特別展・企画展・テーマ展

灰釉蕨手唐草文手付水注
鎌倉時代(14世紀前葉)
リニューアルオープン記念
新シュウ蔵品展-美術館シュウシュウのあれこれ
2025年4月1日(火)から5月6日(火・振休)
「蒐集」は趣味や研究のために集めることを指し、美術館の活動に深く関わっています。集める「集(シュウ)・蒐(シュウ)・聚(シュウ)」のほか、探し求める「捜(シュウ)」、受け取る「受(シュウ)」、ひろい集める「拾(シュウ)」など、様々な経緯で集められた作品を紹介します。
「バラ模様のディナー・サービス」
1780〜1800年制作 盛田昌夫コレクション
盛田昌夫コレクション寄贈記念
イタリアの磁器-リチャード・ジノリのクラシックとモダン
2025年5月17日(土)から7月27日(日)
リチャード・ジノリの歴史は、1737年にカルロ・ジノリ侯爵がドッチア窯を開き、磁器を完成したことに始まります。イタリア芸術の伝統を守りながらも、時代を代表する芸術家やデザイナーらとのコラボレーションによって多くの名品を生み出してきました。本展では初公開となる盛田昌夫コレクションを中心に、18世紀前半の初期のテーブルウエアから現代まで、ジノリの名品をご紹介いたします。

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国際芸術祭「あいち2025」灰と薔薇のあいまに
2025年9月13日(土)から1月30日(日)
2010年から3年ごとに開催してきた「あいち」の国際芸術祭は、このたび6回目を迎えます。初めて海外から芸術監督を招く今回の「あいち2025」は、愛知芸術文化センター、愛知県陶磁美術館、瀬戸市のまちなかを会場に、国内外から多数のアーティストを招き、現代美術、パフォーミングアーツ、ラーニングなど、ジャンルを横断した多様な作品やプログラムを発信します。中東の詩人アドニスの詩の一節から採った「灰と薔薇のあいまに」をテーマに掲げ、人間と環境との複雑に絡み合った関係を、地質学的な時間軸から考察し、破壊と開花のあいまにあるニュアンスに富んだ思考への道を模索します。

須恵器 台付七連杯
猿投窯 古墳時代(6世紀)
名古屋市池下古墳出土
名古屋市博物館
This is SUEKI ―古代のカタチ、無限大!
2025年12月13日(土)から2026年3月8日(日)
古墳時代生まれのやきもの「須恵器」。幅広い造形が次々と生み出された須恵器からは、底しれぬ古代の社会や人々の思考がうかがえます。
平安時代までの約500年間に全国各地で生まれた須恵器の名品を結集し、やきもののイメージを突き破る世界観を紹介します。

愛陶コレクション・茶器
茶の饗宴―和洋茶器くらべ
2026年3月20日(金・祝)から5月17日(日)
愛陶コレクションを中心に、茶の湯・煎茶・西洋のそれぞれの茶器を一堂に展示します。タイトルにも取り入れた「饗宴」は恋愛をテーマに熱烈な演説を繰り広げるプラトンの対話篇でもあります。本展は、それぞれの茶器の美意識を語らうように、その特徴や魅力を紹介します。