2011年度の展覧会
開窯300年 マイセン西洋磁器の誕生

2011年10月8日(土)から12月11日(日)
毎週月曜日休館
【同時開催:テーマ展】
モダン・ヨーロッパの名作食器セット
―マイセン、ロイヤル・コペンハーゲンを中心に―
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展覧会のみどころ
ヨーロッパで最初の磁器は、1710年にザクセン選帝侯アウグスト強王の熱意によって創設されたマイセン窯から生み出されました。J.F.ベットガーによる焼成成功にはじまり、J.G.ヘロルトの絵付とJ.J.ケンドラーの造形とが加わり、マイセン磁器はヨーロッパの王侯貴族の間で瞬く間に名声を博しました。そしてマイセン窯が生み出した技法や文様は、その後ヨーロッパ各地に開窯された諸窯をリードしました。
マイセンが開窯から最初の半世紀に最高の時代を迎えたといわれるゆえんです。
本展覧会では、開窯から300年を迎えたマイセン窯の歴史の中でももっとも輝かしい時代とされる最初の半世紀を140件約200点の作品によってご紹介いたします。中国や日本の白く輝く時期に憧れ生み出したシノワズリー装飾の作品から、絢爛豪華なディナーサーヴィス(セット)やティーサーヴィス、そして生き生きとした人形表現が魅力的なフィギュア(磁器彫像)まで、マイセン磁器の世界をご堪能いただける内容です。
主な展示作品
出品作品
色絵金彩人物文鉢 1723-24年 個人蔵
色絵置物コンメディア・デッラルテ「アルレッキーノ」 1744年頃 個人蔵
色絵金彩貼花「スノーボール」ティーサーヴィス 1740-60年 個人蔵 他
140件約200点
関連イベント
■記念講演会
「あなたの知らないマイセン」
講師:松村真希子氏(陶磁史研究家)
日時:11月6日(土)午後1時30分から3時
会場:愛知県陶磁資料館 本館地下講堂
※参加費無料、予約不要 ※当日先着200名。
■スペシャル・ギャラリートーク
日時:10月8日(土)午後1時30分から2時30分
松村真希子氏(陶磁史研究家)
※参加無料(但し、観覧券が必要)予約不要。
■学芸員による展示解説
10/15(土)・10/22(土)・10/30(日)・
11/5(土)・11/12(土)・11/19(土)・11/26(土)・
12/3(土)・12/10(土)
時間:午後1時30分から2時30分
※予約不要、参加無料、ただし観覧券が必要です。
開催概要
会期
2011年10月8日(土)から12月11日(日)まで
会場
愛知県陶磁資料館 本館1階 第1・第2展示室
開館時間
午前9時30分から午後4時30分まで(入館は午後4時まで)
休館日
毎週月曜日
観覧料
一般500円(400円)・高校/大学生400円(320円)・中学生以下無料
※( )内は20名以上の団体料金。
割引制度
リニモ「藤が丘駅」・「愛・地球博記念公園駅」・「陶磁資料館南駅」・「八草駅」に設置の割引チラシ、リニモ一日乗車券、名古屋市交通局一日乗車券(ドニチエコきっぷを含む)、モリコロパーク駐車場再入場券、名都美術館観覧券の半券を持参の方は、観覧料が2割引になります。
障がいのある方および付き添いの方には割引制度があります。
主催
愛知県陶磁資料館・朝日新聞社
後援
(株)ロムドシン L'HOMME DE CHINE
お問い合わせ先
愛知県陶磁資料館 学芸課 〒489-0965 愛知県瀬戸市南山口町234番地
TEL : 0561-84-7474 FAX : 0561-84-4932
担当:佐藤一信、堀真子
報道機関の皆様へ
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