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2022年5月9日(月曜日) 午前10時

ページID:20220509 掲載日:2022年5月23日更新 印刷ページ表示

1 知事発言

 それでは、改めまして、皆様おはようございます。5月9日ですね、月曜日、大型連休明けのですね、会見ということでございます。よろしくお願いをいたします。

 それでは今日はですね、まず発表事項が3点あります。その上で、その後、コロナの入院状況等について申し上げたいというふうに思います。

 お手元の資料を御覧をいただき、お聞きをいただければと思います。

(1)愛知県名誉県民顕彰式の挙行について

 (https://www.pref.aichi.jp/press-release/2022meiyokenminkyokou.html

 まず第1点はですね、愛知県名誉県民顕彰式の挙行について、日程が確定いたしましたので、発表いたします。

 愛知県では、県政150年の歩みを振り返り、本県の発展に多大な貢献をされました故豊田喜一郎(とよだ きいちろう)氏と故盛田昭夫(もりた あきお)氏に名誉県民の称号をお贈りすることといたしました。これは条例で、県の議会の議決が要りますが、2月議会で議決をいただいております。

 つきましてはですね、5月30日月曜日の午後1時30分からここ、本庁舎2階の講堂におきまして、顕彰式を挙行し、顕彰状と名誉県民章を両氏の関係者に贈呈をさせていただきます。

 顕彰式に御出席いただく方につきまして現在調整中でありますので、決まり次第、お知らせをいたします。

 郷土の歴史を築いたお二人の輝かしい御功績を広く県民の皆様と共にたたえ、謹んでお贈りさせていただきたいというふうに思っております。

 ということで、お手元の資料でございますが、日程ですね、場所ということと、そして資料の裏面が、この名誉県民章のもので、実際の物はこちらに持ってまいりました。後ほどまた、一旦このテーマが終わりましたらちょっと外しますが、後でまた皆様に御覧をいただければと思います。

 これは尾張七宝(しっぽう)で作ってありまして。これは、一番最初に作った物の予備といいますかね。ですから、桑原(幹根。くわはら みきね)さんに1987年にお贈りしたときの物ということの予備ということでございますが、同じ物をですね、その後2回ですね、作らせていただき、今回また、今もう発注しておりますので、同じ物を作ってお贈りさせていただくということでございます。ということで、御覧をいただければと思います。塗箱は漆(うるし)の仕上げ、そして(名誉県民章は)尾張七宝ということと、大きいものと略章ということでございます。

 そして、3ページはこれまでの顕彰事例でございまして、過去3回に分けてですね、お贈りをさせていただいているところでございます。今回で4回目ということになろうかと思います。ということで、これまで7人ですが、これで9人ということに相なります。

 豊田喜一郎さんとですね、盛田昭夫さんの略歴は、もう御案内のとおりでありますけれども、一応こういう形でオフィシャルなものということで整理をさせていただきました。御参考にしていただければというふうに思っておりますので、よろしくお願いをいたします。

 このお二人につきましてはですね、もう既に2月議会で、議会への提案という形にさせていただきましたので、その御功績等についてはもう既に資料等でお届けをさせていただいておりますが、改めて簡潔に申し上げますと、故豊田喜一郎様におかれましては、1926年に株式会社豊田自動織機製作所を設立、1937年にトヨタ自動車工業(株式会社)を設立し、自動車産業の基盤を築かれました。「ジャスト・イン・タイム」による流れ生産の実現を提唱、トヨタ生産方式の基礎となったということ。それから、トヨタ自動車(株式会社)さんに加え、(株式会社)アイシン、トヨタ車体(株式会社)、(株式会社)デンソーなど関連会社を興して、現在のトヨタグループの礎を築かれた方ということでございます。

 続いてですね、故盛田昭夫様におかれては、1946年に井深大(いぶか まさる)氏と共にソニーの前身となる東京通信工業(株式会社)を創設をされたと。「ウォークマン」などですね、革新的な製品を次々に世に送り出されたと。多くの人々の暮らしを豊かにされたということでございます。

 愛知県におきましても、稲沢、一宮、幸田という形で関連工場を造られ、また、1981年に(財団法人)盛田国際教育振興財団を設立をされ、30年以上にわたり愛知県内の学生の留学を支援、奨学金等で支援をされたという御功績がございます。

 ということでございますので、よろしくお願いをいたします。

(2)あいち行革プラン2020推進プロジェクトチーム「チームあいち」の設置及び第1回開催について

 (https://www.pref.aichi.jp/press-release/gyoukakuplan2020-ptteam.html

 続きましてですね、二つ目でございます。あいち行革プラン2020推進プロジェクトチーム「チームあいち」の設置と第1回の開催についてであります。

 愛知県では、2019年12月に策定をいたしました「あいち行革プラン2020」に基づいて、行財政改革を進めております。

 しかしながら、プラン策定後も本県を取り巻く社会環境は変化をし続けており、新型コロナウイルス感染症への対応を通じ浮き彫りになった国と地方の関係、規制緩和や官民連携の強化、また、社会全体のデジタル化・DXの推進等の課題にも迅速・的確に対応しなければなりません。

 今年度は、プランの計画年度、2020~2024年度の中間年度に当たるので、新たに生じた課題に対応した取組を追加・拡充をしていく必要があります。

 そこで、プラン後半期において、行財政改革を一層強力に推進していくための司令塔として、古本副知事をリーダーとするプロジェクトチーム「チームあいち」を設置をすることといたしました。

 第1回の「チームあいち」を、5月11日水曜日の午前10時から、本庁舎6階の正庁で開催をいたします。

 第1回の会合では、行財政改革の体制とスケジュールを共有し、全庁一丸となって取組を推進するため、愛知県行政改革推進本部員である各局長等を集めるということといたしました。

 古本副知事には、トヨタの経験で培った「トヨタイズム」、そして「カイゼン」と、国政経験で培った突破力を生かして、強力なリーダーシップを発揮していただきたいと考えております。

 引き続き、全庁挙げて行財政改革の取組を推進してまいりたいというふうに考えております。

 ということで、お手元の資料ですが、あいち行革プラン2020推進プロジェクトチームの「チームあいち」を作るということでございます。

 2ページ、裏面がメンバーで、基本、全局長で、ヘッドがといいますかね、これは行(政改)革推進本部のメンバーと一緒ということでございます。

 私も出席して挨拶は申し上げたいと思いますが、「チームあいち」で、古本副知事のリーダーシップでですね、しっかりと進めていただければというふうに思っております。

 ということで、主な検討事項といたしましては、資料はついているのか。そうか、これは配っていないのね。

【総務局長】 はい、配っていないです。

【知事】 そっか。後でこれ配ったら。

【総務局長】 はい。

【知事】 後でちょっと資料、1枚紙がありますのでね、ちょっと配らせていただきますが、この「チームあいち」でですね、いわゆるこの行政改革のですね、「あいち行革プラン2020」をですね、検証して、そして更に進捗管理をしていただいて、また新たな課題があれば、それをまた見つけ出して取り組んでいただくということで。

 この「チームあいち」の下に、「根源的問い直しチーム」ということで、行革の取組の具体化・充実を含む、そうした、そもそも根源的に事務・事業の見直しをしていく。これは、トヨタ生産方式のといいますか、トヨタの管理方式の一つでありますが、「根源的問い直しチーム」。

 それから「業務改善チーム」。これは業務の効率化、働き方改革、県民サービスの向上といったところ。

 それから、新たにですね、この二つが今まで、森岡副知事のときにもこういった形で、当時は「チーム森岡」と呼んでおりましたが、今度は「チームあいち」という形にさせていただき、「根源的問い直しチーム」と「業務改善チーム」と、それに加えて今回は新たに、新設として、「官民連携、分権・規制緩和チーム」を作って、PFIなどの官民連携とか、分権・規制緩和、民間人材の確保などについても検討していただき、部局横断的に、この行財政改革というのは全ての分野にまたがりますので、この「チームあいち」、「チーム古本」と言ってもいいと思いますがね、でしっかりと検討していただいてですね、進めていただければというふうに思っております。

 ちなみに、今の「あいち行革プラン2020」のポイントはですね、Speedy(スピーディー)、Smart(スマート)、それからSustainable(サスティナブル)ということで、「しなやか県庁」を「スピーディーでしなやかな県庁」へと進化させるということでやっておりますが、それに更に官民連携、分権・規制緩和といった観点のチームを作って、更に前進をさせていきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いをいたします。

 ちなみに、前回、この「チーム森岡」、森岡副知事をリーダーとするプロジェクトチームは、2014年5月ですね、森岡副知事就任後直ちに作らせていただきました。同様に今回もですね、ちょうどあれから8年後でありますが、「チームあいち」ですね、古本副知事を中心に「チームあいち」、「チーム古本」と言ってもいいと思いますが、を立ち上げて、更にこの行革プランを前進をさせていきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いをいたします。

 それが2点目でございます。

(3)フランススタートアップ支援機関連携事業の成果について

 (https://www.pref.aichi.jp/press-release/france-result21-2.html

 それから、続いて3点目でございます。フランススタートアップ支援機関連携事業の成果について、御報告をさせていただきます。

 これは、去年もですね、今の、もうちょっと後かな、7月ぐらいにですね、海外の大学・研究機関とのスタートアップの連携事業についてですね、それぞれに状況と成果などについて、そして今年の予定といったことを報告しておりますが、私どもは、海外との連携では、フランス、テキサス(アメリカ)、それからシンガポール国立大学、それから中国と、四つの国とスタートアップで連携して共同事業をやっておりますけれども、それについて、それぞれに今の時点についてのですね、昨年度まで、2021年度までの実績、成果と、そして今年度、2022年度のですね、事業、プロジェクトといったことを、順次まとめて、御報告をさせていただければというふうに思っております。

 まずはフランスですね。ということでさせていただきたいというふうに思っております。今月、フランスに渡航するということもありますので、そうした形でまとめさせていただきました。

 資料を御覧いただきたいと思いますが、愛知県は、2018年10月に「Aichi-Startup戦略」を策定をし、そのエコシステムの形成に向けた取組をやっております。一環として、海外のエコシステム先進地4か所の大学などとの連携を進めております。

 フランスはヨーロッパにおけるスタートアップ・エコシステムの中心地の一つでありまして、多くのスタートアップ支援機関が存在しております。

 資料を御覧をいただきたいと思いますが、まず1ページは、その全体の概要ということでございます。

 それから、2ページが先ほど申し上げた、参考1が、フランス、アメリカ、シンガポール、中国との連携と提携の状況、それから主なプロジェクト。

 それから、参考2以下がですね、フランスの相手先、INSEAD(インシアード)、Paris&Co(パリ アンド コー)、Bpifrance(ビーピーアイフランス)というのは何かということと、4ページがIMT Atlantique(アイエムティー アトランティック)という大学の概要ということでございます。

 5ページ以降が、その事業の成果レポートでありまして。

 まず、2019年8月に私がフランスを訪問した際、世界トップクラスのビジネススクールであるINSEADのフォンテーヌブロー校を訪問し、パートナーシップに基づく連携を進めていくことで合意をいたしました。同時に、パリ市の経済開発公社であるParis&Coと「スタートアップ支援における連携協力に関する覚書」を締結をし、フランスを代表する工学系高等大学院のIMT Atlantiqueと「包括交流に関する覚書」の締結も行いました。また、政府系金融機関のBpifranceとは、2021年2月、去年2月にですね、「スタートアップ支援分野における連携協力に関する覚書」を締結をさせていただいたということでございます。

 愛知県では、こうした連携協力関係を生かしまして、2020年度からはフランスの各支援機関との連携事業を行っておりまして、2021年度は、記者発表資料6ページの「2 事業概要」に記載してありますように、(1)NSEADによる県内の大企業の新規事業担当者を主な対象とした「INSEADイノベーションプログラム」を実施しております。(2)Paris&Coがオープンイノベーションに関するセミナーなどを実施した「Aichi・Paris&Coイノベーションプログラム」を実施をいたしました。(3)日仏両国のスタートアップ関係者の交流の促進を目的としたセミナー、「Aichi Prefecture and Bpifrance connect」(アイチ プレフェクチャー アンド ビーピーアイフランス コネクト)を行いました。

 これら施策の2021年度成果について、記者発表資料7ページ、「3 これまでの成果」に記載しており、具体的な成果事例は8ページに記載してあります。こういう実績をね、2020年度、2021年度とこういうふうにやってきております。

 そして8ページ、(1)「INSEADイノベーションプログラム」については、参加企業一覧の表のとおり、主に地元の大手企業が参加をし、新規事業開発部門の責任者がプログラムを受講をいたしております。その中でも、参加した製造業系の企業が、プログラムを受講することにより、自社の持つシステムが取引先企業の開発を促進することを見いだし、取引先企業にシステムを提供して実証実験を行う段階に至るなど、事業会社のオープンイノベーションによる新規事業の展開に貢献できたという報告も受けております。基本、大体、県内の様々な大手企業さんの新規事業担当者の方に受講をしていただいたということでございます。

 それから、(2)「Aichi・Paris&Coイノベーションプログラム」でありますが、スタートアップの推進に意欲的に取り組む県内五つの自治体や、大学などが参加をして、プログラム内で「都市内での実証実験」の具体例などをテーマに議論を行うことを通じて、参加した各自治体が抱える課題の共有につながったということでございます。

 五つの自治体はですね、参加のあった自治体は県内五つって、愛知県、うちも入っております。愛知県、岡崎市、常滑市、南知多町、幸田町と、こういうことですかね。というところに参加をしていただいたということでございます。

 続いてですね、次に(3)「Aichi Prefecture and Bpifrance connect」では、参加した事業会社が、登壇したフランスのスタートアップにコンタクトを取るなど、協業に向けた動きが見られたということであります。

 なお、資料にはありませんが、STATION FからSTATION Aiの設計や支援プログラムなどにアドバイスを受けております。スタートアップ同士の偶発的な出会いが生まれるよう、キッチン等を設置するなどの点を取り入れたということでありまして、STATION Fからは相当なノウハウを頂いているというところでございます。本当に、ここまで教えてくれるのかというぐらい親身に、親切に教えてくれているということで、有り難いことであります。

 なので、意図せぬ出会い、幸運な出会い、「セレンディピティ(serendipity)」というのが一つのキーワードになっておりますが、異業種が、意図せぬ幸運な出会いで、新たな化学反応を起こして、新たな事業を展開していく。「セレンディピティ」というのがこの世界の世界的な、今、流行語といいますかね、ヒットした言葉になっておりますが、これが大事なんだということをですね、それを具体にやるためにはこうするんだというところまでですね、しっかりと教えていただいておりますので、それを着実に実現をしていきたいというふうに考えております。

 ですから、STATION Ai、この間、この4月から、今年度から衣替えをしたPRE STATION Aiですね、グローバルゲートにある。あれも同じようなことをどんどん、今、進めていくということでやっていきたいと思っております。

 それからですね、最後にですね、今年度の施策については、8ページの4でございます。今年度事業について。

 INSEADにつきましては、昨年度はオープンイノベーションに焦点を当てましたが、今年度は、更に業務での課題を深掘りする内容のプログラムを、事業会社を対象に提供する予定であります。Paris&Co及びBpifranceとは、彼らが持つスタートアップ・エコシステム形成ノウハウを共有するワークショップ、またセミナーを行う予定であります。また、IMT Atlantiqueとは、大学発スタートアップ支援に関するノウハウを県内大学などに共有するセミナーを実施する予定となっております。

 引き続き、フランスの各支援機関のノウハウやネットワークを活用して、スタートアップ支援に取り組むとともに、愛知独自のスタートアップ・エコシステムの形成を推進をしていきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。

 とにかく、ヨーロッパ最大のスタートアップ・エコシステムを作っているフランスのですね、ノウハウをしっかり、これは虚心坦懐(きょしんたんかい)に勉強させていただいて、少しでも追っかけるということでね、やっていければというふうに思っております。もちろん我々愛知、ここは、やはり自動車を始めとしたモノづくり、テック企業がたくさんありますので、そういった面とスタートアップを融合させれば、相当大きな、何ていいますかね、展開があると、飛躍があるというふうに私どもは考えておりますので、そういった形でどんどん進めていければというふうに思っておりますので、よろし くお願いをいたします。

 以上がですね、この発表事項3点ということでございました。

(4)新型コロナウイルス感染症について

https://www.pref.aichi.jp/site/covid19-aichi/) 

 それではですね、続きまして、コロナ感染症について申し上げたいというふうに思っております。

 お手元の資料を御覧をいただきますと、70歳以上の方は7.0パーセント、重症(・中等症)の方は1.4パーセントという資料。

 それから、検査件数ですが、連休中はやはり少なめになっていますね。連休前が8,000とか7,000でありましたが、連休前半はやはり2,000とか3,000人台という感じですね。ということでございます。

 なので、今日の午後、またいつもの時間に会見いたしますが、今日はまだ少ないんだな、月曜日だから。検査件数がね。やはり昨日の分と今日の前半部分をやりますので、多分、明日がですね、今日は多分、相当、検査が来ていると思いますので、明日以降は多分、大分増えるのではないかというふうに思っております。

 なので、連休中に下がった分、ならすとですね、段々、トレンド的には減っているけども、こんな大きく減っていないし、こんなに大きくぐっと、去年・一昨年は連休明けにどんと上がりましたが、そうでもないのではないかなというふうには思いますが、いずれにしても、ちょっと今日の午後の数値は注目をしたいというふうに思っております。

 さて、それでですね、最後に入院状況でございますが、金曜日に発表したのは木曜日の数値なので、金土日3日間でのですね、変化を申し上げます。

 入院状況はですね、535人から24人減って511人、511人。3日間でね。重症の方10人は変わりません。コロナ病床以外が、3人減って136ということなので、コロナ病床の入院者が21人減って375。21人減って375。病床使用率は22.0パーセントでございます。

 それと、次は、名古屋市内もですね、入院者が14人増えて223人ですが、コロナ病床以外が10人増えて89。なので、コロナ病床では4人増えて134、134ということなので、大体3分の1強という感じですかね。ということでございます。

 それから、愛知病院の入院が4人減って5人です。5人。

 ホテルはですね、44人減って396人。

 それから、自宅療養が2,090人減って1万4,329人。新規陽性者があれだけ連休中は減りましたのでね、1,000人ちょっとぐらいになってきたので、やはりそうなれば、自宅療養とかホテルの入所の方は当然減ってくるということでございます。

 それから、金土日3日間で4人亡くなっておられますが、70代が2人、80代が2人ということで、高齢者ということでございます。

 それから、クラスターがですね、この金土日で五つ出ておりまして。医療機関が二つ。22N、名古屋市の医療機関12人。それから、22O、名古屋市の医療機関13人。それから22L、名古屋市の高齢者施設11人。22M、豊田市の高齢者施設11人。22P、岡崎市の高齢者施設14人ということでございます。

 ちなみに、今日の午後、どうなるかということでありますが、昨日が2,307人で、1週間前が1,428人。土曜日が2,659人で、1週間前はちょうど3連休の半ばでありましたが951人ということで、金曜日まで9日連続で前の週より減りましたが、土日で増えておりまして、多分、今日も、月曜日は1週間前、5月の2日で連休の谷間だって814人なんで、今日も増えるでしょうね、きっとね。明日はまた休み明けなので増えると思いますが。

 なので、そんな感じで進んでいくんでしょうね。ですから、今週は、前半はちょっと多いんじゃないですかね、1週間前より。ですから、4月半ばから9日連続で減って、4日(連続で)増えて、また9日連続で減って、また増えて、また減っていくということかもしれませんね。そこはしっかりと見ていきたいと思います。

 なお、あわせてですが、今日5月9日から、今日から県民の皆様の旅行のですね、県民割引は、「あいち旅eマネーキャンペーン」は5月の2日以降の予約で、5月9日ですから、今日からスタートいたしております。5,000円、プラス土産物屋さん、飲食店などの2,000円で、5(千円)プラス2(千円)で7,000円のキャッシュバック。

 それから、「LOVEあいちキャンペーン」は、今、事業者さんをこれから募集をして、5月19日からということで、旅行商品を造成して販売をしていきたいというふうに思っておりますし、基本的には中部圏ですね、三重県さんが5月13日だったかな、を除けば、今日から中部各県さんとは相互乗り入れでスタートをしていきますので、よろしくお願いを申し上げたいというふうに思っております。

 やはり感染状況等を見ながら、感染はしっかり抑えていきながら、社会活動、経済活動は回していきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いをいたします。

 私からは以上です。

2 質疑応答

(1)新型コロナウイルス感染症について

【質問】 今、最後に知事も触れていらっしゃいましたけども、昨日と一昨日は感染者がぽんと大きく増えましたが、これは検査件数の問題であって、特にこれがリバウンドとか、危機感というか、その辺りはいかがでしょうか。

【知事】 前から申し上げておりますように、連休中、多分、医療機関の方はカレンダーどおりというところが多いかと思います。

 ということでありますので、土日はですね、やはり5月5日までの連休が明けて、6日の金曜日は多分、結構たくさん、皆様、検査に行かれていると思うんですね。なので、検査件数が多いとどうしても。検査してその日に結果というのは、大体1日ぐらいずれますのでですね。そうなると、土日という形で増えているのかなというふうに思います。

 ですから、1週間ならしていきますとね、昨日の数値で、やっぱり7日間平均で1,500人、1日当たりね、1,500人強という感じでありますから。連休に入るまでが2,000人を超えていましたんでね、2,100人とか2,200人でありましたから、それに比べれば、やはりトータルでは減ってきているということだと思います。

 なので、トレンド的にはやはり減少傾向だろうとは思いますが、ちょっとやはり大型連休という特殊事情がありますので、そこは少しよく見ていかなければならないというふうに思います。

 ただ、若干の不安があるとすれば、やはりこの大型連休は、もう皆様のテレビ・新聞の報道を毎日、私も拝見しておりましたが、規制・制約のない大型連休は3年ぶりだということで、毎日毎日その報道がてんこ盛りでありましたですね、皆様ね。行楽地から何から、遊園地とかいろいろなところでですね、人がこんな出ています、天気もいいしとか言って。なかなかそういう話題はどちらかというと明るい話題なので、何かここのところ暗い話題ばっかりが、他のニュースはね、あるので、そういう意味で意識して多分、皆様、そういう紙面を作ったり、番組を作られているというふうに思いますけれども、あれだけ人出が出ていますとですね、そこはちょっと心配なところはありますね。

 確かに去年も2年前もですね、大型連休で相当、人が動いて、2年前はあんまり動いていなかったか、それでもそこそこ動いて、連休明けにぐっと上がっていったというのがありますのでね、そこはやはり私どもとしては、この人が動いたのがどういうふうに影響するかは、やはりここはですね、引き続き、警戒をして注視をしていかなければならないというふうに思っております。

 なので、今日5月9日から県民の旅行のですね、県民割引、それも(最終的には)中部9県とですね、相互乗り入れでやりますけれどもですね、やりますけれども、この感染状況が急拡大したような場合にはですね、そこはやはり停止をするということもあり得るということだと思っております。

 と思いますので、引き続きですね、この大型連休明けのですね、コロナの感染状況には、最大限の警戒をして、また注視をして、適切に対応していきたいというふうに思っております。

3 知事発言

(1)新型コロナウイルス感染症について

 よろしいですか。それでは、また午後にですが。

 ちなみに、昨日までのですね、7日間、直近1週間の人口10万人当たりの感染者数は、愛知県は23番目ということですね。ちょうど真ん中辺ということでありますが。これは大体、最近は20番台というのが多いかなというふうに思いますが、いずれにしても、この連休明けの数値がどうなるかというのは、やはり最大限の警戒をもって、また注視をして対応していきたいと思っております。