愛知県の主張・取組
3府県2政令市知事・市長会議 基調講演
グローバル時代の大都市制度
―日本の持続的発展・リスク耐久のための大都市制度―
グローバル化が進む現代、世界の情勢は刻一刻と変化し、国境を越えた都市間競争は激しさを増しています。そのような中、わが国は、経済の低迷、企業や人材の海外流出、若者を中心とした雇用の場の喪失などにより、閉塞感で覆われています。
しかし、海外では、大都市の発展がそれぞれの国全体の活力の源泉となり、経済成長を支えています。わが国においても、こうした国境を越えた都市間競争に打ち勝ち、安心で質の高い生活を実現していくためには、大都市の発展が不可欠で、大都市が権限や財源等の面で自立性を高めつつ、それぞれの地域特性を活かして、経済・産業活性化政策を打ち出していくことが必要です。
さらに、平成22年3月に発生した東日本大震災は、わが国の中枢機能が東京に一極集中していることの弊害が露呈された機会でもありました。
こうした現状を背景に、国と地方の役割分担、大都市の担うべき役割など「大都市制度」のあり方について、当地域、大阪、新潟を始め、検討されています。
そこで、この度、少子高齢化やグローバル化といった構造転換の中において、地域が個性や多機能を発揮し、国全体の持続的発展につながるような「大都市制度」のあり方について、県民の皆様にもご一緒に考えていただき、さらに議論を深められるよう、問題提起も含めてご講演をいただきました。
1 開催日時:平成23年7月31日(日)午後1時10分〜午後1時40分
※「3府県2政令市 知事・市長会議」に先立ち、実施しました。
「3府県2政令市 知事・市長会議」の開催結果については、こちらをご覧ください。
2 開催場所:アイリス愛知 2階 コスモス
3 主な内容:
講演「グローバル時代の大都市制度
―日本の持続的発展・リスク耐久のための大都市制度―」
講師 北海道大学公共政策大学院 院長・教授 宮脇 淳 氏
4 ダウンロード
講演録(PDF:198KB)
講演資料(PDF:938KB)
会場の様子
北海道大学公共政策大学院 宮脇 淳 院長・教授
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