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【奥三河探訪】作手の湿原とサギソウを紹介します
新城設楽振興事務所では、「奥三河探訪」と題して、愛知県奥三河地域の伝統行事やイベント、四季の移ろいなどを紹介しています。
今回は、新城市作手地区の2つの湿地とそこに咲くサギソウの様子をご紹介します。
一つ目の湿地は黒瀬庄ノ沢緑地です。
黒瀬庄ノ沢緑地は、標高520mの場所にあり、長期間耕作されなかった水田が元の湿原状態になったもので、面積は0.8ha、ため池ゾーンと湿地ゾーンの2つに分かれています。
緑地内は歩道が整備がされており、散策しやすくなっています。
取材した日は、咲き始めたサギソウの花を見ることが出来ました。
続いて清岳向山(きよおかむかいやま)湿原です。
清岳向山湿原は水田化により消滅した大野原湿原(約50ha)の一部が残ったもので、1~2mの泥炭が堆積したものです。
こちらも木道が整備されており、歩きやすくなっています。
黒瀬庄ノ沢緑地と同じ日に取材しましたが、こちらのほうがすでに多くのサギソウが咲いていました。
サギソウは新城市作手地区の長ノ山湿原でも見ることが出来ます(参考:奥三河探訪「長ノ山湿原のサギソウをお届けします」)。
【取材日:平成29年8月4日】
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