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研究報告第43号-006
夜間の各種単波長のLED照明が数種の鉢物の生育に及ぼす影響
キーワード
摘要
短日植物のヒマワリ、コスモス、キバナコスモス、ケイトウ、サルビア、ガーベラ、長日植物のルドベキア、キンセンカ、ペチュニア、中性植物のゼラニウム、インパチェンス、ナスターチューム、観葉植物(スパティフィラム、ディフェンバキア、アフェランドラ、アンスリウム、ドラセナおよびポトス)について、404nm、453nm、462nm、521nm、596nm、634nm、642nm、659nm、745nmのLED(いずれもピーク波長)を用いて夜間のLED照明が生育に及ぼす影響について検討した。
521nmから659nmまでの照明が短日植物の開花を抑制し、長日植物の開花を促進した。有効な波長域は植物種によって異なっており、ヒマワリでは521nm~659nm、ルドベキアでは521nm~642nm、ペチュニアでは521nmと596nmであった。
521nmから659nmまでの照明により中性植物の株高が低くなった。有効な波長域は植物種によって異なっており、インパチェンスでは521nm~659nm、ゼラニウムでは634nmと642nm、ナスターチュームでは596nmであった。
観葉植物については、スパティフィラムが745nmの照明により株高が高くなり、花茎が30%以上長くなった。アフェランドラでは453nmと634nmの照明により、30%以上株高が低くなり、745nmの照明により、株高が高くなった。
著者
新井聡:園芸研究部
大石一史:園芸研究部(現企画普及部)
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夜間の各種単波長のLED照明が数種の鉢物の生育に及ぼす影響
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