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生態系ネットワークチェックリスト(簡単なチェックで効果的な取組を実現するツール)
生態系ネットワークチェックリストとは
このチェックリストは、様々な方々が取組の内容を自ら確認し、気づいていただくことにより、多様な主体のコラボレーション(協働)を進めていくためのツールです。「生態系ネットワークチェックリスト」を活用することによって、簡単に事業や活動の内容をより良くしていくことができます。
・3種類のチェックリストから、実施する事業や活動に該当するものを選定してください。
・チェックリストを使って事業や活動内容を確認してください。
・チェックリストは、できるだけ事業や活動の早い段階から活用してください。
・チェックリストは事業や活動の実施主体が県に提出してください。
・あわせて、あいちミティゲーション定量評価手法の基本情報シート、環境条件シート、及び評価結果シートも提出してください。
チェックリストの対象区分
生態系ネットワークチェックリストには、A.開発事業用、B.ビオトープ創出事業用、C.自然環境保全活動用の3つがあります。以下を参照して、実施する事業や活動に該当するものを選択してください。
A.開発事業
適用対象
・開発における自然への影響を回避、最小化、代償し、生物の生息生育空間を開発区域や区域外で保全・創出する事業
例
・公共施設の建設や、工場・事業所の新設、
・敷地拡大における自然の保全やビオトープ(樹林、草地、水辺など)の整備など
B.ビオトープ創出事業
適用対象
・自然環境の損失を伴わず、新たに生物の生息生育空間を創出する事業
例
・工場・事業所、学校などの敷地内におけるビオトープの整備
・企業が保有する空地などを活用したビオトープの整備
・公園や公共施設、河川など公有地における、自然再生やビオトープの整備など
C.自然環境保全活動
適用対象
・すでにある生物の生息生育空間を管理し、質の維持・向上を図る活動
例
・市民団体や企業の社員による里山管理(二次林の間伐、竹林の伐採など)
・企業が所有する林や草地の管理(間伐、草刈りなど)
・市民団体による湿地の管理
・有機減(無)農薬や冬水田んぼなど、生物の生息環境に配慮した農業など