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あいちサーキュラエコノミー推進プロジェクトチームがリサイクル製品を地域に寄贈します
あいちサーキュラエコノミー推進プロジェクトチームがリサイクル製品を地域に寄贈します
愛知県では、「あいちサーキュラーエコノミー推進プラン」(2022年3月策定)に掲げた推進モデルの具体化に向け、「あいちサーキュラーエコノミー推進プロジェクトチーム(以下「PT」という。)」を2023年1月に立ち上げ、運営しています。
この度、PTの参画メンバーである日東工業株式会社(長久手市)が、PTメンバーと連携して製造した再生ポリ袋等のリサイクル製品を、同社の本社がある長久手市に寄贈します。
つきましては、2025年3月21日(金曜日)に長久手市役所にて、リサイクル製品の寄贈式を行います。
1 取組の概要について
〇 この度、日東工業株式会社はじめプラスチックの資源循環に取り組むPTメンバーが連携して製造した再生ポリ袋を、地域で活用する取組を開始します。
この取組では、日東工業株式会社の工場から出る使用済み軟質プラスチックを、工場内で素材に応じて選別し、原料として利用可能なものを仕分けします。仕分け後の軟質プラスチックは、同じくPTメンバーである三陽化学株式会社(蒲郡市)で再生原料化した後、愛知プラスチックス工業株式会社(蒲郡市)にて成形され、再生ポリ袋に生まれ変わります。
〇 今回、日東工業株式会社から同社の本社がある長久手市へ、再生ポリ袋の一部を寄贈します。寄贈された再生ポリ袋は、長久手市役所から排出される事業系ごみの収集用の袋として活用されるほか、同市内の清掃活動において参加者向けに配布され、市民に対するサーキュラーエコノミーの周知等に活用される予定です。
今後、地域と連携して、こうした循環の取組を広げて行くための方策等について、PTで検討を進めていきます。
〇 なお、再生ポリ袋の寄贈に併せて、日東工業株式会社から、デザイン変更のため廃棄予定であった社内ユニフォームを原料として製造したリサイクル軍手も寄贈されます。
2 寄贈式の開催について
以下のとおり長久手市役所において寄贈式を開催します。
取材を希望される場合には、会場調整のため、以下の問合せ先へ御連絡ください。
<寄贈式>
〇日時:2025年3月21日(金曜日)午後2時から午後3時まで(予定)
〇会場:長久手市役所 北庁舎2階 第5会議室
(長久手市岩作城の内60番地1)
〇内容:日東工業株式会社から長久手市へのリサイクル製品の寄贈
関係者による取組説明等
〇出席者:日東工業株式会社 取締役社長COO 黒野 透
長久手市長 佐藤 有美
なお、PTを支援している愛知県からは、資源循環推進監が出席します。
〇問合せ先:長久手市 くらし文化部 環境課(担当:嵯峨、大谷)
電話 0561-56-0612
メール kankyo@nagakute.aichi.jp
【寄贈するリサイクル製品について】
〇使用済み軟質プラスチックを原料として製造した再生ポリ袋 1,000枚
〇旧デザインの社内ユニフォームを原料として製造したリサイクル軍手 500セット
【参考1】あいちサーキュラエコノミー推進プロジェクトチームについて
「あいちサーキュラーエコノミー推進プラン」(2022年3月策定)に掲げた推進モデルの具体化に向け、2023年1月に愛知県が立ち上げた産官学連携のプロジェクトチーム。参画メンバーが連携により事業化に取り組んでいる。
(参考Webサイト)
PT立ち上げ時のサイト
https://www.pref.aichi.jp/press-release/circulareconomy-pt.html
PT紹介サイト(あいち資源循環ナビ内)
https://aichi-shigen-junkan.jp/circular_economy/project
【参考2】
従来の3R(リデュース・リユース・リサイクル)の取組に加え、資源投入量・消費量を抑えつつ、ストックを有効活用しながら、サービス化等を通じて付加価値を生み出す経済活動であり、資源・製品の価値の最大化、資源消費の最小化、廃棄物の発生抑制等を目指すもの。
「Circular Economy in the Netherlands by 2050」をもとに愛知県が作成
このページに関する問合せ先
愛知県環境局資源循環推進課
循環グループ
電話:052-954-6233