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もっと政治に関心を
選挙とは
「人民の、人民による、人民のための政治」という言葉があります。政治は誰のものでもない私たち国民自身のもの、ということです。そして政治を私たち自身のものとするための方法として選挙という方法がとられています。ですから『選挙』とは、私たちが政治に参加する大切な場なのです。
政治に主権者である国民の意思が正しく反映されるかどうかは、私たち一人ひとりが選挙の役割としくみをよく知り、選挙でいかに正しく行動するかにかかっています。
現在の選挙制度は、次の3つの原則から成り立っています。
- 選挙平等の原則…男女の別なく一定の年齢に達している者に、選挙権、被選挙権を認める。
- 投票自由の原則…選挙人は自由な判断で投票し、その秘密は守られる。
- 選挙公正の原則…選挙の執行は公正平等に行われる。
近年、選挙の投票率は低下傾向にあり、特に20歳代の若者の選挙離れや政治に対する無関心が問題になっています。選挙や政治は自分の生活に直接の関係がないとの認識を持っている方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、私たちの日常生活には、環境、交通、住宅、教育、物価 その他さまざまな問題が密接に関連していて、これらの問題の解決に政治が直結していることは厳然たる事実です。国や地方の政治の担当者を選出するのが選挙ですから、その結果が私たちの生活に反映する極めて重要な意味を持っています。
私たちの生活をより向上させるためには、私たち自身が努力することはもちろんのこと、政治に関心を持ち、政治に対して意思表示をすることが重要なことではないでしょうか。