ホーム年間スケジュール 古陶磁鑑賞の成立と展開 美の発見

2011年度の展覧会

古陶磁鑑賞の成立と展開 美の発見

古陶磁鑑賞の成立と展開 美の発見
テーマ展示

2011年8月6日(土)から10月2日(日)



毎週月曜日休館



【同時開催:企画展】
東海現代陶芸 思考する新世代展

NHK BSプレミアム
アニメ「へうげもの」関連企画
織部・大数寄・コレクション

展覧会のみどころ

自分達の生きる前までに作られ、使われていた“古い焼き物”を鑑賞することは、いつから始まったのでしょうか。

本展では、先人達がさまざまな視点から古陶磁に美を見出していった過程をたどりつつ、形や色、質感などの造形要素を楽しみます。

     

主な展示作品

コラム

青白磁牡丹唐草文梅瓶の秘話

日本歴史学において、考古学と文献史学の交流の画期となった歴史的な展覧会が、東京国立博物館「日本出土の中国陶磁」(昭和50年)である。

本梅瓶は同展に出品、モノクロ写真が図録に掲載された。その後所在不詳となっていたが、平成22年度末に愛知県陶磁資料館の所蔵に帰し、修復を行った。

本展では、修復後の姿を初公開する。

白磁壺のビフォーアフター

「白磁壺」は、朝鮮時代特有の白磁短頸壺である。
平成20年に李吉秀コレクションのうちの1点として当館に寄贈された。
このたび洗浄作業が行われ、本来の美しい釉色が甦った。
本展では、洗浄後の姿を初公開する。

出品作品

唐物賞玩-威信財と文化的ルーツの探求-青磁・鉄釉陶磁
茶陶古陶磁-侘び茶と煎茶の焼き物-水指・茶入・茶碗
鑑賞陶磁-「近代」の新たな古陶磁鑑賞-中国古代鉛釉陶、日本中世施釉陶・近世色絵磁器・美濃桃山陶磁
民藝運動-「日本伝統文化」の創造-韓国李朝陶磁、日本九州民窯諸窯・近世瀬戸陶器
骨董趣味-「伝統」の実践-日本中世焼締陶壺・近世猪口陶磁史研究-「日本」と「地域」の探求と強化-猿投・越
比較文化論-「日本文化」の析出と醸成-縄文・弥生、染付磁器・中世焼締陶
今後の課題-現代的意義の探求と実践-東海、沖縄、東北福島

愛知県陶磁資料館所蔵品 計50件

開催概要

会期

2011年8月6日(土)から10月2日(日)まで

会場

愛知県陶磁資料館 本館1階 特別展示室

開館時間

午前9時30分から午後4時30分まで(入館は午後4時まで)

休館日

毎週月曜日

観覧料

一般400円(320円)・高校/大学生300円(240円)・中学生以下無料
※( )内は20名以上の団体料金。

割引制度

障がいのある方および付き添いの方には割引制度があります。

主催

愛知県陶磁資料館

後援

愛知県教育委員会、愛知高速交通株式会社(リニモ)

お問い合わせ先

愛知県陶磁資料館 学芸課 〒489-0965 愛知県瀬戸市南山口町234番地
TEL : 0561-84-7474 FAX : 0561-84-4932
担当:小川裕紀

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