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2022年9月20日(火曜日) 午後3時30分

ページID:202200920 掲載日:2022年10月4日更新 印刷ページ表示

 

1 知事発言

 それではですね、本日、3連休明けでありますが、9月20日火曜日、これは定例の記者会見ということでございますので、よろしくお願いします。

 今日は、大変恐縮でありましたが、今日は午前10時からですね、名古屋市内におきまして、災害時医療に関する連携会議ということでございまして。藤田医(科)大(学)さんの学長さん、そしてまたトヨタ自動車(株式会社)の内山田(竹志(うちやまだ たけし)代表取締役)会長、それから日本ガイシ(株式会社)の大島(卓(おおしま たく)代表取締役)会長、それから川崎重工(業株式会社)の橋本(康彦(はしもと やすひこ)代表取締役)社長(執行役員)さんかな、などなど。あと中部電力(株式会社)の勝野(哲(かつの さとる)代表取締役)会長か、そろわれて、災害時のですね、そうした医療体制の確保についての会議がちょうど10時からありましたので、今日の会見はちょっとずらさせていただいたということでございます。よろしくお願いいたします。

(1)台風第14号による被害状況について

 それでは、今日の会見等を申し上げたいと思いますが、その前に、まずですね、台風14号でございますが、18日からですね、日曜日から、この18、19、20と、20日(まで)ですね、3日間をかけて列島を縦断をいたしました台風14号でありますが、その影響で九州地方始め西日本を中心にですね、各地で人命、家屋、ライフライン等、甚大な被害が発生をいたしました。また、愛知県におきましても、けがをされた方がですね、今、報告で、全部で7名ですね、そのうちお一人が重傷ということでありましたが、骨折をされたということでね、ということでありますが、そうした方々、被災された方には心からお見舞いを申し上げたいというふうに思っております。

 また、被災地域の一日も早い復旧・復興をお祈りしたいと思いますし、私どもは、そういった要請があればですね、しっかりと応援をしていきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いをいたします。

(2)新型コロナウイルス感染症について

https://www.pref.aichi.jp/site/covid19-aichi/​)

 さて、それでは、今日の定例会見の発表事項でありますが、まずはですね、本日の新型コロナ感染症陽性者数から申し上げたいと思います。

 本日はですね、9月20日火曜日、本日は3連休明けということでございますので、基本ですね、検査数が今日は多いんですけれども、今日検査した分は大体昼ぐらいで締めますので、明日以降ということになります。

 今日の陽性者数はですね、1,708人、1,708人ということになります。

 これは非常に少ない数値ということでございまして、1,000人台というのはいつ以来になるのかな。

【感染症対策局長】 昨日も1,000人台になります。

【知事】 昨日も1,000(人台)か。昨日が1,844ですね。今日が1,708ということでございまして、昨日も1,000人台ですが、1,000人台というとあれか、もう6月の末か。

【感染症対策局長】 7月の11日です。

【知事】 7月11日、7月11日の月曜日が1,545ね。ですから、それ以来ということですね。それ以来、7月11日の1,545以来、昨日が1,844、今日が1,708ということで。

 明日はやはり、1週間前の火曜日がですね、8,757なので、それよりは少ないとは思いますが、やはり少しまたこの数字、この水準ではないかとは思います。なので、一応(先週の)火曜日と(今週の)火曜日を比較すると、先週より7,049人減って1,708人ということでございます。

 そして内訳ですが、県所管分が741人、名古屋市504人、豊橋84人、岡崎201人、一宮80人、豊田98人で、1,708人でございます。

 このお手元の資料のですね、裏面、3の(2)、(過去)7日間平均ですが、うちですね、入院患者1,030.4人で、単日は後ほど申し上げます948人で、これは順調に減ってきております。新規陽性者は5,406.1人。(過去)7日間平均がね、5,406.1人ですが、今日の数字では(約)7,000人減っていますので、ちょうど(約)1,000減りますので4,399.1。4,399.1ということで、4,000人台まで減ってきたということでございますが、そうはいってもまだ4,000人台ということなので、非常にそこはね、そう簡単な状況ではないということは申し上げられるかとは思います。

 さて、それで、年代別は、70歳以上が8.1パーセント。重症(・中等症)の方は1.4パーセント。

 そして検査件数も、お手元の資料のとおりでありまして、休み明けの月曜日はやはり1万1,000とかね、1万を超えているということでございます。

 そして入院者の資料ですが、3連休がありましたので、4日分ですね。前回発表したのは9月15日木曜日の数値なので、15日の木曜日から16、17、18、19と、金土日月4日分の変化を申し上げますと、入院患者全体はですね、2,001から243人減って1,758、1,758人であります。コロナ病床は1,075から127人減って948、948で54.0パーセント。重症の方が9人から2人増えて11人ですね。ということでございます。

 それからですね、愛知病院の入院者が23人から3人増えて26人。ホテル入所がですね、61人減って368人。自宅療養は3,315人減って4万978人で、コロナ(病床)以外の入院患者さんはここにあるように810人ですが、コロナ(病床)以外は、これは何人減ったか出てないのか。あ、違うね。116人減って810人ね。116人減って810人ということでございます。というのが入院状況でありましたということでございます。

 以上がコロナの新規陽性者、入院患者等でございました。

 続いてですね、PCR等検査無料化事業に係る期間の延長について申し上げます。

 本県では、新型コロナウイルス感染症対策と日常生活の両立を図るため、感染不安を感じる無症状の方が、PCR等検査を無料で受けられる「PCR等検査無料化事業」として、「感染拡大傾向時の一般検査」を実施しております。

 この一般検査は、2022年9月30日までの期間において実施をしておりますが、新規陽性者数は減少傾向にあるものの、依然として高い水準であることを踏まえ、その期間を2022年10月31日月曜日まで延長をいたします。1か月延長ということでございます。

 本県では、引き続き、県民の皆様が必要な検査を受けられるように、検査体制の整備を進めてまいります。

 ということでございまして、資料がお手元にあるとおりということでございます。感染拡大時の一般検査は延長をいたします。

 そして、無料検査事業(PCR等検査無料化事業)の箇所数ですが、24か所増えて594。2枚目がその実績でございます。

 次の紙はですね、あいち旅eマネーキャンペーンとLOVEあいちキャンペーンの利用状況ということでございまして、9月20日時点での状況ということでございます。

 これは9月30日までということでございまして、10月1日からは全国旅行支援に切り替わるということでございますが、まだ国の方から通知が来ないので。

 問い合わせているんですけどね。早く、今週中にやらないとね、もう予約を受け始めないといかんのでね。ということなんですけど、来ないとできない。もう準備はしてありますけどね、準備は進めてありますが、事業者の募集とか登録とかね、準備は進めてありますけれども、最終的にゴーサインの通知が出せないということでございますので、早くそこはね、やってほしいなということでございます。

 ということでございまして、それが発表事項でございました。

(3)エシカル消費普及啓発イベント「エシカル×あいちマルシェ」の開催、「#わたしのエシカルあいち」Instagram投稿キャンペーンの実施及び「エシカル×あいち」メンバーの募集について

https://www.pref.aichi.jp/press-release/ethical2022.html

 それではですね、今日の定例会見での発表事項を申し上げさせていただきます。お手元の資料を御覧をいただいて、お聞きをいただきたいと思います。

 エシカル消費普及啓発イベント「エシカル×あいちマルシェ」の開催、また、「#(ハッシュタグ)わたしのエシカルあいち」Instagram投稿キャンペーンの実施及び「エシカル×あいち」メンバーの募集についてということで、3点でございます。お手元の資料を御覧をいただきながら、お聞きをいただければというふうに思っております。

 愛知県では、持続可能な社会の実現に向けまして、人や社会、地域、環境に配慮した商品やサービスを選んで消費する「エシカル消費」を、広く県民の皆様に普及する取組を2020年から進めております。

 その一環として、今年度は三つの取組を実施します。

 まず、啓発イベントの「エシカル×あいちマルシェ」でありますが、11月12日の土曜日に名古屋市東区のオアシス21銀河の広場にて開催をいたします。エシカル商品の販売やワークショップを実施する35の事業者などが出店して、エシカル消費を体験しながら子供から大人までお楽しみいただけるイベントとなっております。

 次に、Instagram投稿キャンペーンでは、「#わたしのエシカルあいち」をテーマに、県内各地で撮影した身近なエシカル商品や、ふだん実践しているエシカル消費の写真を募集します。募集期間は10月1日土曜日から12月31日土曜日まででありまして、投稿いただいた方の中から抽選で5名様にエシカル商品をプレゼントいたします。

 最後に、「エシカル×あいち」メンバーの募集でありますが、県内でエシカル消費に取り組む事業者等を10月1日の土曜日から募集し、その取組を県のエシカル消費ポータルサイトで広く県民の皆様に御紹介をいたします。

 なお、加入いただきました事業者の皆様には、県独自のエシカル消費ロゴマークデータを提供させていただきますので、自社のPR等に広く御活用いただければというふうに思っております。

 いずれもですね、多くの皆様に御参加いただいて、「エシカル消費」の取組が県民の皆様により一層広がることを期待をいたしております。

 ということでございまして、お手元の資料を御覧をいただければというふうに思っておりますが、まず、1ページが「エシカル×あいちマルシェ」で、11月12日の土曜日の午前10時から午後5時まで、オアシス21銀河の広場でありまして、エシカル商品の販売の出店店舗数は28店舗、ワークショップは7店舗ということでございます。

 このイベントでは、障害のある方が事業所で作った製品だとか、フェアトレード商品だとか、また、リサイクル商品、地元の食材で作った商品などを28ブースで販売いたします。

 また、7ブースのワークショップは、廃棄予定の資材などを使って作品を作ったり、エシカル商品に関するクイズやゲームができるコーナーなど、7ブースでワークショップを実施します。

 さらに、捨てられてしまう花や古紙を利用したフォトスポットや、クイズラリーなど、子供から大人まで楽しんでいただける催しを用意をいたしております。

 なお、県立愛知商業高校が学校の屋上で採れた蜂蜜を使ったアイスの販売や(県立)半田商業高校がコオロギクッキーの販売を行うとともに、県立南陽高校がエシカル消費に関するクイズを実施するワークショップで出店をするなどなどがありますので、お越しをいただきたいと思います。

 次に、「#わたしのエシカルあいち」Instagram投稿キャンペーンでありますけれども、それが2ページですね、裏面の2ページでございまして。

 応募方法としては、「エシカルあいち」公式Instagramアカウント(「@ethicalaichi」)をフォローすると。次に、身近なエシカル商品や、ふだん実践しているエシカル消費の写真を撮影すると。その後、Instagramに投稿する写真を1枚選択をして、「#わたしのエシカルあいち」を付けて投稿するということで、応募期間中であればお一人様何回でも応募可能ですということでございます。

 ここにあるようにね、身近で見つけたエシカルな商品ということで、障害のある方が事業所等で作った小物やお菓子、フェアトレードのチョコレートやコーヒー、リサイクル商品の文房具や日用品などを投稿していただいても結構でございますし、ふだん実施しているエシカル消費として、マイバッグやマイストローの持参だとか、必要な量だけ購入だとか、地元の野菜や肉・魚を購入する地産地消だとか、環境に配慮したアメニティーグッズを提供しているホテルの利用とかいうことでございます。

 なお、投稿いただいた方には、抽選によりまして、「エシカル×あいちマルシェ」出店者提供のエシカル商品を5名様にプレゼントをいたします。フェアトレード商品とか地元食材(を使った商品)とかね、エコ商品とか、そういったものの詰め合わせをですね、5名の方にプレゼントさせていただくということでございますので、よろしくお願いをいたします。

 でもって三つ目のですね、3ページですが、「エシカル×あいち」メンバーの募集ということでございまして。

 これは、愛知県内に事業所を有し、エシカル商品に関する取組を実施している事業者、団体、学校を募集いたしまして、例えば、フェアトレード商品や認証ラベルの付いた商品などを販売している事業者でありますとか、廃棄予定の未利用素材を活用して製品を開発・製造している事業者だとか、地元の食材を利用して料理を提供している飲食店やホテルなどを想定をしているということでございます。

 「エシカル×あいち」メンバーに加入する事業者などのメリットとしてはですね、県のエシカル消費ポータルサイト「エシカル×あいち」でこうしたエシカル消費に関する取組を紹介させていただくということで、この事業者さんの取組を広くPRすることができるということでございます。

 また、メンバーに加入した事業者さんには、県独自のエシカル消費ロゴマークを無償で提供いたしますので、自社のパンフレットや名刺、Webページなどに掲載をして、エシカル消費に関する広報活動に活用していただければ有り難いと思っておりまして。

 そのマークがですね、4ページの一番下ですね。この「エシカル×あいち」ということで、これは全国から寄せられた294点の作品の中から、昨年度に公募をして去年の11月に決めたんだったかな、ということでございまして、こういったマークを使ってくださいということでございます。

 こちらのカラー刷りのちらしの中に、先ほど申し上げましたオアシス21銀河の広場でのですね、エシカル商品の販売とかワークショップがこの裏面ですね、こういうものがありますよということでございますので、よろしくお願いをいたします。

 そうか、「別添3」があれだな、「エシカル×あいち」のロゴマークの使用基準ということなので、またこれも御覧をいただければと思っております。

 私からは以上です。

2 質疑応答

(1)新型コロナウイルス感染症について

【質問】 PCR等検査無料化事業の関係で1点お尋ねします。感染が拡大しているから延長するということだと思うのですが、減少傾向にあるものの依然として高い水準にあると。逆に、どの程度まで下がったら感染拡大していないと、水準が低くなったと言えるのか、今の段階でお考えあれば教えてください。

【知事】 難しいところですね。

 ですから、(過去)7日間平均で今日で4,400なんで、明らかにですね、これまでの第6波までと比べれば、4,000ですからね、1日。減ったとはいいながら。それはやはり感染が拡大、確かに傾向としては減少していますけども、感染が収まったとは言えないんじゃないでしょうかね。ですから、そこは全体の状況を見ながらということになろうかというふうに思っております。

 それと、「BA.5対策強化宣言」を、9月30日までのやつをどうするかとはまたちょっと別の話だと思いますがね、とりあえずこれは、10月末日まではこのPCR等検査無料化事業は延長したということでありますので、無症状の方にはね、是非、必要な場合には積極的に活用していただければというふうに思っております。

 これを11月以降どうするかは、また10月の下旬ぐらいにですね、その状況を見て考えたいというふうに思っております。

 なお、「BA.5対策強化宣言」をどうするかはですね、(感染者数は)減ってきてはいますけれども、それでもまだ(過去)7日間平均が4,400ですから、ちょっと今週、そして今週の週末の状況を見て、週明けの月曜日が26日なんで、そこの状況を見てですね、26、27の状況を見て考えるということでもいいのではないかなというふうに思いますので、その状況を見させていただきたいというふうに思っております。

 

【質問】 「BA.5対策強化宣言」をどうするかについて、その場合に考えるのは、感染者の数というよりは、やはり医療のひっ迫状況というのが、まず一番にくるという理解でよいでしょうか。

【知事】 感染者の状況と両方ですね。両方を総合的に見るということだと思います。

 感染者はやはり傾向的に、やはり減少傾向が定着化してきておりますが、それでもやはり数千という段階ですから、決して収まったとは言えないんではないでしょうかね。

 ただ、一方で、今回の第7波はですね、明らかに軽症の方がほとんどでですね、医療・入院状況等は何とか、入院患者さんも着実に減ってきて山は越えてきたかなという感じはいたしますけど、やはり入院状況が、医療の状況がね、どれだけひっ迫しているかということもですね、見て、両方の数値を見て総合的に判断したいというふうに思っております。

 

【質問】 今日の発表にあった入院状況の数字自体はどのように評価されますか。

【知事】 まだ、ですからやっぱり(入院者が)1,000人近くて、54パーセントも病床使用率がありますのでね、それはなかなか。まだまだ、完全に医療現場に少し余裕が出てきたということには、まだなっていないのではないかなというふうには思いますね。もっと減っていかないといけないと思います。