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「日本語学習支援基金」への寄附を募集します
「日本語学習支援基金」への寄附を募集します
愛知県の小・中・高等学校には、2021年5月1日現在、16,814人の外国人児童生徒が在籍しています。また、日本語指導が必要な児童生徒は10,749人(2021年5月1日現在)と全国最多で、全国の約22.3%を占めています。
こうした子どもたちを支援するため、本県においては、2008年度と2016年度の2回にわたり、「日本語学習支援基金」を造成し、地域の日本語教室等を支援することにより、地域社会全体で外国人の子どもたちの日本語習得促進と、地域での居場所づくりを進めてきました。
しかしながら、地域日本語教室の運営主体は、自治体、国際交流協会、NPOなど様々ですが、その多くをボランティアが支えており、資金の不足や専門性の不足などの悩みや課題を抱えています。
こうした本県の外国人の子どもたちを取り巻く状況等に鑑み、2022年度に改めて、地元経済界、企業等と連携・協力して「日本語学習支援基金」(第3次)を造成し、引き続き外国人の子どもたちの日本語学習を支える体制づくりを継続していくこととしましたので、皆様の御理解と御協力をお願いします。
【パンフレット】
日本語学習支援基金へご寄付をお願いします [PDFファイル/828KB]
1 第3次造成の必要性について
(1) 地域での継続的学習支援の必要性
外国人の子どもが学年相当の語学力を身につけるためには、学校はもとより、地域においても継続的に学習を支援する取組が不可欠である。
(2) 地域のNPO等による日本語学習支援の役割の重要性
愛知県は「日本語指導が必要な外国人児童生徒数」が全国一であり、今後も更なる増加が見込まれる。また、アジア系を中心に子どもの多国籍化や、集住地域以外での増加等が進む中、学校現場だけでは日本語が話せない子どもたちの対応が難しい状況が続いており、地域のNPO等による日本語学習支援が重要な役割を果たしている。
(3) 未来への投資
外国人の子どもたちへの日本語学習支援により、子どもたちの進路の選択の幅が広がり、自分の将来に希望を持つことで、地域の担い手が育ち、豊かで活力ある地域づくりにつながっていく。また、外国人労働者がこの地域で安心して就労、生活し、活躍するためには、その家族である子どもたちが安心して生き生きと暮らすことができる環境の整備が欠かせない。
2 第3次造成の概要
(1) 目 的 外国人児童生徒の日本語学習支援等
(2) 基金目標額 1億円(県5,000万円、寄附5,000万円)
(3) 事業実施期間 2022年度~2026年度(5年間)
(4) 造成方法 県、一般社団法人中部経済連合会、愛知県商工会議所連合会、愛知県経営者協会を始めとした地元経済界、企業等が連携・協力して造成
(5) 造 成 先 公益財団法人愛知県国際交流協会(特定公益増進法人)
(6) 事 務 局 公益財団法人愛知県国際交流協会
3 第3次造成基金による主な事業の内容
(1) 日本語教室への支援
・ 日本語教室学習支援事業
NPO等が主催する日本語教室に対して、教室運営に必要な経費の一部を助成する。
・ キャリア支援助成事業
日本語教室が実施する、就職・進学等に向けた取組に必要な経費の一部を助成する。
(2) 外国人学校への支援
・ 日本語指導者雇用助成事
外国人学校で行われている日本語の授業の日本語指導者雇用に係る経費の一部を助成する。
・ 日本語学習教材給付事業
希望する日本語学習教材を給付する。
(3) その他事業
・ 産官学連携による地域日本語教室支援事業 ~外国人との共生を目指す愛知モデル~
外国人児童生徒を対象とした日本語教室を地域で支援していく契機とするため、地元企業の人材が教室ボランティア活動するための事業を行う。
・ 事業報告活動
寄附者の方々や県民の皆様に広く周知する広報活動等を行う。
4 御寄附の方法
銀行振込み等により、以下のいずれかに振込みをお願いします。
・ 三菱UFJ銀行
愛知県庁出張所 普通預金 3537106
公益財団法人愛知県国際交流協会 日本語学習支援基金
・ ゆうちょ銀行
振替口座 00830-5-169288
公益財団法人愛知県国際交流協会 日本語学習支援基金
※ 御寄附には、税法上の優遇措置が適用されます。詳しくは基金事務局へお問合せください。
*企業・団体でご寄付にご協力いただける場合は、寄付申出書にご記入の上、「6 問合せ先」の基金事務局あてにメールでお送りください。寄付申出書はこちら からダウンロードできます。
5 第3次造成への御協力者の御紹介
日本語学習支援基金の第3次造成に御協力いただいた企業・団体の皆様を御紹介します。
・第3次造成に御協力いただいた企業・団体の皆様(愛知県国際交流協会(AIA)公式ホームページ)
※お名前(会社名)の掲載に御承諾いただいた方のみ記載
第3次造成に御協力いただき、ありがとうございます。
6 問合せ先
〇御寄附に関すること:総務企画課総務管理担当 電話052-961-8744
〇事業内容に関すること:交流共生課共生担当 電話052-961-1409
E-mail:somu*aia.pref.aichi.jp(*を半角の@に変更してください)
<参考>これまでの日本語学習支援基金の状況
・これまでの日本語学習支援基金の状況 [Wordファイル/4.76MB]
これまでの日本語学習支援基金の概要、主な事業概要、支援額の累計及び成果
【日本語教室での日本語学習の様子】
【日本語教室のイベントの様子】
【外国人学校での日本語学習の様子】