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2022年7月4日(月曜日) 午前10時

ページID:202207004 掲載日:2022年7月15日更新 印刷ページ表示

 

 

1 知事発言

 それではですね、7月4日月曜日、定例記者会見を始めさせていただきます。

 今日はですね、午前中、本会議閉会日ということでございました。全ての議案に議決をいただきまして、今日、閉会ということでありましたのでですね、午後ということにさせていただきました。よろしくお願いいたします。

(1)新型コロナウイルス感染症について

https://www.pref.aichi.jp/site/covid19-aichi/

 まずはですね、今日、発表事項は3点ありますが、まずは本日の陽性者数から申し上げます。

 7月4日月曜日、本日の陽性者数は634人、634人であります。

 内訳です。県所管分が273人、名古屋市が194人、豊橋が30人、岡崎66人、一宮36人、豊田35人で、634人であります。

 増えております。増えております。1週間前が444人でありましたので、190人増えております。増えております。190人増えております。

 ですから、2週間前が275、3週間前が332、4週間前が415、5週間前の5月30日が535ですから、それより多いですね。6週間前の5月23日が704ですから、704、535、415、332、275、444、634ということで、6週間かけて下がって、また上がったと、元のふうに戻ったということなので、明らかにというか、完全なリバウンドということですね。2週間前が275ですから、倍以上ということでありますので、なかなか厳しい状況だというふうに考えます。これで14日連続で前の週より多いということです。

 そして、このお手元の資料ですが、裏、3の(2)の(過去)7日間平均を見てください。入院患者(数)166.1、単日が189で、こちらの方も増えております。それはそうですね。新規陽性者が増えていますから、増えていくと。新規陽性者の(過去)7日間平均が1,214.4ですが、これを今日の数値に置き換えますと1,241.6。1,241.6で、陽性率は17.2パーセント。陽性率はそんなに大きくないんですが、検査はやっている、検査はやれているということだと考えておりますが、実数は上がってきているということで、厳しい状況です。

 そしてこちら、70歳以上6.8パーセント、重症(・中等症)の方1.3パーセントは変わっておりません。変わらないですね、これはね。

 検査の件数は、平日はですね、やはり5,000件、6,000件は行っているということ。

 それから入院状況ですが、金土日3日間でどのぐらい増えたかということを申し上げますと、197が22人増えて219人。コロナ病床が、175が14人増えて189人で、病床使用率は15.6パーセントであります。ということです。

 それから、愛知病院の入院が、14人が6人増えて20人、20人です。今20、6人増えて20人。

 ホテル入所が、87人増えて458。3日間でね、金土日で87人増えて458。

 そして自宅療養が、1,301人増えて8,424人ということで、大分こちらの方も増えてきております。

 金土日でお一人亡くなっておられます。この方は、90代の方がお一人ということでございます。という状況でございます。

 それから、クラスターはですね、やはりこう(新規陽性者が)増えてくるとですね、クラスターが増えるんです。増えるんです。金土日で七つ、七つ出ております。七つ出ております。

 上からいきますと、高齢者施設が五つですね。高齢者施設が五つ。26C、安城市の高齢者施設11人。26D、蒲郡市の高齢者施設21人。26E、津島市の高齢者施設24人。そして26H、名古屋市の高齢者施設31人。26I、刈谷市の高齢者施設11人。そしてその下、26Fですね、岡崎市の小学校12人。そして一番下、26G、名古屋市の学習塾12人ということでございます。

 が入院状況等でございました。

 そして続いてですね、続いてが、いつも月曜日でございますので、PCRの無料検査事業に係る登録検査所数ということで、23減って547ということですね。そして、2枚目がその実績でございます。

 それから次がですね、あいち旅eマネーキャンペーンとLOVEあいちキャンペーンの実績です。

 (あいち旅eマネーキャンペーンは)1週間で、(旅行・宿泊予約)件数で9,536件増えて、旅行者(数。登録件数)は1万5,503件増えてということでありまして、全部で15万2,353件。(旅行)終了(者数)が13万7,563件。想定割引(額)が10億6,647万円ということで、18億8,000万円の予算がありますので、まだ十分ですね。7月14日までということです。

 それから、LOVEあいちキャンペーンも、これはもう交付(決定)済みということでございます。

 ということがコロナの状況でございました。

 人口でですね、人口10万人当たりの感染者数は、愛知県は、昨日の時点では17番、17番。直近の時点で17番目ということでございます。

 それではですね、発表事項にまいります。お手元の資料を御覧をいただいてお聞きをいただきたいというふうに思っております。

(2)ウクライナから愛知県に避難されてきた方々への生活一時金及びプリペイドSIMカードの支給開始について

(https://www.pref.aichi.jp/press-release/tabunka-ukraine-shikyukaishi.html)

 それではですね、まずは、ウクライナから避難をされました方々への生活一時金及びプリペイドSIMカードの支給開始について申し上げます。

 今日、議会が終わりまして、このウクライナ関係の予算はですね、ウクライナの避難民の方への支援の予算は、6月15日、初日に早期議決をいただいておりますが、ですから予算としてはもう成立をしておりますが、その内訳につきましてですね、一部変更いたしましたので、申し上げます。

 ウクライナからの避難を余儀なくされ、愛知県内で避難生活を送られている方々は、先週、県内54市町村に照会し、取りまとめたところ、7月1日金曜日正午現在で、名古屋市始め10市で合計38世帯65人。前に申し上げた1週間前は59人だったような気がしますので、少し増えているということですね。ということでございます。

 そして、愛知県では、避難民の方々の生活支援を目的として、5月30日の月曜日から寄附金を募集しておりますが、7月1日金曜日正午現在で、既に目標額を上回る1,274万円の御寄附を頂いております。多くの皆様に御支援をいただきまして、大変有り難く思っております。

 今回ですね、県の予算で2,500万だったかな、全体でね。で、半分の1,250万円を。幾らだったっけ。

【県民文化局長】 1,250万円です。

【知事】 いやいや。全体は。

【県民文化局長】 2,500万円です。

【知事】 2,500万円でいいんだよね。2,500万円だよね。いいんだよな。

 寄附の目標金額として1,250万円ということでございましたが、目標を上回る1,274万円の御寄附を既に頂いております。この寄附金を活用させていただいて、早速、生活一時金とプリペイドSIMカードの支給を開始をいたします。

 生活一時金の支給額は、1世帯当たり20万円。これは議会の当初の早期議決のときに、うちは1世帯20万円でやりますということで言いましたが、これをですね、1世帯20万円ですが、世帯人数が3人を超えていく場合は、3人で10万円、4人で20万円、5人で30万円ということで、(3人目以降)お一人(増えるごとに)10万円ずつ上乗せをしていこうということにさせていただきます。

 これはですね、とある市でですね、県営住宅に3世帯入ってきたと。最初の方は1世帯2人で、次の方が1世帯5人で、3人目の方が1世帯1人ということで、1人と5人で同じ20万円ですかと、同じ県営住宅で。5人というところはですね、やっぱり子供さんが多いわけですね。やっぱり生活費がかかるということなので、少しこれは考えていただけないかというのが、2週間前にちょっと話がありましたんで、早速ですね、それは検討しましてね。

 確かに、1人10万円に直すという手もありましたけども、やっぱり世帯でということを申し上げたので。最初はですね、当初、せいぜい1人、2人、3人ぐらいまでの世帯だろうと。生活費は、1世帯であれば、1人でも3人でも、世帯にかかるものは同じかなということで、1世帯20万円ということにしましたが、それで4人、5人という方が、家族が来られましたんでね、やっぱりそこは少し対応した方がいいというふうに考えまして。その代わり、1人の方は10万円にするというのもですね、やっぱり1人であっても、世帯であるとやはり経費は、2人分とまでは言いませんが、やはりかかりますのでね。そういう意味で、世帯は20万円ということにして、そこは保障した上で、3人以上の場合は(3人目以降)1人10万円(の加算)。ですから、実際は1人10万円で、1人世帯の方は20万円とするということにいたしました。

 ちなみにですね、今38世帯のうち、5人世帯が1世帯、4人世帯が3世帯、3人世帯が4世帯、2人世帯が6世帯、1人が24世帯ということでございまして、やはり1人、2人が圧倒的に多いんですね。4人、5人というのはちょっと、あまり想定していなかったんですが、実際にそういう形で来られたので、そういう形にしたいということでございます。

 ということで、これは議会にも説明させていただいてね、各会派も快く了解、了承していただきましたので、改めて、今日、議会が閉会しましたのでね、こういう形にしますということを発表させていただきます。

【県民文化局長】 正確な数字がこちらです。

【知事】 2,587万円ね、ウクライナ避難民の支援のやつね。ということでございます。

 うち、1,250万円を寄附金で賄いましょうということでございまして、もうそれは超えたということでございます。

 ここにありますようにね、その生活費の一時金支給を20万円プラスアルファで、10万円ずつ加算する。

 それから、プリペイドSIMカードをですね、これは30日間有効の50ギガバイトのSIMカードを、1人につき5枚お渡しをいたします。

 5枚でありますが、これはですね、今申し上げたこの(生活一時金も含めて)、これから手続をお示ししまして、生活一時金は7月下旬ぐらいから口座振込により支給をいたしまして、プリペイドSIMカードは7月中旬頃からお渡しをさせていただくということにさせていただきます。

 次に資料を見ていただきますとね、書いてありますが、1の(1)(生活一時金の支給額)が1世帯20万円で、(3人目以降1人につき)10万円の加算。それから、(2)がプリペイドSIMカードで、1人につき5枚ですが、月1枚ずつ。これは毎月支給するんだな。月1枚ずつ、お一人につき支給をするということでございます。

 これは幾らぐらいだった。5,000円だな、大体。

【県民文化局長】 そうです。

【知事】 大体5,000円ぐらいということ、標準がね、ということでございまして。

 今、皆様、やっぱり通信環境がね、どうしても今それで情報を取りますから、これが欲しいという方が。避難民の方はなかなか長期契約できないんだろ、あれ。

【県民文化局長】 そうです。

【知事】 なので、このプリペイドのSIMカードが非常に御要望が強かったので、現金のようなもんですけどもね、実物を支給するということにさせていただきます。

 本日付けで受入市に通知をして、市の担当者から避難民の方々に手続方法を御案内して、申請に基づいて速やかに支給を行っていくということでございます。

 現段階でこの38世帯65人という、この人数でございますので、各市においてですね、各市役所さんにそれぞれに対応していただいていますので、それに上乗せしてですね、対応させていただくということなので、御連絡をいただき、順次手続をしていただけたら有り難いかなというふうに思っているところでございます。

 寄附状況はこの資料の一番下のところに書いてありますので、御覧をいただければというふうに思っております。

 ということでございますね。これが1点目ということでございます。

 ちなみにですね、これまで県内でこうした給付金を支給しているところはですね、名古屋市が立ち上げた「(名古屋ウクライナ)避難民支援実行委員会」が、寄附金を財源として1人10万円の給付金を2回出しております。あと、この他ですね、大府市、長久手市、小牧市、江南市、日進市では、一般財源で1人10万円(小牧市は16万円)の一時金を支給していると。ですから6。5市プラス(名古屋ウクライナ避難民)支援(実行)委員会。市でいえば、名古屋市も入れれば6市ということですね。これに私ども県が加わると。(受入れは)10市にわたっていますから、避難民の方に行くのではないかというふうに思います。

 あとはですね、今回の予算としては、その生活一時金の支給、それから、日本語学習の支援としてね、オンライン等による日本語教室の開催、また、タブレット端末の貸与。これに併せてプリペイドSIMカードも支給すると、こういうことでございます。あと、日本語教室へコーディネーターを派遣する。あと、ウクライナ大使館と連携をし、企業さんから受け入れた寄附物品を定期的に避難民の方にお届けをするということもやらせていただきます。

(3)☆県政150周年記念「わたしの住むまち あいちの未来」絵画コンクールの作品募集について

(https://www.pref.aichi.jp/press-release/kikaku20220704150thkaiga.html)

 続きましてですね、二つ目でございます。☆県政150周年記念「わたしの住むまち あいちの未来」絵画コンクールの作品募集についてです。

 今年は、現在の愛知県が誕生してから150周年となる、節目の年であります。県政150周年記念の企画として、先月6月13日、インスタグラムを使った写真募集についてお知らせをいたしましたが、今回は夏休み前ということで、子供・若者向けの絵画コンクールの作品の募集開始について、お知らせをいたします。

 このコンクールでは、県政150周年を契機に、子供・若者に自分の住む愛知の将来を考えてもらい、郷土への愛着や誇りを持ち、愛知の将来を担っていただきたいという思いを込めて、テーマを「わたしの住むまち あいちの未来」といたしております。

 応募資格は、県内の学校に在籍する児童・生徒の皆様で、県内の学校に通っていれば県外在住でも構いません。応募部門は、小学1年生から3年生の部、小学4年生から6年生の部、中学生の部、高校生の部の4部門で、応募締切りは9月5日の月曜日であります。

 4部門それぞれで、最優秀賞1名、優秀賞5名を選定し、入賞者は11月27日日曜日に開催する県政150周年記念式典に御招待するとともに、受賞作品は会場の愛知芸術文化センターに展示いたします。

 また、一部の入選作品は、インスタグラムを使った写真募集と同様に、映画監督の堤幸彦(つつみ ゆきひこ)氏が監修する記念式典の演出映像に活用させていただきます。

 さらに、入賞者には、スタジオジブリの鈴木敏夫(すずき としお)プロデューサーが描いた150周年の記念ロゴマークキャラクター「いこまいまい」、「あいちゅん」の縫いぐるみのほか、県産品を副賞として贈呈をいたします。

 多くの御応募をお待ちしております、ということでございます。

 「あいちゅん」ってどっかにあるのか。これか。これですね。ここに書いてあるものですね。この「いこまいまい」と「あいちゅん」の縫いぐるみを作って。これ売り物だな。売り物で。

 あ、売り物じゃない。そうか。作ってあれか、配るのか。作って、関係の皆様にPRとしてお配りをするものでございますが、これをですね、景品としてお渡しをさせていただくということでございますので。これはデータがありますので、また部局か広報に言っていただければということでございます。

 今私が申し上げたのが、この資料でございます。それから、これが9月の5日までということで、これがちらしということでございます。

 これはですね、一つは「未来の愛知像」、産業・歴史・文化・自然、SDGsの視点から見た「未来の愛知像」。それから、思い出がギュッと詰まった「未来に遺(のこ)したいわたしの愛知」ということで、「大人になった時の理想のまち」だとか、「将来、このまちで叶(かな)えたいこと」、「SDGsが実現したまち」、「未来に遺したいわたしの大切なまち」、「歴史が息づくまち」など、そういったものを思い描いてですね、何でも結構ですが、描いていただければというふうに思っております。

 ということで、堤幸彦さんはね、映画監督。愛知県出身の方でありますが、私どもあいち航空ミュージアムの名誉館長も務めていただき、御協力もいただいております。今回の150周年も御協力をいただくということでございますので、よろしくお願いをいたします。

(4)新型コロナウイルス感染症について

【感染症対策局長】 すみません、先ほどの陽性者数に修正がございまして。

【知事】 え、こんなに変わるの。

【感染症対策局長】 はい。

【知事】 すみません、すみません。ちょっと今、連絡が入りまして、陽性者数がぐっと増えましてね。岡崎市から訂正がありました。岡崎市66人が102人。

 何でこんなに変わった。連絡間違いか。

【感染症対策局感染症対策課医療体制整備室担当課長】 昨日の数字の報告があったそうです。

【知事】 昨日の数字の報告。じゃあ向こうの間違いか。まあ勘違いだな。すみませんね。

 ということで、岡崎市さんからの報告が間違っていたということで、昨日の数字の66人が最初来たんですが、102人、102人でありますので、(県全体で)670人です。

 ということで、226人1週間前より増えています。1週間前444人なので、226人増えて670人。(過去)7日間平均が1,246.7人になるということでございます。厳しい状況であるということでございます。

(5)ジブリパーク開園にあわせた「あいち市町村フェア」の開催について

(https://www.pref.aichi.jp/press-release/11111218.html)

 最後にですね、三つ目です。ジブリパーク開園に合わせた「あいち市町村フェア」の開催についてであります。

 今年11月1日に、愛・地球博記念公園にジブリパークが開園をいたします。愛知県では、この開園に合わせて、国内外からいらっしゃるお客様に対して、愛知の観光や飲食物・特産品をPRし、楽しんでいただくため「あいち市町村フェア」を開催をいたします。

 開催日程は、愛知県と名古屋市が出展する11月11日金曜日から始まる、金土日の週末を皮切りに、連続6週、延べ18日間の開催を予定をいたします。

 この度、資料にございますように、地域別の日程が決定をいたしましたのでお知らせをいたします。

 愛知県は、海から山まで多様な自然環境の恩恵を受けた農林水産業の特産品、ものづくり愛知を支える伝統工芸、歴史的資源を生かした観光地など、様々な魅力にあふれております。

 この「あいち市町村フェア」では、このような愛知の魅力を、地域別にPRしてまいりたいと思います。出展内容につきましては、観光PR、飲食物・特産品の販売、伝統芸能、武将隊など、「我がまち」の魅力を発信するものについて、各市町村が主体となって決定をいたします。

 フェアの詳細は、10月上旬にイベント内容の告知として、改めて記者発表を行う予定であります。

 ジブリパーク開園後のですね、愛・地球博記念公園におきまして、愛知の魅力を結集して、お客様をお迎えしたいと思っております。是非、楽しみにしていただきたいと思っております。

 ということで、この日程が、このように決まりました。開催日時は、この資料の1ページの2ですね。11月の11日から6週連続の金土日ということでございまして、午前10時から午後4時、日曜日は午後3時(まで)ということにいたします。

 まずは、県と名古屋市ね。まずスタートは、名古屋市さんでスタートをし、その後は、これは希望を聞いたんですね、各地区ごとの。それをはめていってね、最大公約数のところにはめていって、名古屋市、尾張東部、西三河、東三河、尾張北西部と海部、そして知多ということになります。

 段々、12月も半ば過ぎて寒くなってくるかもしれませんが、愛知県はね、そんなに。まれに雪もありますけど、まあそんなには降りませんので、楽しめるんではないかと、楽しんでいただけるんではないかと思いますし、実際、最初、11月、12月は結構お客さんに来ていただけるんじゃないかと思いますが、その折にですね、やはり多くのお客さんが来てもなかなか、今まで万博公園には、あんまりレストランとか食堂とか、そうありませんでしたので、こういったところで少し食べていただけたら、ちょうどいいかなということでね、市町村の皆様にお話ししたところですね、こうして是非是非ということでございました。

 ですから、いろんなブース、飲食物のブースだとかキッチンカーとかね、あと、いろんなステージイベントも、伝統芸能、武将隊、ゆるキャラ、いろいろありますので、是非盛り上げていただけたら有り難いかなというふうに思っているところでございます。

 この市町村の皆様の出展やステージイベントの内容は、市町村の皆様が主体となってやっていただくということで、お任せをいたします。

 募集期間は、8月4日が県の締切りということにいたしますので、それまでに市町村の実情に合わせてですね、この1か月ぐらいで募集をするか、募集しないで決めるところもあられるかもしれませんが、募集してやっていただければ有り難いかなということで。県が公募することはありません。市町村、この六つのブロックにですね、お任せをして、しっかり盛り上げていければというふうに思っております。

 ですから、商工関係ですね、商工会議所、商工会。それからまた観光協会、それから農業団体ね、漁協さんなどなどですね、いろいろ。あと、観光協会とかね、いろいろあるのではないかと思います。

 私ども県もね、ブースを出しますが、そこはやっぱり様々な商業とか農林水産業とか伝統産業といった、そういった内容の団体の皆様から、展示も含めてですね、出展も含めて相談をしていければと思います。商工会議所とか商工会さん、それから商店街、また、(愛知県)陶磁器工業(協同)組合、(愛知県)茶業連合会とかね、名古屋コーチン振興協議会とか、そういったところ。また、いいともあいちね、そういったネットワーク(会員)とか。もちろん、農協さん、漁協さんね、いろいろ相談してやっていければというふうに思います。

 また、県のブースでも県政150周年とか2026年のアジア大会・(アジア)パラ(競技)大会(のPR)、MIRAIの展示、MaaS(マース)実証実験(のPR)、花の装飾展示とかね、(あいち)低炭素水素サプライチェーン(の取組紹介)だとか、そういったものもいろいろ考えられるのではないかというふうに思っております。

 なお、(ジブリパークが)11月1日からオープンなので、初っぱなの土日はいろいろというか、大分混雑するかもしれませんので、ちょっと混乱を避けましてね、第2週目の11月11日からというふうにいたしました。

 この「(あいち)市町村フェア」は、これで年内に6週連続ということでやりますので、その後はですね、こういったイベント等々でですね、またこの市町村の皆様にも御相談しますが、次はですね、近隣の隣県ですね、次にお声掛けするのはね。どうですかというのは、実はもう声を掛けてありまして。それは岐阜、三重、静岡、長野ですね。大体、いろいろ定義によりますが、愛知県の隣県ということで、これは一応、中部5県というふうに大体言っておりますが、この4県さん。それからまた北陸3県ね。それから滋賀県。名古屋市さんはね、最初にやりますからあれですけど、中部9県1市で中部圏知事会をやっていますが、そのメンバーには声掛けをちょっと。まずは隣県の4県、それから北陸、滋賀という形で声を掛けていければというふうに思います。まずは、今、近隣4県にはお声掛けをしております。皆様には、大体、前向きなお返事を頂いておりまして、そういった形でPRしていければというふうに思いますね。

 せっかく全国からわっとお客さんに来ていただけると思いますので、この際、物産から観光から、PRをしていただけたらよろしいんじゃないかというふうに思っております。

 以上が発表事項ということでございました。

(6)7月3日(日曜日)の大雨による被害情報について

 それではですね、あとついでに、更に何点か申し上げますと、昨日のですね、7月3日日曜日に大雨が尾張北部等で降りまして。昨日のですね、私どもはそういった、これは警報が出たときだな、に合わせて、7月3日日曜日、県の災害対策本部は10時57分から17時まで開設をしておりましたが、もう廃止をいたしております。市町村も、8市町で(災害対策本部が)作られましたが、もう廃止をしております。

 一応、被害の状況は、現段階ではですね、小牧市内で床下浸水が3棟だったと。道路の冠水が13か所、これも小牧市内ということでありました、ということで。ちょうど3日日曜日の午前11時過ぎに、小牧市付近で95ミリの雨が降ったということで。95ミリって、これはバケツをひっくり返したような雨だと思いますがね、ということでございます。

 ただ一応、被害はそういうことであったということでございます。

(7)明治用水頭首工の漏水について

 それからですね、続いて、明治用水の頭首工の状況ですが、今日の流量は、午後1時(現在で)毎秒13.95立米で、昨日が14.28なので、若干減っていますが、ちょっと雨が降ってですね、ポンプの取水がちょっと。砂が詰まってちょっとポンプ能力が落ちたということでありますが、(毎秒)14立米は確保しておりますので、通水には問題ないし、こんだけ雨が降れば、田んぼは、昨日、今日なんか要らんわね、水はね。ということでございますが、そういうことでございます。

(8)KDDIの通信障害の影響について

 それからですね、最後に、そうか、もう一つあるんだな。KDDIね。

 すみません、「KDDIの通信障害に係る新型コロナウイルス感染症対策業務への影響について」というのを、紙で配らせていただいております。

 実際のところ、こういう状況でございます。現段階でですね、このKDDIの通信障害による県の業務システムへの影響はですね、本日午前中に全庁調査を行いましたが、本県が管理・運用する業務システム等に対する影響による事象は、確認されていないということでございます。

 ございますが、実際にですね、通信が十分(でない)、十分に連絡が取れないという具体的な事案が出ましたので、それはどのぐらいかというのをちょっと整理しました。

 やはり新型コロナ(ウイルス感染症)陽性者に対するショートメッセージなどについてはですね、つながらないというのがこれだけ出ました。

 7月2日18時時点で、608名が対象で、(約)170件がつながらない。それを翌日に持ち越して、7月3日18時時点では、3日の対象者と2日の未送信を足して1,284で、段々、通信環境が改善されたので、つながらなかった方は103件。それから、7月4日、今日の13時、午後1時時点ではこれだけの方ですね。これが1,794か。1,794名で、つながらなかった方が64件、3.6パーセントというところまで、一応、改善はされているということでございます。

 保健所でですね、健康観察業務につきましても、今日の(午後)2時時点で、健康観察が不通の方が105件で、訪問とか固定電話で13件やりまして、今まだ追っかけて連絡しているのが92件という状況でございます。

 今後の対応につきましては、引き続きですね、ショートメッセージの再送信、また固定電話への連絡など、未連絡の解消に努めるということと、また、連絡が取れない方には、管轄保健所等から個別に訪問を行うなどで、健康観察の実施に努めたいということでございます。とにかくしっかり対応しなきゃいかんということだと考えております。

 それから、KDDIの通信障害に係るシステムで、これは県内のですね、各消防本部にもちょっとどういう(状況か)、例えば119番通報とか救急車とか病院とか、そういったものはどうだというのを聞きまして、愛知県内34消防本部のうち、23の消防本部で何らかの支障が生じたという報告がありました。ただし、件数については把握はしておりません。なお、これにより重大案件となった事例はないということであります。

 事例としてはね、119番通報がつながらず、auでね、au携帯でつながらなかったので、隣人や通行人が通報者に代わって119番通報した事例。それから、つながらなかったので、近くの店舗の公衆電話でつなげたということ。それから、つながらなかったので、通報者が電話を諦めて消防署へ直接駆け込んだという例もあったと。救急車の車載携帯がKDDI回線で病院に連絡できないので、個人携帯若しくは無線で消防本部へ連絡を入れ、対応したという事例もあったと。病院側の受入れ要請用ホットラインがKDDI回線のためつながらなかったので、病院の代表電話回線で電話したという例もあったと。こういうことでございますが、順次改善されているということで、これはしっかり対応していきたいというふうに思っております。

 私からは以上です。

2 質疑応答

(1)新型コロナウイルス感染症について

【質問】 PCR検査無料化事業に関して、少し先週より減っていますが、今後、感染者数が増えたときに、前回のように検査がひっ迫しないような体制とか、その辺りはどのように考えていらっしゃいますか。

【知事】 (登録検査所数は)五百数十ありますので、十二分に対応できるのではないかというふうに考えております。PCR検査も抗原検査もですね、十分対応できると。

 今現在、能力はどのくらいあったかな。

 これか。能力、能力。すぐ出てこない。

【感染症対策局長】 今現在で、行政検査のPCR検査が1日当たり9万2,000件です。

【知事】 PCRが9万2,000。

【感染症対策局長】 この無料検査とは別に、行政検査が9万2,000件です。

【知事】 この無料検査はどのくらい。

【感染症対策局長】 無料検査の登録検査所が547か所で、1枚おめくりをいただきますと、大体1日当たりの検査が多くて2,000件ということでありますので、1か所当たり4件弱というところです。

【知事】 いやいや。能力としては。

【感染症対策局感染症対策課医療体制整備室長】 能力としましては、1日当たり、PCR検査が5万件で、抗原検査が4万2,000件の、9万2,000件です。

【知事】 これ(無料検査)も含めてね。

【感染症対策局感染症対策課医療体制整備室長】 これは含めてないです。

【知事】 これとは別。

【感染症対策局感染症対策課医療体制整備室長】 これ(無料検査)とは別で、行政検査として9万2,000件です。

【知事】 (行政検査として)5万と4万2,000があるのね。これ(無料検査)はまた別ね。ということなので、十分ありますね。

 今、1日6,000件、平日でね。ということであり、多分、先週からまた増えているので。5,000件、6,000件というのは2週間前の数値なんで。先週から増えていますから、また6,000とか7,000件とかに増えていると思いますが、それにしても9万件を超える能力がありますので、そこは全然問題ないということではないかというふうに思っております。

 

【質問】 医療提供体制のことでお伺いします。少し病床使用率等も上がっているかと思うのですが、今後、県民の行動規制をお願いするに際しては、感染者数よりも病床使用率を重視するのか、その辺りはいかがでしょうか。

【知事】 やはり病床使用率ということではないでしょうか。

 新規陽性者、感染者数もですね、もちろんこれは重要な数値です。新規陽性者、感染者数と病床使用率、両方見ながらね、これまで運用してきました。

 ということでありますので、これは両方見るということでありますが、やはりコロナの患者さんの病床、ベッドを増やすということであれば、やはり病床使用率がある程度上がってきたらですね、やっぱりこれは増やさざるを得ないということだと思っておりますので、そこは両方見ますけど、やはり病床使用率を見ていくということになると思います。

 前からの傾向というか、これはもう明らかなんですが、感染者が増えていけばですね、確かに多くの方、ほとんどの方が軽症・無症状ということになったとしてもですね、なったとしても、やはり入院患者さんは増えますのでね、やはり。後追いでね、追っかけて増えていきますから。だから、ある段階で入院患者さんがこのぐらい、(病床の状況が)厳しいということになってきたらですね、そのときは当然、新規陽性者数も増えていると思いますので、全体の新規陽性者の傾向を見ながら、しかし、やはり入院患者さんの状況を見て、状況を見て、もし仮に対応するコロナ病床を増やす必要があるということを判断すれば、また通知を出させていただいてですね、対応する病床を増やしていきたい、そういうふうに思っております。ただ、今すぐに、今すぐにということには、ならないかなというふうには思いますけどね。

 

【質問】 コロナの関係で、先週もお答えいただいていると思うのですが、感染者がこうやって増えてきていますけれども、いわゆる今回の増加の特徴みたいなものは、何か見えてきているのでしょうか。例えば、オミクロン株の派生型ですと軽症・無症状が多いとか、若者世代の感染が増えているとか。何か今回の増加の特徴みたいなものがもしあれば、教えていただければと思います。

【知事】 いや、第6波は基本同じではないでしょうかね。明らかにやはり若い世代の方が多くて、そして軽症の方が多いということだと考えております。

 なので、これはオミクロンのですね、特に変異株、BA.2。オミクロン株が1月、2月、3月、それから3月、4月でBA.2に切り替わり、そして今またBA.5という新たな変異株に移行しつつあるということでありますので、多くの方がですね、軽症だということには変わりはないんだろうと思いますし、段々、変異株になっていくにつれてですね、軽症であるけれども感染力が強いということに切り替わっておりますから、その傾向は変わっていないということだと思っております。

 ただ、軽症ではありましてもね、やはりこれだけといいますか、新規陽性者がぐっと上がって増えてくるとですね、それも感染の多くが若い方だということになると、特に軽症・無症状の方が家に帰って家でうつしますからね、お父さん、お母さんとか、おじいさん、おばあさんに。

 ですから、そこはやっぱり止めていかないかんということでありますから、できるだけ早く検査をして、検査で陽性ということになればですね、やはり(症状が)軽い方は、やはり自宅療養又は宿泊療養ということをね、やって、とにかく人にうつすのをやめてほしいということでね、これは対応していければというふうに思っております。

 今言われた、ですから、ここに来てまたリバウンドした理由はということですが、一つはやはり変異株がね、さっき申し上げたようにどんどん変異株が変わっていって、軽症・無症状だけど感染力が強くなっているということが、一つは間違いなくあるということ。それからもう一つは、やはり3月21日にまん延防止等重点措置が解除になり、最初は少し、皆様そろりそろりという行動でしたが、4月の半ば以降ですね、ゴールデンウィークに向けて段々段々人の移動が活発になり、それが連休明けて5月、6月と更に活発になっていく。人の動きが相当増えているということと、二つが相まってやはり増えているということだと思います。

 なのでですね、私どもとして、やはりそういう移動する場合、今、まん延防止等重点措置でもないし、入院状況も今のこういう状況、落ち着いている状況ですから、やはり社会活動、経済活動は回していかないかんというふうに思っておりますので、なのであわせてですね、今回、やっぱり移動や観光、旅行に行っていただく、いわゆる県民割のね、(あいち)旅eマネーキャンペーンとかLOVEあいちキャンペーンとも、やはりそういったものはワクチン3回接種ということをね、併せて。これは条件だよな、確か、使うのは。条件だな。

 だから、ということも含めてですね、とにかくそういった形で移動し、旅行等を楽しみたいということであれば、やっぱりワクチンは、3回目は早く打っていただきたいということでありますし、4回目のワクチン接種も、もう接種券が順次届いていると思いますので、早く打っていただければ有り難いなというふうに思っております。