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たばこ対策のページ
このページでは、たばこ対策情報を掲載しています。
受動喫煙防止対策に関する情報
受動喫煙の害
たばこを吸わない人が知らず知らずのうちにたばこの煙を吸っていることを受動喫煙と言います。喫煙している人のそばにいると、たばこを吸わない人までたばこの害を受けるからです。
受動喫煙でなぜたばこの害を受けるのか
たばこに火をつけたとき、喫煙者が吸い込む煙を「主流煙」、その後、口・鼻から出てくる煙を「呼出煙」、たばこの先から立ちこめる煙を「副流煙」と呼びます。副流煙はアンモニアなどの刺激性ガスを多く含み、目や咽頭の粘膜に刺激を与えます。また、副流煙はタール、ニコチン、一酸化炭素などの有害物質が主流煙に比べて、数倍も濃度が高いのです。換気の悪い部屋で喫煙すると、室内の空気がたばこの煙で汚染され、周囲の人のがん、心臓病等のリスクが増大するなど受動喫煙によってたばこを吸わない人の健康まで脅かされます。特に、健康影響が大きい妊婦、子どもなど20歳以下の人、基礎疾患を持つ人に配慮する必要があります。
また、たばこを消した後に残留する化学物質を吸入することを三次喫煙(サードハンド・スモーク)と言います。たばこ由来のニコチンや化学物質は、喫煙者の毛髪や衣類、部屋や自動車のソファやカーペット、カーテンなどの表面に付着して残留したものするため、それが反応、再放散したものが汚染源になり、三次喫煙が発生すると考えられています。三次喫煙を防ぐためには、屋内を完全禁煙することと言われています。