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時局匡救事業
時局匡救事業
昭和7年度施工 豊田市篠原町地内 大沢川の工事
時局匡救事業(砂防施設)とは?
昭和4年(1929年)世界大恐慌が勃発し、日本では相次ぐ不況のために疲弊していた農山村を救済する目的で、昭和7年から9年までの3ヶ年、農業土木事業を主とする「時局匡救事業」が第63臨時帝国議会で打ち出されました。砂防工事は最も窮迫している農山村地域に散在する工事であり、土地代を必要とせず、しかも労務費の割合が大きいところから最適事業の一つとして急激な予算の拡大がおこなわれました。
昭和7年施工 春日井市明智町地内 西ヶ洞川
昭和7年施工 瀬戸市海上町地内 山口川
昭和8年施工 春日井市廻間町地内 大谷川
昭和8年施工 名古屋市守山区志段味地内 野添川