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名古屋港におけるヒアリの確認について
環境省中部地方環境事務所から、2021年9月28日(火曜日)に名古屋港鍋田ふ頭(弥富市)において発見された約45個体のアリについて、10月4日(月曜日)に専門家による同定の結果、特定外来生物であるヒアリ(Solenopsis invicta)と確認されたとの連絡がありましたので、お知らせします。
当該ヒアリは、環境省が実施した全国港湾調査において、調査事業者が名古屋港鍋田ふ頭内のコンテナヤードで発見したものです。
確認箇所周辺には、環境省及び調査事業者が殺虫餌(ベイト剤)等を設置済みです。
なお、本県でのヒアリの確認は、2017年6月30日の初確認以降、14事例目となります。
当該ヒアリは、環境省が実施した全国港湾調査において、調査事業者が名古屋港鍋田ふ頭内のコンテナヤードで発見したものです。
確認箇所周辺には、環境省及び調査事業者が殺虫餌(ベイト剤)等を設置済みです。
なお、本県でのヒアリの確認は、2017年6月30日の初確認以降、14事例目となります。
1 経緯
9月28日(火曜日)
環境省が実施する全国港湾調査の名古屋港鍋田ふ頭での調査において、中部地方環境事務所、愛知県、名古屋港管理組合及び調査事業者が、コンテナヤードに設置した粘着トラップにヒアリと疑わしいアリ25個体が捕捉されていることを確認。直ちに確認箇所周辺を調査し、約20個体がコンクリート路盤の舗装継ぎ目から出入りしている状況を確認。
調査事業者が確認箇所周辺に殺虫餌(ベイト剤)を設置。
10月1日(金曜日)
環境省が専門家に同定を依頼。
10月4日(月曜日)
専門家が当該アリについて、ヒアリであることを確認。
環境省が実施する全国港湾調査の名古屋港鍋田ふ頭での調査において、中部地方環境事務所、愛知県、名古屋港管理組合及び調査事業者が、コンテナヤードに設置した粘着トラップにヒアリと疑わしいアリ25個体が捕捉されていることを確認。直ちに確認箇所周辺を調査し、約20個体がコンクリート路盤の舗装継ぎ目から出入りしている状況を確認。
調査事業者が確認箇所周辺に殺虫餌(ベイト剤)を設置。
10月1日(金曜日)
環境省が専門家に同定を依頼。
10月4日(月曜日)
専門家が当該アリについて、ヒアリであることを確認。
2 今回確認されたヒアリについて
コンテナヤードで確認されたヒアリは、合計で働きアリ約45個体です。
3 今後の対応
環境省中部地方環境事務所は、ヒアリ確認地点及びその周辺において、殺虫餌(ベイト剤)による防除及びトラップによる調査を引き続き実施することとしており、県と名古屋港管理組合はこれに協力していきます。
また、以下の対応を行っていきます。
・愛知県と名古屋港管理組合は、環境省中部地方環境事務所及び弥富市と連携を図り、ヒアリの侵入の水際での防除に万全を期していきます。
・愛知県ではWebページによりヒアリに係る注意喚起を行うとともに、県民の皆様からの問合せ窓口を設け、情報収集を行います。
・名古屋港管理組合は、名古屋港のコンテナターミナル等の調査を行うとともに、港湾関係者への注意喚起等を行います。
また、以下の対応を行っていきます。
・愛知県と名古屋港管理組合は、環境省中部地方環境事務所及び弥富市と連携を図り、ヒアリの侵入の水際での防除に万全を期していきます。
・愛知県ではWebページによりヒアリに係る注意喚起を行うとともに、県民の皆様からの問合せ窓口を設け、情報収集を行います。
・名古屋港管理組合は、名古屋港のコンテナターミナル等の調査を行うとともに、港湾関係者への注意喚起等を行います。
4 県民の皆様へ
今回の事例は、名古屋港鍋田ふ頭でヒアリが確認されたのみで、県内広域にヒアリが拡散しているものではありません。また、コンテナターミナル内は一般の方は立ち入ることができません。侵入リスクの高い港湾区域等を除いては、アリを必要以上に恐れることはありません。
(1) ヒアリ発見時の注意点について
・ヒアリと疑われるような個体や巣を見つけた際は、刺激(アリを踏もうとしたり、巣を壊したり等)しないでください。ヒアリを刺激すると刺される場合があります。
・ヒアリは強い毒を持つため、生きた個体を素手で触らないようにしてください。
(2) 刺されたときの対応について
・まずは安静(20~30分程度)にし、容体が急激に変化することがあれば、最寄りの病院を受診してください。
・受診の際は、「アリに刺されたこと」「アナフィラキシー(重度のアレルギー反応であること)の可能性があること」を伝えてください。
(3) ヒアリに関する相談について
・環境省ヒアリ相談ダイヤル又は県問合せ窓口に連絡してください。
(1) ヒアリ発見時の注意点について
・ヒアリと疑われるような個体や巣を見つけた際は、刺激(アリを踏もうとしたり、巣を壊したり等)しないでください。ヒアリを刺激すると刺される場合があります。
・ヒアリは強い毒を持つため、生きた個体を素手で触らないようにしてください。
(2) 刺されたときの対応について
・まずは安静(20~30分程度)にし、容体が急激に変化することがあれば、最寄りの病院を受診してください。
・受診の際は、「アリに刺されたこと」「アナフィラキシー(重度のアレルギー反応であること)の可能性があること」を伝えてください。
(3) ヒアリに関する相談について
・環境省ヒアリ相談ダイヤル又は県問合せ窓口に連絡してください。
<環境省ヒアリ相談ダイヤル>
ヒアリやアカカミアリと疑わしいアリを発見した場合や、ヒアリの特徴等一般的な問合せ、健康被害の問合せ等については、「ヒアリ相談ダイヤル」を御利用ください。
・受付曜日:土日祝を含む毎日(12/29~1/3は除く)
・受付日時:午前9時から午後5時
・ヒアリ相談ダイヤル 0570-046-110(IP電話の場合 06-7634-7300)
また、チャットボット(自動会話プログラム)による情報提供や相談受付等も行っています。以下のURLから、24時間、365日御利用いただけます。
「アリーのヒアリ相談チャットボット」
・受付曜日:土日祝を含む毎日(12/29~1/3は除く)
・受付日時:午前9時から午後5時
・ヒアリ相談ダイヤル 0570-046-110(IP電話の場合 06-7634-7300)
また、チャットボット(自動会話プログラム)による情報提供や相談受付等も行っています。以下のURLから、24時間、365日御利用いただけます。
「アリーのヒアリ相談チャットボット」
<愛知県問合せ窓口>
愛知県環境局環境政策部自然環境課野生生物・鳥獣グループ
電話番号 052-954-6230(ダイヤルイン) 平日:午前8時45分から午後5時30分まで
052-961-2111(代表) 土曜日・日曜日及び祝日
FAX 052-963-3526
E-mail shizen@pref.aichi.lg.jp
電話番号 052-954-6230(ダイヤルイン) 平日:午前8時45分から午後5時30分まで
052-961-2111(代表) 土曜日・日曜日及び祝日
FAX 052-963-3526
E-mail shizen@pref.aichi.lg.jp
【写真】今回発見されたヒアリ
提供 環境省