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愛知県公館のエントランスに、木材のモニュメントを設置して県産木材をPRします。
愛知県公館は、1969年12月の開館以来50年以上が経過して老朽化が進んでいたため、本年4月から長寿命化改修工事を行いました。それにあわせて、県産木材のPRや利用促進を目的に、エントランス内部の天井や飾棚の木質化を行い、本年10月に完成しました。
木質化の概要
県は、「愛知県木材利用促進条例」(2022年4月施行)に基づき、率先して県産木材の利用に努めています。その取組の一つとして、多くの方が訪れ、PR効果の高い愛知県公館のエントランス部分に愛知県産木材を用いたモニュメントを設置しました。
天井網部 | 天井球体 | 飾棚 |
花台(木部) |
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使用木材 | 愛知県産スギ | 愛知県産ヒノキ | 愛知県産スギ | 愛知県産スギ |
施工規模 | 25.7平方メートル | 直径60センチメートル | 9.2平方メートル | 幅73 奥行53 高さ99センチメートル |
特徴及びコンセプト
モノづくりが盛んな愛知県の象徴として、最新の工作機械による加工技術を駆使して木材を有機的な曲線に削り上げ、家具職人の匠の技で組立てました。
伝統的な組み細工や格子を連想する網目状のデザインの中に、日々生み出される新たなイノベーションを天井の球体「傑作の源」として表現し、直線と曲線による柔らかなデザインに仕上げました。
伝統的な組み細工や格子を連想する網目状のデザインの中に、日々生み出される新たなイノベーションを天井の球体「傑作の源」として表現し、直線と曲線による柔らかなデザインに仕上げました。
デザイン、施工
株式会社アーティストリー(春日井市)