状態であったため、中部電力株式会社と山間農業研究所でオイルフェンスを設置しました。
また、豊田加茂建設事務所足助支所が真弓ダム下流側へオイルマットを設置し、下流への拡散防止を図っています。
矢作ダム湖に油が流入しており、国土交通省中部地方整備局矢作タム管理所がオイルフェンスを設置するとともに、オイルマットによる回収作業を実施し、下流への拡散防止を図っています。
矢作ダム下流側への流出は確認されていません。
大半のA重油は、名倉川の真弓(まゆみ)ダム(中部電力株式会社所有)に貯まった状態であったため、中部電力株式会社と山間農業研究所でオイルフェンスを設置しました。
また、豊田加茂建設事務所足助支所が真弓ダム下流側へオイルマットを設置し、下流への拡散防止を図っています。
矢作ダム湖に油が流入しており、国土交通省中部地方整備局矢作タム管理所がオイルフェンスを設置するとともに、オイルマットによる回収作業を実施し、下流への拡散防止を図っています。
矢作ダム下流側への流出は確認されていません。
6 今後の対策
引き続き、関係各所の指導を仰ぎながら、速やかに流出した重油の回収に努めます。
7 再発防止対策
重油タンクの破損箇所の修繕を行います。
農業総合試験場全施設について、重油タンクの緊急点検を実施し異常がないことを確認しました。
農業総合試験場全施設について、重油タンクの緊急点検を実施し異常がないことを確認しました。
8 国の窓口
矢作川水系水質汚濁対策連絡協議会
担当 国土交通省中部地方整備局豊橋河川事務所 田中、平井
電話 0532-48-8105
担当 国土交通省中部地方整備局豊橋河川事務所 田中、平井
電話 0532-48-8105
9 問合せ先
愛知県農業水産局農政部
農業経営課技術調整グループ
担当 鬼頭、福田
内線 3666、3663
ダイヤルイン 052-954-6410
農業経営課技術調整グループ
担当 鬼頭、福田
内線 3666、3663
ダイヤルイン 052-954-6410
愛知県農業総合試験場山間農業研究所
担当 柴田、田中
電話 0565-82-2029(代表)
担当 柴田、田中
電話 0565-82-2029(代表)