愛知県警察職員（障害者採用選考）の先輩からのメッセージ

鑑識課　平成25年度採用

Q1　警察職員を志望した理由

A　幼い時から警察官に憧れていましたが、10代の時に下肢障害になり、警察官を諦めました。しかし、前職で愛知県警察の方を接客した際に警察職員という採用もあると知り、警察業務に携われるならと思い志望しました。

Q2　現在の仕事内容

A　犯罪現場に遺留された指紋を鑑定し、犯人を割り出す業務をしています。

Q3　職場の環境や雰囲気

A　物理的なハード面と障害への理解であるソフト面の両面からサポートしてもらえる環境で、雰囲気は、明るく和やかです。また、休みも取得しやすい環境でもあります。

Q4　採用前に不安だったこと

A　前職は民間企業で、今までとは全く違う業務内容であり、環境の変化と、自分に警察の責務が務まるのか不安でした。また、失敗できない仕事という意識が強く不安でした。

Q5　警察職員を志望する方へのメッセージ

A　仕事、職場環境の不安などあるかと思いますが、上司だけでなく、障害者職業生活相談員に指定されている警務課員による面談や、若手一般職員育成プランなどサポート体制もしっかりしています。業務の希望調査もあり、様々な業務の中で必ずやりがいを見つけられる仕事だと思います。

　　皆さんと一緒に働ける日を楽しみにしています。

運転免許試験場　平成19年度採用

Q1　警察職員を志望した理由

A　子供の頃は刑事ドラマに憧れ、大学卒業時は障害も無く警察官採用試験を受けるも、当時は就職氷河期で倍率も高く不合格。その後は郵便配達員になりましたが、病気で足が不自由になったことで、一度は憧れた警察官と一緒に仕事ができると思い警察職員を志望しました。

Q2　現在の仕事内容

A　運転免許試験場で学科試験の受付業務をしています。運転免許証をはじめて取りたい人や、外国の運転免許証をもとに日本の運転免許証を取りたい人の書類審査、更新時の視力検査等、運転免許業務という、県民のみなさんに身近な業務をしています。

Q3　職場の環境や雰囲気

A　上司や同僚が障害について理解があり、明るい雰囲気の職場で、急に体調が悪くなっても報告しやすく、常に体調面に気遣ってもらえる職場環境です。

Q4　採用前に不安だったこと

A　30歳を過ぎ、障害者となってからの転職、しかも事務職の経験も全くなく不安でしたが、配置先の先輩方の親切な業務指導もあり、さまざまなサポートのもと足が不自由であっても安心して仕事ができました。

Q5　警察職員を希望する方へのメッセージ

A　警察職員の業務は非常に多種多様ですが、自分の能力を有効に発揮できる業務があると思います。また、障害者採用であっても業務に関して成果をあげれば正しく評価され、他の職員と同様に昇任する機会も与えられています。また、困りごとが発生しても相談しやすい制度がありますので安心して採用試験に臨まれてはどうでしょうか。

警察署会計課　令和3年度採用

Q1　警察職員を志望した理由

A　子どもの頃から警察に興味があり、警察の仕事に携わりたいと考えていました。就職活動中、警察職員という仕事があることを知り、職員の立場から警察組織を支える一員になりたいと思い志望しました。

Q2　現在の仕事内容

A　落とし物の仕事をしており、物を無くされた方から相談を受けたり、拾われてきた物を持ち主の元へお返しできるよう努めています。落とし物をお返しできた際、感謝の言葉をかけていただけると特にやりがいを感じます。

Q3　職場の環境や雰囲気

A　とても明るい雰囲気で仕事ができています。
　分からないことがあれば周りに聞くことができ、上司の方も丁寧に対応してくれます。また体調が悪くなった時も、無理をせずすぐ伝えることができ、配慮してもらえる環境にあります。

Q4　採用前に不安だったこと

A　他人よりも体力面で劣る部分が多いため仕事についていけるか、自分にこなせるかが不安でした。しかし、福利厚生も充実しておりとても働きやすい環境であると感じています。

Q5　警察職員を希望する方へメッセージ

A　警察職員の仕事は大変なこともありますが、やりがいがあり「誰かのためになる仕事」ができる職場です。また雰囲気も良くのびのびと働くことができます。進路に迷っている方が、これを見て選択肢のひとつにしていただけたら嬉しいです。

警察署会計課　令和3年度採用

Q1　警察職員を志望した理由

A　駐在所が家の近くにあったので小さい頃から警察が身近な存在でした。駐在所の警察官の方から話を聞く機会があり、警察の仕事に興味を持ち、働きたいと思うようになりました。警察について調べていくうちに警察職員を知り、この仕事であれば私も警察で働けると思い志望しました。

Q2　現在の仕事内容

A　遺失拾得業務を担当しています。落とし物が届いていないか調べたり、警察に届いた落とし物を持ち主へ連絡をして返還を行っています。電話や窓口の対応もします。大切なものを無くして不安に思っている人もいるため、少しでもその気持ちを和らげられるような対応を心がけています。

Q3　職場の環境や雰囲気

A　障害のことを理解してくれていて、一人でできること、できないことを把握してくれています。仕事の中で手助けが必要な時には誰にでもお願いしやすい環境で、不便だと感じることなく仕事をすることができます。

Q4　採用前に不安だったこと

A　高校を卒業して初めての仕事だったため配属先の雰囲気に馴染めるか、電話や窓口での対応をしっかりできるか不安でした。しかし、初日から上司や先輩が明るく話しかけてくれて緊張がほぐれて、すぐに馴染めました。また、電話と窓口での対応では流れやコツを丁寧に教えてくれました。

Q5　警察職員を希望する方へのメッセージ

A　警察職員は様々な仕事があり、毎日新しい知識や経験を得ることができるやりがいのある仕事です。一緒に働ける日を楽しみにしています。

施設課　令和4年度採用

Q1　警察職員を志望した理由

A　以前、愛知県警察で臨時補助職員として働く機会があり、警察組織の仕事を学ぶ中で、正規職員として愛知県警察で働きたいという思いが強くなり志望しました。

Q2　現在の仕事内容

A　警察本部の施設の維持管理などを担当しています。警察本部に来庁する方の目線に立って、案内表示の改善をしたり、施設管理を通じて、警察職員が勤務しやすいような環境づくりに努めています。

Q3　職場の環境や雰囲気

A　上司のサポートがあり、自分の適性に応じた仕事をすることができます。年次休暇も取得しやすく、皆が楽しく安心して仕事ができる雰囲気があります。

Q4　採用前に不安だったこと

A　私は心配や不安を感じやすいため、正規職員としての仕事が勤まるか非常に不安でした。しかし、上司から心配事を聞いてもらえたり、何でも話せる雰囲気づくりをしてもらい、安心して仕事ができています。

Q5　警察職員を希望する方へのメッセージ

A　不安や心配があっても、それを一つ一つ解消して、仕事に専念できる職場です。また、どんな職場よりもやりがいをもって働けると思います。まずは、受験してみてください。世の中に意味のないことはありません。必ず道は開けます。

交通指導課　令和5年度採用

Q1　警察職員を志望した理由

A　50代での転職でした。残された現役生活、同じ働くなら興味ある所で働きたいと考えていたところ、私が受験する当時、59歳までこの試験を受験できることを知り、思いきって応募しました。

Q2　現在の仕事内容

A　違法駐車の放置違反金の納付手続に関するお仕事です。

Q3　職場の環境や雰囲気

A　愛知県警は大きな組織ですので、様々な役割があり、その人にとってどのような環境が最適であるかを人事担当者が親身になって考えてくれます。また、勤務場所も明るい雰囲気で、気さくな人ばかりです。

Q4　採用前に不安だったこと

A　 警察学校での研修が厳しいのではないかと心配でしたが、随時相談に応じていただけますし、周りからのフォローが積極的に入りますので、無事に卒業することが出来ました。

Q5　警察職員を希望する方へのメッセージ

A　私のような50代にも活躍の場が与えられています。社会への貢献を実感しつつ有意義に働きたい方や、年齢等から新しい環境に一歩踏み出す自信のない方でも、是非ともチャレンジしていただきたいですし、雰囲気も含め、他の職場にはない面白さがあると思います。

警察署会計課　令和5年度採用

Q1　警察職員を志望した理由

A　私は過去、警察官を志望していましたが、障害により警察官を断念しました。愛知県警察職員の障害者採用の募集を見たときは希望を感じ、警察官の仕事を支える仕事をしたいと思い警察職員を志望しました。　

Q2　現在の仕事内容

A　落とし物や備品の管理を主に行っています。

Q3　職場の環境や雰囲気

A　優しく指導し、もし具合が悪くなったらそれを理解してくれる上司や先輩がいます。

Q4　採用前に不安だったこと

A　私は他県からの受験者であり、採用されるのか不安でした。

Q5　警察職員を希望する方へのメッセージ

A　障害者として何もできないことはありません。警察職員の仕事は、県民を間接的に支えて安心して生活できる社会の実現に貢献することができます。警察組織で働くことは硬いイメージがあると思いますが、障害を抱えていても快適に仕事ができます。覚えることも多いですが、その経験は県警内の他の職場でも活かせます。 障害者だからと言って決して不利ではない仕事だと思います。

警察署会計課　令和5年度採用

Q1　警察職員を志望した理由

A　親族に警察官がいたため、幼い頃から警察は身近な存在でした。障害を抱えてしまいましたが警察組織への憧れもあり、障害者採用のある警察職員を志望しました。

Q2　現在の仕事内容

A　警察署の会計課で出張旅費の処理や物品管理の業務に従事しています。警察官の活動を支える大切な業務であり、やりがいを感じています。自身に見合った業務配分をしていただき、仕事に対しても無理なく働けています。

Q3　職場の環境や雰囲気

A　障害について理解して頂いていることで、不調時の報告に抵抗がなく安心して働けています。協力し合いながら仕事に取り組む職場ですので、結束力が高く心強い職場だと感じています。

Q4　採用前に不安だったこと

A　警察組織の雰囲気や環境に馴染めるか、自分に業務が務まるか不安でしたが、周囲の方に支えられ徐々に不安を解消していくことができました。

Q5　警察職員を希望する方へのメッセージ

A　警察職員も業務は多種多様で、障害のサポートを受けながら自分に合った仕事や、新たにチャレンジしたい仕事が見つかると思います。相談等の制度も充実しているため不安なく働けると思います。