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平成24年度緊急消防援助隊愛知県隊合同訓練を実施します
平成24年度緊急消防援助隊愛知県隊合同訓練を実施します
緊急消防援助隊は、全国の消防機関相互の応援体制により、地震等の大規模災害や特殊災害時における人命救助などを実施するため、平成7年6月に創設されたものです。
昨年の東日本大震災の際には、消防庁長官から44都道府県に対し緊急消防援助隊の出動指示があり、愛知県からは延べ635隊2,404名が出動し、宮城県を始めとする被災地で活動しました。
この訓練は、緊急消防援助隊愛知県隊の指揮、連携活動能力の向上を目的として、平成9年度から毎年実施しているものであり、今年度は、東日本大震災の教訓を踏まえ、後方支援体制の強化を図ることを重点目標として、部隊集結訓練、後方支援部隊運用訓練を実施します。
1 実施日時
2 会場
名古屋市消防学校 屋外訓練場、屋内訓練場
名古屋市守山区下志段味長廻間2280-12
3 訓練概要
(1)部隊集結訓練
(2)後方支援部隊運用訓練
(3)緊急消防援助隊消防庁貸与資機材展示
(4)緊急消防援助隊講習会
4 訓練想定
岐阜県中津川市を震源とする震度6強の地震が発生し、岐阜県内で甚大な被害が発生したとの想定で訓練を実施します。
5 主催
愛知県、愛知県消防長会
6 訓練参加機関
愛知県
県内全消防本部(36)
7 訓練参加部隊(45隊 約180名)
愛知県隊指揮隊 2隊、消火部隊 12隊、救助部隊 7隊、救急部隊 7隊、後方支援部隊 16隊、集結確認業務実施 1隊
(参考)平成24年4月1日現在 愛知県の緊急消防援助隊登録隊数 209隊
8 訓練項目及びスケジュール
(1)部隊集結訓練(6:00 ~ 11:00)
被災都道府県に一刻も早く到着して活動を開始できるよう、出動要請等の情報伝達、消火・救助部隊等と後方支援部隊の2段階出動、野営資機材等の集積など迅速に集結場所に参集・出動するための訓練を行います。
(2)後方支援部隊運用訓練(11:10 ~ 13:00)
被災都道府県の野営活動場所を想定した訓練会場において、エアーテント等の野営資機材の設営や炊事等の訓練を実施します。
(3)緊急消防援助隊消防庁貸与資機材展示(10:00 ~ 13:00)
- 愛知県隊指揮隊車両・付属資機材の展示
- 動態情報システムの展示
- 高度救助用器具(別表3)検知型遠隔探査装置の展示
- ダブルブレードエンジンカッター及びダイヤモンドチェーンソーによる切断訓練(防災用訓練場)
- 愛知県防災局長あいさつ
- 指揮支援隊長講話
- 緊急消防援助隊愛知県隊応援等実施計画の解説
- 愛知県緊急消防援助隊受援計画の解説
- 新動態情報システムについて
- 意見交換、質問等
- 閉会式 愛知県消防長会会長講評
9 訓練の中止
大雨洪水警報等の発令地域又は管内で震度4以上を観測した消防本部は、訓練参加を見送ることとします。また、県内の広範囲における大雨洪水警報等の発令又は県内で震度5弱以上の地震を観測した場合は、訓練を中止します。(6時の訓練開始時に愛知県が判断する。)
なお、上記以外の雨等の場合は、展示訓練等は縮小しますが、野営訓練は、原則として予定どおり実施します。
10 見学
後方支援部隊運用訓練の見学は可能ですが、消防学校の施設管理上、見学位置を指定させていただきますので南門(別図1)で係員の指示に従ってください。
車でお越しの場合は、志段味スポーツランド駐車場の指定駐車場(別図2)に駐車してください。
会場地図
- 別図1 名古屋市消防学校全体図 (betuzu1zentaizu [PDFファイル/28.47 KB])
訓練会場となる名古屋市消防学校の配置図です。
- 別図2 志段味スポーツランド駐車場 (betuzu2parkingmap [PDFファイル/58.04 KB])
見学者用駐車場の位置図です。
問合せ
愛知県 防災局 消防保安課
救急・救助グループ
電話 052-954-6141(ダイヤルイン)
E-mail: shobohoan@pref.aichi.lg.jp