「エコ モビリティ ライフ」とは
「エコ モビリティ ライフ」とは
「エコ モビリティ ライフ」(略して「エコモビ」)とは、環境(エコロジー)の「エコ」、移動の「モビリティ」、生活の「ライフ」をつなげたことばで、クルマ(自家用車)と電車・バス等の公共交通、自転車、徒歩などをかしこく使い分けて、環境にやさしい交通手段を利用するライフスタイルです。
愛知県はクルマが多い県
愛知県は、クルマの保有台数が全国一で、移動の手段としてクルマ(自家用車)を利用する割合が約6割と、東京や大阪などの他の大都市圏に比べてクルマの利用が多い交通体系となっています。
代表交通手段別トリップ構成比の推移(第1回圏域集計、名古屋市含む愛知県)
CO2排出量を比べると
地球温暖化の要因であるCO2(二酸化炭素)について、クルマ(自家用車)が1人を1km運ぶのに排出するCO2の量は、鉄道の約7倍、バスの約2倍です。
輸送量当たりのCO2排出量の比較
出典: 国土交通省ホームページ
クルマは便利だけど頼りすぎていいの?
クルマは非常に便利で、生活に不可欠な交通手段ですが、クルマへの過度な依存は、地球温暖化や交通事故、中心市街地の空洞化や渋滞などの問題にもつながります。
だから「エコモビ」が必要
こうした問題の解決や、お年寄りの移動手段の確保、一人ひとりの健康の維持・増進などに向けて、クルマに頼り過ぎず、クルマと公共交通などのバランスが取れた交通社会を創っていく必要があります。
「エコ モビリティ ライフ」は、地球温暖化対策、交通事故や交通渋滞などの都市問題対策、地域住民の健康対策など、様々な効果・メリットがあります。
愛知県では、国、市町村、事業者、各種団体、NPOなどと協力して、環境にやさしい交通行動を軸としたライフスタイル「エコ モビリティ ライフ」を県民運動として進めています。