本文
愛知県消防年報(令和元年版)を作成しました
愛知県消防年報(令和元年版)
※一部、年度でまとめたものがあります。
[1] 火災(平成30年)
火災件数 2,082件、前年比 44件減少(△2.1%)
火災による死者数 70人、前年比 10人減少(△12.5%)
[2] 救急(平成30年)
救急出場件数 365,113件、前年比 20,634件増加(6.0%)
救急搬送人員 333,680人、前年比 17,956人増加(5.7%)
現場到着所要時間 平均 7.5分、前年比と増減なし
収容所要時間 平均32.1分、前年比 0.2分減少(△0.6%)
[3] 消防団(平成31年4月1日現在)
消防団員数 23,186人、前年比 187人減少(△0.8%)
(うち女性消防団員 890人、前年比 43人増加(5.1%))
(うち学生消防団員 604人、前年比 45人増加(8.1%))
[4] 防災ヘリコプター(平成30年度)
出動件数(緊急運航) 42件 前年比 14件減少(△25.0%)
(1)火災について(平成30年)
平成30年中の火災件数は2,082件で、前年との比較では44件(△2.1%)減少しました。
また、火災による死者数は70人で、前年との比較では10人(△12.5%)減少しました。
なお、火災による死者のうち、50人(71.4%)が61歳以上となっています。
出火原因では、放火(放火の疑いを含む。)が328件と総出火件数(2,082件)の15.8%を占めています。
(2)救急について(平成30年)
平成30年中の救急出場件数は365,113件で、前年から20,634件(6.0%)の増加となり、およそ1.4分に1回の割合で出動したことになります。
救急搬送人員は、333,680人で、前年から17,956人(5.7%)増加し、県民のおよそ23人に1人が搬送されたことになります。また、傷病程度別で見ると、軽症が190,029人で半数以上を占めます。
119番通報入電から現場到着までの所要時間は、平均7.5分です。119番通報入電から医療機関等に収容されるまでの所要時間は、平均32.1分で0.2分減少となっています。
(3)消防団について(平成31年4月1日)
消防団は、県内に344団(598分団)が編成され、消防団員数は、平成31年4月1日現在で23,186人であり、前年より187人(△0.8%)減少となりしました。減少の主な理由は、地域ごとで、高齢により退団を希望するものが増加していることや、地域の連帯感の希薄化などから、各市町村での団員確保が困難になっているためです。
また、女性消防団員及び学生消防団員は増加しており、これまでの消防団員の確保対策に一定の効果があったものと考えております。
(4)防災ヘリコプターについて(平成30年度)
防災ヘリコプターは、平成8年度から運航を開始しており、平成30年度の緊急運航件数は42件で、前年度より14件(△25.0%)減少しました。
本県における防災ヘリコプターの活動の有効性は広く浸透し普及されつつあり、今後もその機動性を活かした活動や、ドクターヘリコプターとの連携活動などが期待されています。
愛知県消防年報(令和元年版)のデータはこちらです。
- 令和元年版 概要 [PDFファイル/750KB]
- 令和元年版 表紙~目次 [PDFファイル/122KB]
- 令和元年版 市町村の現況 [PDFファイル/103KB]
- 令和元年版 消防組織 [PDFファイル/715KB]
- 令和元年版 消防施設 [PDFファイル/336KB]
- 令和元年版 消防財政 [PDFファイル/341KB]
- 令和元年版 救急・救助 [PDFファイル/2.38MB]
- 令和元年版 消防職・団員の活動と処遇 [PDFファイル/577KB]
- 令和元年版 火災の実態 [PDFファイル/1.44MB]
- 令和元年版 予防行政の現況 [PDFファイル/513KB]
- 令和元年版 危険物規制 [PDFファイル/208KB]
- 令和元年版 消防教育訓練 [PDFファイル/177KB]
- 令和元年版 防災航空隊 [PDFファイル/117KB]
- 令和元年版 その他 [PDFファイル/171KB]
- 令和元年版 背表紙等 [PDFファイル/18KB]
問合せ
愛知県 防災安全局 防災部 消防保安課
消防・広域化グループ
担当:伊藤、石原
電話:052-954-6195
E-mail: shobohoan@pref.aichi.lg.jp