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地震による電気火災を防ぐため、感震ブレーカーをつけましょう
感震ブレーカーとは
東日本大震災(平成23年)では、本震による火災で原因が特定されたもの108件のうち、約54%(58/108件)が電気火災と言われています。
感震ブレーカーとは、地震発生時に設定値以上の揺れを感知したときに、ブレーカーやコンセントなどの電気を自動的に止める器具です。感震ブレーカーの設置は、不在時やブレーカーを切って避難する余裕がない場合に電気火災を防止する有効な手段です。
特に、一旦火災が発生すると燃え広がりやすい木造住宅密集地域にお住まいの方は、是非、設置しましょう。
感震ブレーカーとは、地震発生時に設定値以上の揺れを感知したときに、ブレーカーやコンセントなどの電気を自動的に止める器具です。感震ブレーカーの設置は、不在時やブレーカーを切って避難する余裕がない場合に電気火災を防止する有効な手段です。
特に、一旦火災が発生すると燃え広がりやすい木造住宅密集地域にお住まいの方は、是非、設置しましょう。
地震発生時の電気火災の事例
地震の揺れに伴う電気機器からの出火や、停電が復旧したときに発生する火災などがあります。
【事例1】地震で本棚が倒れ、雑誌が電気ストーブ周辺に散乱した状態で停電。
→停電が復旧したところストーブが作動し、紙類に着火し、火災となる。
【事例2】地震で家具が転倒し、「電気コード」が下敷きや引張で損傷した状態で停電。
→停電が復旧したところ、コードがショートし、散乱した室内で、近くの燃えやすいものに着火し、火災となる。
【事例1】地震で本棚が倒れ、雑誌が電気ストーブ周辺に散乱した状態で停電。
→停電が復旧したところストーブが作動し、紙類に着火し、火災となる。
【事例2】地震で家具が転倒し、「電気コード」が下敷きや引張で損傷した状態で停電。
→停電が復旧したところ、コードがショートし、散乱した室内で、近くの燃えやすいものに着火し、火災となる。
感震ブレーカーの種類
感震ブレーカーには、4つのタイプ(分電盤タイプ(内蔵型)、分電盤タイプ(後付型)、コンセントタイプ、簡易タイプ)があります。
製品ごとの特徴や注意点を踏まえ、適切に選びましょう。
製品ごとの特徴や注意点を踏まえ、適切に選びましょう。
「感震ブレーカー普及啓発チラシ」(内閣府・消防庁・経済産業省)(https://www.meti.go.jp/policy/safety_security/industrial_safety/oshirase/2015/10/20190408-1.pdf)より抜粋
※電気工事が必要なものは、有資格者による工事が必要です。
よくある質問
どこで購入できるか。
インターネット、ホームセンター等で販売しています。
機器はどのような基準で選択すべきか。
「分電盤タイプ」は(一社)日本配線システム工業会が、その他のタイプは(一財)日本消防設備安全センターが性能評価を実施しております。
認定されたものには認定マークが貼付されておりますので、それを踏まえて適切に選択してください。
https://www.meti.go.jp/policy/safety_security/industrial_safety/oshirase/2015/10/270105-2.html