障害者アート展「あいちアール・ブリュット優秀作品特別展」を開催します！

平成27年2月23日（月曜日）発表

　愛知県では、芸術文化活動を通じた障害のある人の社会参加の推進に寄与するとともに、障害のある人が制作したアート作品を広く県民の皆様に鑑賞していただくことにより障害への理解を深めていただくことを目的として、今年度の新規事業である「障害者芸術活動参加促進事業」（別紙1参照）の一環として、障害者アート展「あいちアール・ブリュット展 」を開催しています。

　昨年10月28日（火）から11月3日（月・祝）まで開催した展覧会では、応募作品835点全てを展示しました。

　その中から選定された優秀作品33点を「優秀作品特別展」として改めて展示します。

　アール・ブリュット【Art Brut】とは

　加工されていない生(き)の芸術、伝統や流行・教育などに左右されず自身の内側から湧きあがる衝動のままに表現した芸術を示す。障害のある人・子ども・素人芸術家らの作品を指すために1947年頃から用いられている。

　愛知芸術文化センター　12階　アートスペースG・H　

　（名古屋市東区東桜一丁目13番2号）

　電話　052－971－5511

　期　　日　平成27年3月3日（火）から3月8日（日）まで

　開場時間　午前10時から午後6時まで

　　　　　　（6日（金）は午後8時まで、最終日8日（日）は午後5時まで）

【開会式】

　日時　平成27年3月3日（火）午前10時30分から

　内容　主催者挨拶　（吉本愛知県副知事）

　　　　　　テープカット

　日時　3月7日（土）午前10時30分から午後3時30分まで

　場所　愛知芸術文化センター　12階　アートスペースE・F

　内容　・午前10時30分～午前11時30分

　　　　　　　表彰式　大村愛知県知事より優秀作品の制作者に賞状を授与

　　　　　　・午前11時30分～午後0時30分　　　　　　　　　

　　　　　　　トークショー　車いすのアーティストの佐野有美（さのあみ）さん（豊川市出身：先天性四肢欠損症）によるトークショー

　　　　　　　テーマ：「夢をあきらめないで」　　

　　　　　　・午後1時30分～午後3時30分

　　　　　　　トークイン　テーマ：「アートが拓く福祉の世界」

　　　　　　　司　　会：鈴木敏春（すずきとしはる）　（美術批評／愛知アート・コレクティブ・代表）

　　　　　　　パネラー：山中篤（やまなかあつし）　（社会福祉法人 紫水会・専務理事）

　　　　　　　　　　　　鈴木由夫（すずきよしお）　（NPO法人 ふれあい名古屋・理事長）

　　　　　　　　　　　　山口未樹（やまぐちよしき）　（認定NPO法人 ポパイ・理事長）

　　　　　　（敬称略）　大竹真千英（おおたけまちえ）　（一宮東特別支援学校・教諭）

　　　　　　　　　　　　今泉岳大（いまいずみたけひろ）　（高浜市やきものの里かわら美術館・学芸員）

　　その他　　お申し込みは不要です。直接会場へお越しください。

○  優秀作品展示（優秀作品出品者一覧は別紙2のとおり）

　 優秀作品区分別選定数／出展数

　【記憶のアート】　絵画　3/56点、書道　0/3点、写真0/0点、陶芸　1/2点、オブジェ　2/5点　　　計　6/66点

　【自由部門】　　　絵画　19/570点、書道　1/59点、写真　1/25点、陶芸　5/53点、オブジェ　1/62点　　　計　27/769点　　

　【計】　　　　　　絵画　22/626点、書道　1/62点、写真　1/25点、陶芸　6/55点、オブジェ　3/67点　　　計　33/835点

　「記憶のアート」：記憶に基づいて自身の内側から湧きあがる衝動のままに表現した作品

　「自由部門」　  ：テーマを決めずに自由な発想により制作した作品

○  「障害者芸術活動支援事業」の紹介

　県立芸術大学・名古屋造形大学等の教員や学生等が県内の障害者入所支援施設を巡回、絵画教室等の出前講座を開催し、芸術活動の素晴らしさを伝えるとともに、利用者と一緒に作品の制作等を行った「障害者芸術活動支援事業」で制作した作品の一部を、制作風景の映像とともに展示します。

愛知県（受託者：一般社団法人愛知県知的障害児者生活サポート協会）

一般社団法人愛知県知的障害児者生活サポート協会　

　知的障害児・者及び自閉症児・者とその保護者の生活の安定と福祉の増進に寄与することを目的とした県内の障害者入所支援施設や、障害者就労支援施設等の通所事業所からなる団体。企画提案募集により本事業の委託先に決定。

入場料は無料です。