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2023年度あいちデジタルアイランドプロジェクト の取組、成果の公開について ~デジタル技術が拓く2030年の世界~

ページID:0510534 掲載日:2024年3月6日更新 印刷ページ表示
9 産業と技術革新の基盤をつくろう11 住み続けられるまちづくりを

2023年度あいちデジタルアイランドプロジェクトの取組、成果の公開について 
~デジタル技術が拓く2030年の世界 ~

 

あいちデジタルアイランドプロジェクト2030年の世界

愛知県では、中部国際空港島及び周辺地域(以下「当エリア」という。)を、5G※1等デジタル技術を活用したオープンイノベーションフィールドに位置付け、2030年に世の中での普及が見込まれる近未来の事業・サービスを、当エリア内において先行して実用化することを目指す「あいちデジタルアイランドプロジェクト」を昨年度から推進しています。

当プロジェクトでは、労働力不足等の社会課題や価値観の多様化といった嗜好の変化等に対して5G等デジタル技術を活用することで、サービス提供プロセスの効率化、自動化はもとより、個人の嗜好に合った付加価値の高いサービス・体験の提供に挑戦します。この取り組みにより、社会課題の解決や本県産業の発展の両立につなげてまいります。

今年度の取組、成果について、2024年3月13日(水曜日)から15日(金曜日)に愛知県国際展示場「Aichi Sky Expo」(常滑市)で開催される産業展示会「SMART MANUFACTURING SUMMIT BY GLOBAL INDUSTRIE(以下「SMS※2」という。)」あいちデジタルアイランドブースを始め、SMS会場内外において公開します。

近未来の技術を体感いただける機会となりますので、是非会場まで足をお運びください。

1 あいちデジタルアイランドプロジェクトの概要

(1)5G等デジタル技術社会実装支援事業【実証実験】

5G等デジタル技術社会実装支援事業【実証実験】

事業名

[委託事業者]

目 的・テーマ、内容

データ活用

生体認証※3システム [パナソニック コネクト株式会社]

顔認証イメージイラスト

顔認証

 

 

 

 

■目的・テーマ

 顔認証によるスムーズな移動、施設利用

■内容・SMSにおける見所

○生体認証(顔認証)システムを活用したSMSでの入場、店舗での決済、モビリティ利用等を実現します。

○専用webサイトで登録した顔情報を使って、手ぶらでのSMSへの顔認証入場(SMSへの事前来場者登録が必要です)や、駐車料金の顔認証での清算(総合案内)が体験できます。

人流・属性データを活用した行動変容[トヨタ紡織株式会社]

プロジェクションロボット

デジタルコンテンツバス

■目的・テーマ

 中部国際空港及び愛知県国際展示場での顧客満足度の向上

■内容・SMSにおける見所

○来場者の人流データ等に応じ、行動変容の機会を提供します。

○空港や展示場の周辺に設置されたセンサー等を用いて、人流を把握の上、情報提供ロボットやアバターロボットによる誘導を行うことで、昼食時の施設間における利用客の平準化を検証します。

○空港と展示場を結ぶデジタルコンテンツバスの車内において、乗客の国籍に合わせて言語を切り替え、目的地の飲食店等の情報を提供し、店舗の利用促進を図ります。

【デジタルコンテンツバスの乗車体験】

乗車を御希望の方は、以下のURL又は二次元コードからお申込み下さい。(先着順)

URL:https://coubic.com/moox-ride#pageContent

乗車予約QRコード

デジタル空間

デジタル空間を活用した展示[KDDI株式会社]

バーチャル展示

バーチャルファクトリー

■目的・テーマ

 デジタル空間を活用した展示内容の充実

■内容・SMSにおける見所

○MR※4ゴーグル等を利用し、現実には搬入が難しい大型の産業用機械を、3Dモデルで再現し、あたかも目の前にあるかのように展示します。

○展示に際しては、実際の稼働の様子や部分的なパーツの透過、分解、組立、回転、拡大、縮小等の表示を実現し、実物では見ることの出来ない内部構造なども御覧いただけます。

○上記のほか、製造業における生産ラインを3Dで再現したバーチャルファクトリーや、愛知県等の特色を紹介するバーチャルコンシェルジュ等も会場内で御覧いただけます。

展示会場のデジタルツイン※5[株式会社NTTデータ東海]

会場のデジタルツインリコメンドウェブページ画面

■目的・テーマ

 個人の嗜好に合った訪問すべきブースのリコメンド

■内容・SMSにおける見所

○SMS展示会場をデジタル空間内に再現し、NeuroAI®※6を用いて外観の好みや、混雑に対する受容性をモデル化し、複数の脳モデルを構築します。この空間内で、複数の嗜好をもった来場者の各ブースへの訪問に係る動きを再現します。

○このシミュレーションをもとに、事前に人の動きを予測するとともに、SMS当日はアンケートを通して個々の来場者に合った脳モデルを特定し、個人の嗜好やブース毎の混雑状況を考慮し、訪問すべきブースをスマートフォン上でお勧めします。

 

ロボット

アバターロボット※7[avatarin(アバターイン)株式会社]

newme

アバターロボットイメージ

■目的・テーマ

 時間や場所に制約されない瞬間移動の実現

■内容・SMSにおける見所

○SMSの期間中、会場内外で20台のアバターロボットが、5G等を活用し同時稼働します。

○アバターロボットは国内だけでなく海外とも接続し、国内外からSMSに遠隔参加できます。また、SMS会場から、フランス(リヨン)に所在するGLevents本社に設置したアバターロボットを遠隔操作し、散策することができます。(注意)フランスとの時差の関係により、実施時間に限りがあります。

【アバターロボットによる遠隔参加】

遠隔地から、アバターロボットSMS会場を散策いただけます。

参加を御希望の方は、以下のURL又は二次元コードからお申込み下さい。

URL:https://about.avatarin.com/info-news /for-biz/8355/

アバターロボットによる遠隔参加QRコード

愛知県パビリオン内、あいちデジタルアイランドブースにて今年度の取組をまとめて展示しております。是非足をお運びください。

2 SMS会場

(1)会場全体

会場平面図

(2)愛知県パビリオン(拡大図)

愛知県パビリオン

【参考】自動運転の実証実験について

愛知県では、自動運転の社会実装に向けて取組の一環として、中部国際空港・常滑市りんくう町において自動運転車両の一般試乗を行っています。

SMS開催期間中は毎日運行しておりSMSに御参加の方も事前申込不要で試乗いただけます。

(1)日程

2024年1月25日(木曜日)、1月28日(日曜日)から3月10日(日曜日)までの毎週日曜日及び3月13日(水曜日)から15日(金曜日)まで(計11日間)

(2)経路

イオンモール常滑 ~ 中部国際空港

(3)車両

自動運転車両

小型バス型車両

(4)試乗方法

事前予約や座席の確保は行えません。御乗車を希望される方は、当日、直接のりばにお越しください。のりばは、イオンモール常滑シャトルバスのりばと、中部国際空港内シャトルバスのりば(9番)の2か所に設置しております。

(注意)天候等の条件により、内容が変更になる場合があります。

(5)発車時刻

3月13日(水曜日)から3月15日(金曜日)まで

イオン発 14時00分/14時40分/15時30分/16時10分

空港発  14時20分/15時00分/15時50分/16時30分

1月28日(日曜日)から3月10日(日曜日)までの毎週日曜日

イオン発 10時20分/11時00分/11時40分/13時15分/13時55分/14時35分/15時20分/16時00分

空港発  10時40分/11時20分/12時00分/13時35分/14時15分/14時55分/15時40分/16時20分

【用語説明・補足】

用語説明・補足

※1

5G

(第5世代移動

通信システム)

5th Generationの略称。最初の移動電話で使われていた技術から数えて、5世代目の技術。「超高速」、「超低遅延」、「多数同時接続」といった特徴を持つ新しい移動通信システム。

※2

SMS

フランスのマクロン大統領が、経済金融大臣時代に提唱したヨーロッパ最大規模の総合的な産業展示会「グローバルインダストリー」の日本版として、愛知県国際展示場の運営事業者の代表企業であるGLイベンツが主催。

【会期】2024年3月13日(水曜日)から15日(金曜日)まで(3日間)

【会場】愛知県国際展示場(Aichi Sky Expo)展示ホールC・D

(愛知県常滑市セントレア5丁目10番1号)

【主催】GL events Venues

【開催規模(想定)】出展者数 250社、来場者数 15,000人

【webページ】https://www.sms-gi.com

※3

生体認証

指紋や顔、網膜や虹彩、静脈など、人間の身体的特徴を用いて本人を特定する認証方式、あるいは認証システム。

※4

MR

複合現実(Mixed Reality)の略称。仮想

※5

デジタルツイン

現実空間の、ヒト・モノ・コトの様々なデジタルコピーをサイバー空間上に表現する先進技術。

※6

NeuroAI®

言語で表現困難な「他者やモノに対する感じ方」を表現する技術。

(「NeuroAI®」は日本国内における株式会社NTTデータの登録商標。)

※7

アバターロボット

通信により自分の分身のように動かすことができるロボット

 

各委託事業詳細

生体認証システム(パナソニック コネクト株式会社) [PDFファイル/177KB]

人流・属性データを活用した行動変容(トヨタ紡織株式会社) [PDFファイル/195KB]

デジタル空間を活用した展示(KDDI株式会社) [PDFファイル/195KB]

展示会場のデジタルツイン(株式会社NTTデータ東海) [PDFファイル/127KB]

アバターロボット(avatarin株式会社) [PDFファイル/170KB]

このページに関する問合せ先

愛知県経済産業局産業部産業振興課次世代産業室
デジタル戦略調整グループ 中野、松岡
​デジタル技術活用促進グループ 内山、稲吉
電話:052-954-6136
内線:3452
メール:jisedai@pref.aichi.lg.jp

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