愛知県の主張・取組
地方分権・道州制セミナーin三河
〜地方分権改革の行方を探る〜
現在、わが国では、地方の役割と自主性の拡大を目指す地方分権改革への取組が進められていますが、各府省の激しい抵抗や、権限の移譲に伴う財源の問題など、実現に向けた課題は山積しています。
真の地方政府の実現を目指す取組は、まさに正念場を迎えています。今般の地方分権改革を県民の皆様にとって真に実りのあるものにするためには、国任せではなく、地方の側からも具体的な議論を積み重ね、意見を発信していくことが必要です。
一方、政府や経済界などから道州制の導入に関する提言が盛んに行われていますが、まだまだ、目指すべき道州の姿が共有されているとは言えません。
このような地方を取り巻く状況を踏まえ、諸外国が経験した地方分権の動向や地方自治制度に詳しい有識者をお招きし、わが国で行われている地方分権議論との相違点や現在の地方自治制度の問題点を探り、進めるべき地方分権の方向性やその先にある道州制について、皆様と一緒に考えるための契機としたいと思います。
諸外国が経験した地方分権の動向や異なる地方自治制度を知ることは、わが国における地方分権改革や道州制のあり方を考える上で、有益な示唆を与えてくれるものと思います。
1 開催日時:平成21年1月29日(木)午後2時30分〜午後4時20分
2 開催場所:豊橋商工会議所・大ホール
3 主な内容
1 講演「フランスの地方分権改革 今、何を学ぶか?」
駒澤大学法学部政治学科教授 大山 礼子 氏
2 質疑応答
会場の様子