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2022年8月1日(月曜日) 午前10時

ページID:20220801 掲載日:2022年8月12日更新 印刷ページ表示

 

1 知事発言

 それでは、皆様、おはようございます。本日は8月1日、8月となりました。月曜日でありますので、午前10時、定例会見を始めさせていただきます。

 お手元の資料に基づきまして申し上げます。発表事項2点。

(1)ブルーインパルスによる県政150周年を記念した展示飛行について

​(https://www.pref.aichi.jp/press-release/blue.html)

 1点目です。ブルーインパルスによる県政150周年を記念した展示飛行についてです。

 今年は、1872年、明治5年11月27日に現在の愛知県が誕生してから150周年という節目の年です。

 この記念すべき年を盛り上げていくため、この度、航空自衛隊のブルーインパルスによる展示飛行が決定しましたので、お知らせをいたします。

 飛行日は、愛知県が誕生した日の前日であります11月26日の土曜日です。

 飛行場所につきましては、県内の上空を広く飛行していただくことを予定しておりますが、具体的な飛行経路や飛行時間などについては、詳細が決定次第、改めてお知らせをいたします。直前になろうかと思いますがね、ということでございます。

 また、今後の新型コロナ(ウイルス)感染拡大状況や悪天候等の理由により、中止になることがあります。その場合も、改めてお知らせをいたします。

 ブルーインパルスは、航空自衛隊の広報活動のため、航空自衛隊の航空祭や大きな行事等で、展示飛行を披露する専門のチームであります。

 ブルーインパルスが愛知県の秋空を舞う姿を、多くの皆様に御覧をいただいて、県政150周年を大いに盛り上げていきたいと思います。

 11月26日ですからね、晴れれば、大分澄んでいるんではないでしょうかね、空はね。秋の青空をね、ブルーインパルスが飛ぶというのを楽しみにしたいなと思います。

 これは、150周年ということで、この節目の年を記念する趣旨でのブルーインパルスの展示飛行について防衛省に要望して、この度、飛行が決定をしたというものでございます。

 飛行経路などはね、調整中ですが、多くの県民の皆様に見ていただけるように、県内上空を広く飛行をしていただきたいと考えております。

 通常ですね、この展示飛行は、スモークをたいて空中に様々な絵を描く演目を実施するということが一般的に行われておりますが、今回もその演目をね、行っていただけるように調整をしております。

 なおですね、航空自衛隊の基地の上で、いわゆる宙返りとか横転・反転を伴う、いわゆる曲技飛行といわれるものは、これはやらないということで考えております。スモークをやって、わっと飛んでいくというのが、県内各地で見られるということにしていければかなと思っております。

 これはコロナ禍でしばらくありませんでしたが、ブルーインパルスは、直近は2019年11月の「開庁60周年記念航空自衛隊小牧基地オープンベース」の展示飛行が直近の(県内での)実績でありまして。

 小牧基地のね、オープンベースは、もともと春だったのが秋になりましたが、そこでは大体毎年来ていただいておりまして、結構な人になるのは御案内のとおりでございますが、2019年11月が最後ということで。それはそうですね。人が集まるのはちょっとね、コロナ禍で控えておりましたので。ということで、それ以来ということでございます。今回は別に特定のところでやりませんので、各地で見られるようにしたいと思いますので、今回お願いをしたということです。

 なお、こういう自衛隊の航空祭を、基地祭ですね、オープンベースでの展示飛行を除きますと、2012年の10月に国際航空宇宙展というのをこの名古屋の展示場なり、それと中部国際空港でもね、4年に1回の国際航空宇宙展って展示会ですけどね、(一般社団法人)日本航空宇宙工業会がやるところで、初めて東京以外に来たんですが、その折に中部国際空港の上空というかですね、一旦飛行機を止めて、そこでやったというのが(ありました)。以来10年ぶりということですね、基地以外では。そのときは、私は覚えておりますが、低空飛行して、むちゃくちゃ人が来ましたけどね、空港にね。ということでございました。それ以来でございます。

 しっかりとね、準備を進めていければと思っております。大いにお楽しみいただければと思います。

(2)リニア中央新幹線建設促進期成同盟会臨時総会の開催について

(https://www.pref.aichi.jp/press-release/linear-doumeikai-rinjisoukai.html)

 続いて二つ目です。リニア中央新幹線建設促進期成同盟会臨時総会の開催について申し上げます。

 リニア中央新幹線建設促進期成同盟会については、静岡県さんが7月14日付けで新たに同盟会の構成員となりました。

 静岡県の加盟に当たりまして、かねて申し上げておりましたが、臨時総会をやると言っておりましたが、8月9日火曜日午後5時から1時間ほど、Web会議方式で開催いたしますので、お知らせをいたします。

 臨時総会では、改めて静岡県の加盟の報告を行い、川勝(平太。かわかつ へいた)知事さんから挨拶をいただき、構成の10都府県の知事等による情報提供と意見交換を行います。

 リニア中央新幹線建設促進期成同盟会では、引き続き、沿線各都府県で情報共有を図り、リニア中央新幹線の早期開業に向けた取組を進めてまいりますので、よろしくお願いをいたします。

 ということで、資料の1ページが出席者。これはリモート、Web会議でやりますが、本人出席が、ですから私を入れれば6人ですね。代理が4人ということで、10都府県にこういう参加をしていただくということでございます。

 初会合なのでね、まずはですね、静岡県川勝知事に御挨拶をいただいて、その後ですね、その後、それぞれの県におけるリニア中央新幹線の整備促進に向けた取組等について、それぞれ御発言いただいてね、情報提供していただき、情報共有を図るとともに、そうした取組を踏まえ、各県の知事さんと自由に意見交換、フリーディスカッションを行いたいというふうに考えております。

 今回はリモートで、構成する都府県にお集まりをいただく形といたします。終了後にですね、この動画配信を行い、多くの皆様にも御覧をいただける形としたいというふうに思っております。

 ということで、この建設促進(期成)同盟会は、いつもは、総会はですね、会員都府県さんの知事さんに来ていただいて全員に挨拶をしていただき、あと来賓の方ですね、国会、国、国交省ですね、それからまたJR東海さんなどなどですね、来賓の御挨拶をいただいておりますが、あと経済界とね、いただいておりますが、今回は会員の知事さんだけでの意見交換という形で。こういう形でそれぞれの状況報告をし、意見交換をしていただくというのは、ある意味ではちょっと初めてかもしれませんけどもね、有意義な機会ではないかなというふうに思います。

 静岡県さんには、新たに入っていただくということでありますので、改めてね、御挨拶いただいた上で、いろんな観点からのですね、それぞれの地域での現状報告と、そしてまた課題、それからまた、いろんな意見というのを発言をしていただければ有り難いというふうに思っております。

 ちなみに、6月2日に静岡県の川勝知事より加盟申請をいただき、関係の9都府県で協議を重ね、何度も何度も文書でやり取りし、意見を聞かせていただいて、最後、書面表決の総会をやらせていただいて、正式には7月14日木曜日付けでこの規約を改正しましてね、この同盟会の規約を改正して、9都府県から10都府県、そして静岡県さんにも副会長になっていただくということで規約改正を行って、正式に加盟をしていただいたということでございますので、よろしくお願いをいたします。

 これがリニア関係ということでございました。

(3)新型コロナウイルス感染症について

(https://www.pref.aichi.jp/site/covid19-aichi/)

 そして続いてですね、コロナ関係。

 今日の感染者状況等は午後に申し上げますが、今日は月曜日なので少なめではありますが、先週よりどうかというのがやっぱり気になるところでございますが。

 今朝、今日の現時点での入院状況等を、昨日までの数値ですね、申し上げたいと思います。

 ここにありますように、年代別では、70歳以上の方は、第7波は6.3パーセントということでございますが。

 ここにありますように、それぞれ年代別がありましてね、10歳未満、10歳代、いわゆるだから10歳代未満、19歳より下の方々で32パーセント、29歳以下で48パーセントですね。それから30歳代以下、39歳未満で、これでもう64パーセントですね。という状況でございますので、基本的には若い方がどんどんかかっているという状況でございます。

 それから、重症(・中等症)の方は1.2パーセント。

 検査件数の数値がありますが、多いときではもう2万を超えている状況でもあります。陽性率も非常に高い、6割7割という状況ですね。

 それから、入院状況ですが、最後に発表したのが金曜日。木曜日の数値ですから、金土日3日間でやはり着実にといいますか、入院者は増えております。

 全体では222人増えて1,472人、1,472人ということになりました。コロナ病床は、907が95人増えて1,002人、1,002人で、病床使用率は58.2パーセント、58.2パーセントであります。コロナ病床以外も、127人増えて470人、470人。コロナ病床で1,002人の入院でありますから、病床使用率は58.2パーセント、58.2パーセントになっております。

 重症の方も、16が8人増えて24、24人でありまして、やはりじわじわと増えております。重症病床の使用率は14.0パーセント、14.0パーセントなので、まだそこまではいっていない。一番多かったのは昨年5月の第4波で、100人を超えたというとこでございますね。それから次が第6波、今年の2月が57人だったかな。ということでありますが、それに比べれば、まだそこまではいっていないという状況ですが、じわじわと増えているということであります。

 それから、愛知病院の入院が7人増えて41。

 それから、ホテル入所が100人増えて1,043、1,043です。

 中部空港のですね、ところも入っております。もう既に利用が始まっております。金曜日から入所者が出ているということで、今、10か所で1,043人ということでございます。

 それで、自宅療養がまた更に増えて、3日間で1万2,503人増えて、10万人を超えて、10万4,510人、10万4,510人でございます。

 それから、この3日間、金土日で18人亡くなっておられますが、年代別からいきますと、60代の方は1人、この方は疾患のある方であります。それから70代が2人、80代が11人、90代が4人で、18人。やはり高齢者が多いということでございます。

 これが入院状況でございます。

 それから、クラスターはですね、本当にこの金土日3日間でたくさん出ております。29か。

【感染症対策局長】 29です。

【知事】 新たにね、出ておりますが、もう圧倒的に多くは高齢者施設、それから医療機関ということでございます。

 したがって、やはり高齢者施設、医療機関、特に療養型のですね、病床と高齢者施設に、その方々は基本は動きませんので、やはりそこの従業員の方が感染して持ち込むというパターンだろうと思っております。そこはやはりしっかりとケアしなければならないということだと考えておりますので、引き続きですね、県民の皆様には、「厳重警戒」ということでお願いをしたいというふうに思っております。

 それからあわせて、今日もですね、大変暑い日、今日も猛暑日の予報ということになっておりますが、今日も「熱中症警戒アラート」が出ております。したがいまして、新型コロナウイルス感染症の「厳重警戒」と「熱中症警戒アラート」発動中ということでありますので、是非ですね、感染症にもお気を付けいただき、また熱中症にもお気を付けをいただいて、この夏をね、しっかりとお過ごしをいただきたい、お健やかにお過ごしをいただきたい、乗り越えていただきたいというふうに思っております。よろしくお願いをいたします。

 

(4)国際芸術祭「あいち2022」について

 それから、国際芸術祭「あいち2022」が、7月30日土曜日にですね、73日間の会期で開会をいたしまして、土日2日間での全ての会場の延べ入場者数が約1万9,600人ということでございまして、多くの方にお越しをいただいているということでございまして、順調にスタートしたんではないかというふうに思っております。

 ちょっと8月はね、毎回そうなんですが、やはりここのところこれだけ暑いとですね、8月の昼間っていうのは、なかなかちょっと厳しい状況がありますけどね。特に街中(まちなか)でやる、街中を歩いてほしいという、今まで長者町(ちょうじゃまち)だとか名古屋・円頓寺(えんどうじ)だとか、街中展開をやっておりましたが、そこはなかなか、平日の昼間はちょっと、8月はちょっとえらいなという感じはありましたが、今回は、芸文センターはね、空調が効いております。ただ、各地区のところはやっぱり街を歩いていただきますので、そこはちょっとね、8月はあれかもしれませんが、是非そこは、健康管理していただきながら、街の散策も含めてね、楽しんでいただければというふうに思っております。

 ということで、私からは以上です。

2 質疑応答

(1)新型コロナウイルス感染症について

【質問】 新型コロナウイルス感染症の関係でお伺いします。政府が発表した「BA.5対策強化宣言」について、知事のお考えを伺えますでしょうか。今日の発表で、病床使用率も58.2パーセントという状況になっていますが、愛知県での発令についてどのような検討をされているのか、また、検討している場合は、その対策の内容について教えてください。

【知事】 先週の金曜日もですね、私は申し上げましたが、政府の方でこの「BA.5対策強化宣言」という枠組み、政策パッケージを発表し、金曜日の午後に説明会もあり、そして実際にですね、その文書も、これは金曜日か。金曜日の夜遅くか。

 文書も、一応こういう対策がありますよというのもね、金曜日の夜遅くに届きました。

 私どもがかねて聞いている範囲でありまして、具体的内容としてはね、基本的な感染防止対策の再徹底。それから、3回目・4回目のワクチン接種を早くやってちょうだいねということ。それから、高齢者、基礎疾患を有する方、同居する家族等については、混雑した場所、感染リスクの高い場所を控えていただくということだとか、帰省などで高齢者と接する場合には事前の検査、高齢者施設等の利用者のお盆等での節目の検査。飲食店での大声や長時間の回避、マスク着用などなどですね、そうしたこれまでやってきた感染拡大防止対策を更にパッケージ化して宣言をするというものでございますが。

 ですから、新たな規制、抑制、行動制限ということではありませんけれどもですね、やはりこうした形の政策をパッケージにして県民の皆様にお声掛けをしていくということについては、やはりアナウンス効果はあるというふうに思っておりますので、政府がこういう形でですね、政策パッケージを作ったということであれば、私どももですね、今のこの感染状況ですね、先ほど申し上げましたが、やはり毎日じわじわと入院者も増えております。

 もうとにかく新規陽性者が1日当たりで、(過去)7日間平均でも1万3,000人、1万3,000人という状況であります。1万5,000を超える日もあるということでありますし、入院の病床使用率もですね、58パーセント。もちろん、これは多分、3分の2ぐらいの方は軽症の方だろうと思いますけどね。リスクのある方で軽症の方が大変多いということではあるとは思いますが、一方で、重症の方はまだ少ないとはいいながらですね、じわじわ増えて、24人で14パーセントということでありますので、今の1万3,000人、(過去)7日間平均という新規陽性者、これが減っていかないとですね、これ(病床使用率)は減っていかないということになりますので。

 この先々、夏休み、またお盆を控えですね、また、いろんな県をまたぐ移動等々も考えられるということになりますと、私どもは金曜日にも申し上げましたが、やはりこの政府が策定をした政策パッケージである「BA.5対策強化宣言」についても、やはり今のこの状況を踏まえればですね、私ども愛知県においても、これはですね、発動していくということをですね、検討していくということになります。

 ということでありますので、早速ですね、今日は月曜日でありますが、休み明けでありますが、部局の方には、内閣官房とのですね、政府との協議をですね、始めるようにということを指示をさせていただいたということでございます。

 あわせてですね、金曜日に意見交換もしました。隣県のね、岐阜県さん、三重県さんとも意見交換いたしましたが、岐阜県さん、三重県さんもそれぞれですね、やはり愛知県と足並みをそろえて、東海三県でね、足並みをそろえていくことが望ましいというお考えでありましたのでですね、引き続き今日、政府、内閣官房との協議も、スケジュールも含めてね、一番のあれはスケジュールになろうかと思いますが、スケジュールも含めて協議を始めさせていただきますし、その際、岐阜県さん、三重県さんともですね、連携の協議も併せてさせていただいて、できましたらね、愛知・岐阜・三重、東海三県で足並みをそろえて、この「BA.5対策強化宣言」という形でですね、やっていければいいのではないかというふうに思っております。

 ただ、あとはタイミング、スケジュールがどうなのかということで、これは協議をして、あとは各県でそれぞれやってくれということであれば、しかるべき時期にね、私どもは、今週中にもどっかで踏み出せればというふうに思っております。

 それだけやはり入院状況がね、今すぐ全くひっ迫して、にっちもさっちもいかないかということではありませんけれども、それでもですね、じわじわじわじわ増えてきているのは事実ですし、毎日1万人を超える感染者がね、出ているということは、これはもう尋常なことではありませんので、やはりそうした意味でのですね、感染防止対策の徹底をお呼び掛けをするという機会、そうしたツールはね、できるだけたくさんあった方がいいというふうに思いますので、そういう形にしていきたいというふうに思っております。

 

【質問】 つまり、今やっているような感染防止対策の徹底だとかを改めて呼び掛けるということで、特に新しく対策を強化するということではないということですか。

【知事】 基本的には、この「BA.5対策強化宣言」の中にあります例示ですね、この通知にある例示のものを活用してですね、基本、この中にあるもの、今までやってきたものを政策パッケージとしてまとめたものでありますけれども、改めてまとめてですね、フルスペックでこれを、私のメッセージという形でね、私のメッセージもセットして、あわせて県民の皆様にはですね、こうしたBA.5、どんどんオミクロン株、変異株に置き換わり、非常に感染力が強い、現に感染がどんどんね、広がっているということの中でですね、是非、感染防止対策の徹底をね、お願いしたいということをしっかりとお伝えをしたい、アナウンスをさせていただきたいというふうに思っております。

 

【質問】 早ければ週内にもということですが、その場合も県の新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開いて決める形になるのでしょうか。

【知事】 そこはどっかでやらなきゃいけないということになろうかと思いますね。

 そのスケジュールと併せて、そこはまた、こういった形でこうした宣言をね、やらせていただきますよということであればね、そのタイミングで(愛知県新型コロナウイルス感染症)対策本部会議をさせていただいて、また皆様の御意見をお聞きして、また周知徹底を図っていきたいというふうに思っております。特に、その際、医療関係の皆様のね、率直な御意見をね、お聞きできればというふうに思っています。

(2)明治用水頭首工の漏水について

【質問】 明治用水頭首工の関係でお伺いします。今日から8月の平均取水量の毎秒18トンが確保できる見通しで、取水量が減らなければ、農業用水は、断水をせずに8月1日から通常通水を行うと聞いています。工業用水については、今はまだ75パーセントの制限が続いていますが、制限解除の見通しについて、現時点でお考えがあればお願いします。

【知事】 明治用水頭首工につきましてはですね、取水状況について毎日、私どもも報告を受け、確認もさせていただいておりますが、これはですね、土曜日・日曜日の午後3時時点、それぞれ増やしていくということで確認させていただきましたが、毎秒15トン、15.44が土曜日で、15.41が日曜日か。ということで、目標の18トン、18立米にちょっと足らないということでもありましてね。

 今日8月1日から、明治用水(土地改良区)さんは支障がなければフルで通水ということで発表されておられますが、私どもはですね、やはり農業用水の方にですね、迷惑を掛けてもいけませんので。

 今日の取水状況、ポンプだけではなくて、実際の取水口でですね、海抜28メーターのところで、29.2メーターのところまで水位を上げたところまでで自然に取水していますが、その29.2をもうちょっと上げるというふうに(東海)農政局が言っていますので、それを今日、実験的にというか、今日、実行するということなので、それがどこまで安定的に取水できるかというのをちょっと見させていただくということかなと。

 要は、毎秒18立米、18トンが本当にきちっと取れるかというのをですね、安定的にですよ、取れるかというのをちょっと見させていただいて判断をしたいというふうに思っております。

 要は、もう75パーセントまで緩和しましたので、次、ほとんどフルに近いような形で緩和して、した途端にまた駄目ですというのはちょっとね、ちょっといけませんので。今のところ75パーセントの供給で、各事業体の皆様は何とか対応していただいておりますので、ちょっと今日、明日、一両日少し見させていただいて、その上で。

 当然、今まで13トン、14トンだったのが18トンに上がって、どうぞフルでというになると、8月ぐらいの、大体ほぼフルなんですね、毎秒18トンというのは。なので、その段階では、とにかく今の75パーセント供給というのは緩和をするということになろうかと思いますが、ちょっとやはり一両日少し、本当に安定的に取水できるかを見させていただきたいというふうに思っております。