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条例に基づく希少野生動植物の保護
指定希少野生動植物種について
愛知県に生息生育する野生動植物のうち、特に保護する必要がある種について、「自然環境の保全及び緑化の推進に関する条例」に基づき「指定希少野生動植物種」に指定しています。
1 主な規制内容
(1) 次の行為は原則禁止であり、違反した場合は罰則が科せられます。
○ 指定希少野生動植物種の生きている個体の捕獲、採取、殺傷又は損傷
○ 条例に違反して捕獲等をされた指定希少野生動植物種の個体やその器官(注1)、これらの加工品(注2)の譲渡、譲受け、引き渡し、引取り
注1:骨、皮、羽、毛、角、葉、花、実、枝、茎、根
注2:はく製その他の標本、毛皮製品、皮革製品、羽毛製品
(2) 学術研究や生息生育状況調査等の目的で捕獲等を行う場合は、知事の許可を受ける必要があります。
○ 指定希少野生動植物種の生きている個体の捕獲、採取、殺傷又は損傷
○ 条例に違反して捕獲等をされた指定希少野生動植物種の個体やその器官(注1)、これらの加工品(注2)の譲渡、譲受け、引き渡し、引取り
注1:骨、皮、羽、毛、角、葉、花、実、枝、茎、根
注2:はく製その他の標本、毛皮製品、皮革製品、羽毛製品
(2) 学術研究や生息生育状況調査等の目的で捕獲等を行う場合は、知事の許可を受ける必要があります。
2 指定希少野生動植物種
現在、指定希少野生動植物種を18種指定しています。
(下表の種名をクリックすると、「レッドデータブックあいち2020」の解説ページが表示されます)
動物/植物 | 指定希少野生動植物種 | 指定日 |
---|---|---|
動物 (9種) |
コノハズク | 平成22年3月30日 |
アカウミガメ | 平成22年3月30日 | |
ミカワサンショウウオ | 平成30年3月6日 | |
アカハライモリ渥美種族 | 平成28年3月4日 | |
ナガレタゴガエル | 平成22年3月30日 | |
ウシモツゴ | 平成22年3月30日 | |
ヒメヒカゲ | 平成22年3月30日 | |
ミカワホラヒメグモ | 平成22年3月30日 | |
オモイガケナマイマイ | 平成22年3月30日 | |
植物 (9種) |
キンセイラン | 平成27年2月20日 |
ウラジロギボウシ | 平成30年3月6日 | |
ヤチヤナギ | 平成28年3月4日 | |
ハギクソウ | 平成22年3月30日 | |
ナガバノイシモチソウ | 平成22年3月30日 | |
シロバナナガバノイシモチソウ | 平成22年3月30日 | |
エンシュウツリフネ | 平成27年2月20日 | |
イワナシ | 平成30年3月6日 | |
ナガボナツハゼ | 平成22年3月30日 |
3 リーフレット
生息地等保護区について
指定希少野生動植物種の生息地等のうち、保護のため重要と認められる区域について、「自然環境の保全及び緑化の推進に関する条例」に基づき「生息地等保護区」に指定しています。
1 主な規制内容
生息地等保護区は次の区分ごとに規制されており、違反した場合は罰則が科せられます。
区分 | 主な規制内容 |
---|---|
監視地区 | 一定の行為(注)について届出が必要 |
管理地区 | 一定の行為(注)について許可が必要 |
立入制限地区 | 一定の期間内、立ち入りを制限 |
注:工作物の設置、土地の形質変更、水面の埋め立て、土石の採取、野生動植物の捕獲、火入れ又はたき火 など
2 生息地等保護区
現在、生息地等保護区を4地区指定しています。
生息地等保護区の名称 | 区分 | 所在地 | 面積(ha) | 指定日 |
---|---|---|---|---|
田原市伊良湖町ハギクソウ生育地保護区 |
管理地区 |
田原市伊良湖町古山地内 |
約0.49 | 平成24年3月16日 |
田原市小中山町ハギクソウ生育地保護区 |
管理地区 |
田原市小中山町一膳松地内 |
約0.01 | 平成24年3月16日 |
キンセイラン生育地保護区 | 管理地区 |
北設楽郡設楽町小松地内 |
約1.3 | 平成28年3月4日 |
エンシュウツリフネ生育地保護区 | 管理地区 |
北設楽郡豊根村坂宇場地内 |
約0.03 | 平成28年3月4日 |