ホーム年間スケジュール ギリシア陶器:「古典」の誕生

2015年度の展覧会

ギリシア陶器:「古典」の誕生
―アッティカ、ローマからセーヴル、ピカソまで―
GREEK VASES : From Myth to Modern

ギリシア陶器:「古典」の誕生 ―アッティカ、ローマからセーヴル、ピカソまで―
特別企画展

2015年8月8日(土)から10月12日(月・祝)



毎週月曜日休館

※ただし、9月21日(月・祝)および10月12日(月・祝)は開館、
 9月24日(木)は休館。



割引券付きチラシダウンロード 当日割引券付のチラシをダウンロードできます。PDFをA4で印刷し、当日券をお買い求めの際、 裏面下の当日割引券部分をチケット受付にてご提示いただくと、当日割引券として使用できます。

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展覧会概要

ワインや香油を入れる壺や瓶の表面に神々・英雄・人間たちが織りなす生と死のドラマを力強く描いた紀元前の古代ギリシアの陶器類。失われたギリシア芸術のありし日の姿を今に伝えるこれらの陶器は、古代ギリシアの人々の豊かな精神世界の結実であり、近代ヨーロッパにおける美術史・考古学のはじまりに位置する重要な分野です。

本展覧会は、近代以降に日本で蒐集されたギリシア陶器(アッティカ地方の黒像式、赤像式陶器や葬送用白地レキュトス、またコリント地方やギリシアの植民地であった南イタリア地方の陶器類)やローマ陶器を中心に、古代ギリシア陶器芸術の意義を概観するものです。また、その蒐集の背景となった近代日本における「希臘・羅馬」芸術の受容を示す貴重な教育資料や18世紀から19世紀にかけてヨーロッパでブームとなったギリシア・ローマ風陶磁器、さらにはグスタフ・クリムト(オーストリア、1862年〜1918年)やパブロ・ピカソ(スペイン、1881年〜1973年)らモダン・マスター達のギリシア・ローマ芸術に想を得たポスターや版画類などを含め、総数200点を紹介します。

展覧会のみどころ

◆日本国内のギリシア陶器の名品・優品を展観する15年ぶりの展覧会
日本画家・橋本関雪(1883年〜1945年)による著名なコレクションをはじめとする、国内の名品・優品約70点を一堂に展観する、15年ぶりの展覧会となります。


◆ギリシア芸術が近現代の芸術に及ぼした影響までを含めた画期的な展覧会
近代ヨーロッパ、日本の美術・建築・考古学が受けた影響をさまざまな視点から紹介する画期的な展覧会です。


◆会期中、作品保護のため一部展示替えを行います。詳細は後日ご案内いたします。


     

主な展示作品

展覧会関連イベント

■記念講演会「ギリシア・ローマ文化とその影響」

日時:9月12日(土)午後1時30分から午後3時
講師:青柳正規氏(文化庁長官・東京大学名誉教授)
会場:本館地下講堂
※申込不要 聴講無料


■担当学芸員による展示解説(6回)

日時:8月9日(日)、23日(日)、30日(日)、9月13日(日)、9月27日(日)、10月12日(月・祝)
※各日午後1時30分から
※申込不要 ただし本展観覧券が必要です。

そのほか、
・「ギリシア陶器」展鑑賞の手助けとなるワークシートの無料配布
・古代ギリシア風衣装(おとな向け、こども向け)を着てみよう!
などをご用意しています。
(ワークシートと衣装は、特別企画展「ギリシア陶器:「古典」の誕生」会期を通じて実施いたしております)

展覧会図録ご案内

本館1階ミュージアムショップにて、展覧会開催初日より販売します。

価格:2,400円(税込)

すべての出陳作品の図版および担当学芸員による総論・解説、また下記の方々の論文を掲載しています。
(順不同)
青柳正規氏(文化庁長官・東京大学名誉教授)
岩谷秋美氏(東京藝術大学美術学部 教育研究助手)
平山東子氏(平山郁夫シルクロード美術館 学芸室長)
森達也氏(沖縄県立芸術大学 教授)

図録表紙

開催概要

会期

2015年8月8日(土)から10月12日(月・祝)まで

会場

愛知県陶磁美術館 本館1階 第1・第2・特別展示室

開館時間

9月30日(水)まで:午前9時30分‐午後5時(入館は午後4時30分まで)
10月1日(木)より:午前9時30分‐午後4時30分(入館は午後4時まで)
※8月8日(土)は開会式のため一般観覧は午前11時から。

休館日

毎週月曜日
※ただし、9月21日(月・祝)および10月12日(月・祝)は開館、9月24日(木)は休館。

観覧料

一般900円(720円)・高校/大学生700円(560円)・中学生以下無料
※( )内は20名以上の団体料金。
※上記観覧料で常設展示も併せてご観覧いただけます。
※各種割引制度あり。詳しくは下記をご確認ください。

割引制度

リニモ「藤が丘」「愛・地球博記念公園」「陶磁資料館南」「八草」各駅に設置の割引チラシ(リニモ利用者に限ります。)/リニモ「一日乗車券」/名古屋市交通局「一日乗車券」及び「ド二チエコきっぷ」/モリコロパーク駐車場再入場券/名都美術館有料観覧券の半券(2か月以内)を持参の方は、観覧料が2割引となります。

チラシ等の割引引換券又はJAF会員証、「ミュージアムぐるっとパス・関西2018」掲載の割引券、「愛知ふるさと大使」の名刺を持参の方は、観覧料が100円引となります。

さまざまな割引制度がございます。割引一覧はご利用案内の割引制度をご覧ください。
※各割引制度の併用は不可。

主催

愛知県陶磁美術館、朝日新聞社

後援

ギリシャ共和国大使館、愛知県教育委員会、愛知高速交通株式会社(リニモ)

特別協賛

瀬戸信用金庫

お問い合わせ先

愛知県陶磁美術館 学芸課 〒489-0965 愛知県瀬戸市南山口町234番地
TEL : 0561-84-7474 FAX : 0561-84-4932
担当:長久智子・佐藤一信

報道機関の皆様へ

2015年7月8日(水)県政・中部芸術文化・瀬戸市政各記者クラブ発表
プレスリリース資料(2015年7月8日付)のダウンロードはこちら