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自動車安全技術プロジェクトチーム
自動車安全技術プロジェクトチーム
県では、交通事故の抑止及び交通事故死者数全国ワースト1位の返上を目指し、交通安全対策の取組の一つとして、産学行政の連携の下、「自動車安全技術プロジェクトチーム」を設置(平成25年6月)し、自動車安全技術に係る調査、研究開発・実証実験及びその支援に取り組んでいます。
なお、本県は、令和元年から交通事故死者数全国ワースト1を返上しておりますが、引き続き、交通死亡事故の抑止及び交通事故死者数の減少を目指して活動を続けています。
1 活動内容
- 自動車安全に係る研究開発等の現状と課題に関する調査
- 自動車安全に係る研究開発・実証実験の実施
- 自動車安全に係る技術開発等に資する研究開発・実証実験への支援の検討及び実施
2 構成メンバー
民間企業 |
株式会社アイシン、株式会社アドヴィックス、 株式会社デンソー、トヨタ自動車株式会社、 株式会社トヨタ名古屋教育センター(中部日本自動車学校)、 ニデックモビリティ株式会社、 三菱自動車工業株式会社 |
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大学 |
愛知県立大学、豊橋技術科学大学、名古屋大学 |
行政 (愛知県以外) |
国土交通省中部運輸局自動車技術安全部技術課課長、 豊田市企画政策部未来都市推進課長 |
行政 (愛知県) |
【リーダー】経済産業局長 【副リーダー】都市・交通局 リニア・交通対策監、防災安全局 県民安全監 |
経済産業局産業部産業振興課長 経済産業局産業部産業科学技術課長 建設局道路維持課長 都市・交通局交通対策課長 防災安全局県民安全課長 愛知県警察本部交通部交通事故対策官兼交通総務課交通事故対策室長 |
3 会議開催状況
(1) プロジェクトチーム会議
(2) ワーキンググループ
ア.プローブ情報活用ワーキンググループ(平成25年6月設置)
- 目的:プローブ情報の交通安全対策への活用の検討
- 構成員:トヨタ自動車(株)、中部地方整備局、県建設局・経済産業局、県警本部交通部
- アドバイザー:豊橋技術科学大学 松尾研究室
年度 | テーマ | 取組まとめ |
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平成25年度 |
・交通安全対策に活用可能なプローブデータの検討 ・ABS(アンチロックブレーキシステム)作動多発箇所の現地調査、交通安全対策の検討 |
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平成26年度 |
・ABS(アンチロックブレーキシステム)作動多発箇所の現地調査、交通安全対策の検討、効果検証 |
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平成27年度 |
・有効な新データ可能性検討 ・ABS(アンチロックブレーキシステム)と事故との相関の検証 ・効果検証 |
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平成28年度 |
・平成27年度対策実施箇所の効果検証 ・ABS(アンチロックブレーキシステム)と高車速での停止エリア進入情報の分析、対策立案 |
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平成29年度 |
・天候情報とABS情報による事故危険箇所の抽出、現地調査及び対策立案 ・高車速での停止エリア進入情報とABS情報による道路対策の実施 ・リンク平均速度情報とABS情報による対策実施後の効果検証の実施 |
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平成30年度 |
・ゾーン30内等の高車速情報とABS情報による事故危険箇所の抽出、現地調査及び対策立案 ・天候情報とABS情報による道路対策の実施 ・高車速での停止エリア進入情報とABS情報による対策実施後の効果検証の実施 |
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平成31年度 |
・ゾーン30内等の高車速情報とABS情報による事故危険箇所の抽出、現地調査及び対策立案、道路対策の実施 ・天候情報とABS情報による対策実施後の効果検証の実施 |
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令和2年度 |
・ゾーン30内等の高車速情報とABS情報による道路対策、効果検証の実施 | 参考資料(1.46MB) |
令和3年度 | ・ゾーン30内等の高車速情報とABS情報による事故危険箇所の抽出、現地調査及び対策立案、道路対策、効果検証の実施 | |
令和4年度 |
・ゾーン30内等の高車速情報とABS情報による事故危険個所の抽出、現地調査及び対策立案、道路対策の実施 |
参考資料(1.32MB) |
イ.事故分析ワーキンググループ(平成26年5月設置)
- 目的:本県の事故分析に基づき、事故数減少に資する自動車安全技術の開発支援、普及活動を検討
- 構成員:(株)アイシン、(株)アドヴィックス、(株)デンソー、トヨタ自動車(株)、三菱自動車工業(株)、県経済産業局、県警本部交通部
- 協力:名古屋大学
年度 | テーマ | 取組まとめ |
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平成26年度 | ・歩行者事故の分析 | |
平成27年度 | ・出合頭・自転車事故の分析 | |
平成28年度 | ・ドライブレコーダー映像を使用した歩行者・自転車事故の分析 | |
平成29年度 | ・ドライブレコーダー映像を使用した出合頭の自転車事故の分析 | |
平成30年度 | ・ドライブレコーダー映像を使用した出合頭の自転車事故の分析 | |
平成31年度 | ・ドライブレコーダー映像を使用した出合頭の自転車事故の分析 | 参考資料 (909KB) |
令和2年度・令和3年度 | ・ドライブレコーダー映像を使用した出合頭の自転車事故の分析 | 参考資料 (1.2MB) |
令和4年度 | ・ドライブレコーダー映像を使用した出合頭の自転車事故の分析 | 参考資料 (1.25MB) |
4 取組状況
(1)普及啓発
自動車安全技術パンフレット
ア 体験試乗会・VR体験会
イベント会場等にて、自動車安全技術を搭載した自動車の体験試乗会・VR体験会を開催しています。
愛知県庁本庁舎公開イベント | 第14回やごと感車祭 | 第14回やごと感車祭 |
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協調型安全運転支援システム「ITS Connect」のVR体験 (協力:トヨタ自動車株式会社) |
アドバンストパーク(高度駐車支援システム)の体験試乗 (協力:株式会社アイシン) |
ダイハツ予防安全機能「スマートアシスト」の体験試乗 (協力:愛知ダイハツ株式会社) |
イ 高齢者講習
各警察署が行う「交通安全教室」において、自動車安全技術の説明を行っています。
田原文化会館(田原市)での高齢者講習会の様子(令和4年9月)
県民生活部が行う交通安全啓発キャンペーンと連携して、自動車安全技術の説明を行っています。
イオンモール名古屋茶屋にて(平成30年6月)
エ プロジェクトチームメンバーによる普及啓発活動の様子
株式会社デンソー | 三菱自動車工業株式会社 |
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高度運転支援技術の公道走行実験の映像紹介と自動車安全技術のパンフレット提供 「CEATEC JAPAN 2015」にて (平成27年10月・幕張メッセ) |
自動車安全技術のパンフレット提供 「人とくるまのテクノロジー展 2014 名古屋」にて (平成26年12月・ポートメッセなごや) |
(2) 中小企業への支援(マッチング機会の提供)
「AUTOMOTIVE WORLD 2019」に県内企業等と合同で愛知県ブースとして出展しました。
ア 「AUTOMOTIVE WORLD 2019」の概要
・会期 平成31年1月16日(水曜日)~18日(金曜日)
・場所 東京ビッグサイト(東京都江東区)
・実績 出展者数 1,120社・団体、来場者数 37,657人
イ 愛知県ブースの概要
・展示面積 40.5平米 2.5小間相当
・出展者 7者+愛知県
・出展内容詳細はこちら
ウ ブース展示の様子
A | B |
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エ 過去の出展支援
年度 | 展示会・出展内容 | 期日 | 参加数 |
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平成29年度 | AUTOMOTIVE WORLD 2018 | 平成30年1月17日~19日 | 8者+愛知県 |
平成28年度 | AUTOMOTIVE WORLD 2017 | 平成29年1月18日~20日 | 11者+愛知県 |
平成27年度 | CEATEC JAPAN 2015 | 平成27年10月7日~10日 | 7者+愛知県 |
平成26年度 | CEATEC JAPAN 2014 | 平成26年10月7日~11日 | 6者+愛知県 |
問合せ
愛知県経済産業局産業部産業振興課 自動車グループ
電話 052-954-6376(ダイヤルイン)
E-mail:sangyoshinko@pref.aichi.lg.jp