指導者マニュアル
実践取組事例1
Man to Man株式会社
派遣先企業に応じて受入教育等の必要情報が異なり、外国人求職者に対する教育内容も都度変わるため、基本内容+案件に応じた内容を取り入れた研修を行う必要があると考えています。
求職者の母語で対応ができず、日本語でしか受入教育ができない場合の対応方法を知りたい。
現在でも沢山の外国人求職者の対応をしており、今のやり方が正しいのか等のアドバイスを頂きたい。
法人名:Man to Man 株式会社
従業員数:164人(2021年12月時点)
外国人従業員受け入れ実績:有
(ただし、派遣従業員が中心)
業種:人材サービス・コンサルティング
業務内容:有料職業紹介・労働者派遣・再就職支援・生産・物流業務のアウトソーシング・コンサルティング
Man to Man株式会社では、就業受け入れ研修を常時実施されていますが、今回はこれまでの研修に本カリキュラムの1・2章を取り入れるという新たな試みをしていただきました。
研修案の作成後、面談を行い、ご提出いただいた研修案をもとに研修内容についてさらに詳しく伺いました。外国人材受け入れ体制をより良いものにしていきたいという、担当者の熱い想いもお聞かせいただきました。そのご希望に沿って、外国人材の方が安心して今後業務に就けるように、可能な限り一方的な説明ではなくQ&Aなどの対話形式で進める方法をJICEよりご紹介しました。
カリキュラムの実践では、注意喚起や理解確認などに双方向のやりとりを上手く取り入れ、研修者の方の意欲を引き出しながら効果的に研修を進めていらっしゃいました。
個別面談の様子 研修案を一緒に確認しながらアドバイスを受けます
JICEのコメントや早期適応研修カリキュラムの動画教材を参考にできた。JICEご担当者様からのコメントやアドバイスを基に、現在行っていた受入教育を工夫することができた。具体的には、内容を説明した後に、理解したかどうかを確認するためにワークシート(別添参照)を活用して質問をする等
研修実施の様子
【はい】
外国人求職者ひとり一人の性格や能力も違い、また、各企業・団体等にもそれぞれの規定やルールがあるため、10点満点はそもそも難しいと思いますが、本カリキュラムがベースとなり、各企業・団体が独自の内容を取り入れていくことで満点に近い内容になっていくのではないかと感じております。
研修を終えて