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条例に基づく移入種の公表について

ページID:0502196 掲載日:2024年5月21日更新 印刷ページ表示
 本県では、「自然環境の保全及び緑化の推進に関する条例」(以下「条例」という。)に基づき、人為的に移入された動植物の種(以下「移入種」という。)のうち、県内における地域の在来種を圧迫し、その生態系に著しく悪影響を及ぼすおそれのあるものを公表しています。
 公表された移入種については、生きている個体を放つ、植栽する、種子をまくことが禁止されます。

公表している種の一覧

 県では、2010年6月に淡水域の11種、2011年3月に陸域などの11種、2012年3月に沿岸域の7種を公表しました。その後、外来生物法に基づく特定外来生物に指定されたことなどを理由に除外された種もあり、現在は25種を公表しています。
条例に基づき公表されている移入種の一覧
  動物 植物
淡水域

コブハクチョウ(Cygnus olor

ワニガメ(Macrochelys temminckii

オヤニラミ(Coreoperca kawamebari

カラドジョウ(Misgurnus dabryanus

ナイルティラピア(Oreochromis niloticus

スクミリンゴガイ(Pomacea canaliculata

スイレン属(Nymphaea spp.)(ヒツジグサ(Nymphaea tetragona)を除く。)※1

ハゴロモモ(Cabomba caroliniana

ハビコリハコベ(Glossostigma elatinoides)(園芸名:グロッソスティグマ)※2

ナガバオモダカ(Sagittaria graminea

キショウブ(Iris pseudacorus

陸域

ハクビシン(Paguma larvata

クワガタムシ科 ※3

タイワンタケクマバチ(Xylocopa tranquebarorum

ホソオチョウ(Sericinus montela

トウネズミモチ(Ligustrum lucidum

ポンポンアザミ(Campuloclinium macrocephalum

ノハカタカラクサ(Tradescantia fluminensis

モウソウチク(Phyllostachys heterocycla

沿岸域

チチュウカイミドリガニ(Carcinus aestuari

タテジマフジツボ種群 ※4

サキグロタマツメタ(Laguncula pulchella

ホンビノスガイ(Mercenaria mercenaria

ウチワサボテン属(Opuntia spp.)

アツバキミガヨラン(Yucca gloriosa

※1 スイレン属のうち、ヒツジグサは県内在来種であり、移入種ではない。

※2 ハビコリハコベは、公表以前に和名がつけられていなかったため、園芸名についても併記した。

※3 以下の種を除く。

 (1) 県内在来の以下の種または亜種
   ミヤマツヤハダクワガタ、マダラクワガタ、チビクワガタ、ルリクワガタ、トウカイコルリクワガタ、

   ミヤマクワガタ、オニクワガタ、ノコギリクワガタ、ヒメオオクワガタ、アカアシクワガタ、コクワガタ、

   スジクワガタ、ヒラタクワガタ、オオクワガタ、ネブトクワガタ

 (2) 特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律に基づく特定外来生物

   (2018年1月15日より)

   アングラートゥスマルバネクワガタ、バラデバマルバネクワガタ、ギガンテウスマルバネクワガタ、

   カツラマルバネクワガタ、マエダマルバネクワガタ、マキシムスマルバネクワガタ、

   ペラルマトゥスマルバネクワガタ、サンダースマルバネクワガタ、タナカマルバネクワガタ、

   ウォーターハウスマルバネクワガタ

※4 分類上近縁で形態的にもよく似ているタテジマフジツボ(Amphibalanus amphitrite)、

   アメリカフジツボ(A. eburneus)、ヨーロッパフジツボ(A. improvisus)の3種を

   「タテジマフジツボ種群」としてまとめて扱う。

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