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2022年10月3日(月曜日) 午前10時

ページID:20221003 掲載日:2022年10月17日更新 印刷ページ表示

 

1 知事発言

 それではですね、10月3日の月曜日、10月に入りました最初の月曜日ですが、午前10時、定例会見を始めさせていただきます。

 それでは、今日は3点申し上げます。

(1)「県政150周年の歩みを振り返る記念映像(ダイジェスト版)」の制作について

https://www.pref.aichi.jp/press-release/movier-digest.html

 まず1点目、この後、ビデオを見ていただきたいと思いますが、まずはですね、「県政150周年の歩みを振り返る記念映像(ダイジェスト版)」の制作でございます。

 来月、11月27日の日曜日に、(現在の愛知県が誕生してから)ちょうど150周年の記念日を迎えます。

 愛知県は、この機会に、愛知の歴史を多くの県民の皆様に知っていただくため、2022年11月27日に開催予定の県政150周年記念式典に向けて、1872年の誕生から現在に至るまでの歩みを振り返る記念映像を制作をしております。

 この度、制作中の全体版に先立ちまして、記念映像の一部を用いまして、5分程度にまとめたダイジェスト版を作成いたしましたので、お知らせをいたします。

 内容は、誕生して間もない頃の愛知県庁舎や、トヨタ自動車の拳母(ころも)工場、2005年の愛・地球博といった愛知のこれまでの歩みに加えまして、県政150周年記念事業であり、いよいよ11月1日に開園する「ジブリパーク」など現在の県の施策も含めて、コンパクトに紹介したものとなっております。

 制作に当たりましては、映画監督の堤幸彦(つつみ ゆきひこ)氏に監修をいただいておりまして、特に冒頭30秒程度は堤氏「らしさ」を発揮していただき、視聴者をですね、巻き込むようなインパクトのある演出を施していただきましたということで。

 これは、全体は、全部で20分ぐらいだったっけ。

【政策企画局長】 はい。

【知事】 当日ね、当日、11月27日のときに流しますので。

 それまで、直前まで作るんだな。

【政策企画局長】 直前まで作ります。

【知事】 直前まで作りましてね。例えば、ジブリパークが実際オープンした後の、お客さんがわっと来て、みんなに楽しんでもらっているような、そういうものも入れて、最新のものにして、当日の27日にお示ししたいと思いますので。

 全体はそのときにお示しするでいいんだな。

【政策企画局長】 はい。

【知事】 ということなので、その前にダイジェスト版をね、そのエッセンスはもう過去からのやつがありますので、それを加えたダイジェスト版、PR版を5分で作らせていただきましたので、まず御覧をいただきたいと思います。

 じゃあ、私もそっちで見ますね。

<映像を上映>【ナレーション】 1872年11月27日、現在の愛知県が誕生。

 急速な近代化が進む明治時代に、愛知県では、鉄道の開通、明治用水の整備、熱田湊(あつたみなと)の開港などが進められた。この時の社会インフラの整備が、後の愛知の発展の礎となった。

 主要産業としては、繊維産業が県の経済をけん引し、その背景には豊田佐吉(とよだ さきち)の動力織機の発明があった。また、この頃から培われた木材加工に代表される各種の技術が、その後、航空宇宙産業や自動車産業など、現在に至るまで様々な産業へと受け継がれている。

 1941年、日本は太平洋戦争に突入。県内各所が空爆を受け、多くの尊い人命や資産が失われた。戦争により愛知県も甚大な被害を受けたが、名古屋城の再建を始め、地下鉄や新幹線、用水の整備、高速道路など交通インフラの整備を進めた。また、国民体育大会の開催など、様々な事業を通じて復興の姿を力強く示した。

 そして、復興から成長へ。県の花き生産額は1962年に、製造品出荷額などは1977年に、全国第1位となり、今もその座を守っている。

 1994年には第49回国民体育大会・わかしゃち国体が開催。2005年には「自然の叡智(えいち)」をテーマに愛知万博を開催。地球環境問題を始めとする地球規模の課題に対して、世界中から知恵を寄せ合って考えていこうという新しい万博のモデルを示し、成功裏に終わった。

 愛知万博の開催に先立ち、中部国際空港・セントレアや東部丘陵線・リニモが開業。加えて、高速道路などの整備も進み、交通ネットワークの更なる強化が図られた。

 その後、愛知県では、COP10やESDに関するユネスコ世界会議などの国際的な会議が相次いで開催されてきた。また、世界の様々な地域・教育機関との連携や愛知県国際展示場の整備を進めるなど、国際的なネットワークづくりを積極的に推進している。

 さらに、令和に入り、天皇皇后両陛下の即位後初の全国植樹祭を開催。

 そして、2022年11月27日、愛知県は県政150周年を迎え、11月1日にオープンするジブリパークを始め、スタートアップの中核支援拠点であるSTATION Aiや、国際的なスポーツ大会やイベントなどの開催拠点となる愛知県新体育館の整備などの県政150周年記念事業を進めている。

 さらに、アジア最大のスポーツの祭典であるアジア競技大会及びアジアパラ競技大会の開催、リニア中央新幹線の開業など、未来に向けた様々な事業が控えている。

 愛知県が誕生して150周年。激動の時代をその英知と努力で切り開いてきた先人たちの思いを受け継ぎ、暮らし・経済・環境が調和した輝くあいちを目指し、これからも愛知県は歩み続ける。

【知事】 ありがとうございました。

 全部で5分弱だな。5分弱の映像でございます。

 この映像はですね、本日から県政150周年記念Webサイトにおきまして公開をいたします。今後、各種イベントに出展する県政150周年PRブース、県政150周年連携イベントで上映していきます。

 また、Webサイトでは、あわせて、堤氏からのビデオメッセージも公開しておりますので、こちらも是非御覧ください。

 今後も、県政150週年の盛り上げにしっかりと取り組んでまいります。

 ということでございますので、また御覧いただきたいと思います。

 資料の2ページの方には、こういう段取りになっていますよということでございます。

 それから、堤幸彦さんのプロフィールと、堤さんからのビデオメッセージもですね、お配りしてありますので、また、これもビデオで見られますので、御覧をいただければというふうに思っております。よろしくお願いをいたします。

 特に若い世代に興味を持ってもらえるように、堤さんに映像の演出をお願いをしたということでございます。

 堤幸彦さんは愛知出身でありまして、「あいち航空ミュージアム」の名誉館長も務めていただいておりまして、県の取組に御協力をいただいております。ということで、今回も快くお引受けをいただいたということでございます。

 全体版は、最後までしっかりと作り込んでお見せをしたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。ですから、11月27日に初めて出して、その後は県のWebサイトで公開をしていきたいと思います。よろしくお願いします。

(2)愛知県農業総合試験場と共同で農業イノベーション創出に取り組む企業等の決定について

https://www.pref.aichi.jp/press-release/nogyo-innovation.html

 続きましてですね、愛知県農業総合試験場と共同で農業イノベーション創出に取り組む企業さんの決定についてであります。

 愛知県では、農業分野におけるイノベーション創出に向けて、「あいち農業イノベーションプロジェクト」を2021年度から進めております。この度、農業総合試験場と共同で農業イノベーション創出を目指すスタートアップを決定しましたので、お知らせします。

 8月8日の発表でお伝えいたしましたとおり、本県農業の課題解決に向けて設定した六つのテーマに関しまして、スタートアップを始めとする企業等からの技術提案を募集したところ、79者から143件という大変多くの提案をいただきました。

 応募のあった技術提案について、実現可能性や先進性などの観点から県による審査と「あいち農業イノベーション研究会」による協議の結果、農業総合試験場と共同で農業イノベーション創出に取り組んでいく企業等を19者選定しました。選定数につきましては、当初、10者程度を想定しておりましたが、有望な提案が数多くありましたので、19者、18課題とさせていただきました。

 資料の2ページ、3ページに選定した企業とその提案の概要を記載しております。いずれも、農業現場の課題解決につながる斬新なアイデア、先進的な技術を活用する内容であります。

 今後は、予備試験などを行いながら開発から社会実装までの計画をまとめて、研究開発を進めていきます。なお、このうち、燃油や肥料の高騰対策など喫緊の課題に対応する提案で内容の熟度が高いものにつきましては、資料の2ページ、3ページの網掛けした6者でありますけれども、9月補正予算成立後、先行的に研究開発を開始して、早期の社会実装を目指してまいります。

 引き続き、農業分野における様々な課題解決を目指して、農業総合試験場が中心となり、今回選定した企業・大学と一緒に、関係者とも連携を図りながら、社会実装に向けた取組を進めてまいります。

 ということで、資料にありますように、今申し上げました経緯は1ページにずっとありまして、こういうスケジュールでやってまいりましたと。2ページ、3ページが、具体的なテーマ、六つのテーマにそれぞれ御応募をいただいて、そして、それぞれにですね、企業さんを選定をさせていただいて、網掛けをしたやつを、9月補正予算も出しておりますので、それでもって具体化をしていくということでございます。よろしくお願いをいたします。ということでございます。

 9月補正予算は、5,355万7,000円という9月補正予算をね、出しておりまして、どんどんこれで具体化を進めていきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いをいたします。ということでございますね。

 また更に詳しい情報が御入り用であれば、また部局にお聞きをいただきたいというふうに思っております。

(3)ジブリパーク開園に伴うリニモの1編成追加について

https://www.pref.aichi.jp/press-release/linimo09.html

 続きましてですね、最後に3点目でございます。ジブリパークの開園に伴うリニモの1編成の追加についてであります。

 11月のジブリパーク開園まで残り1か月を切りました。本日は、ジブリパークへのメインアクセスを担う東部丘陵線「リニモ」について、現在の8編成に、10月11日火曜日から1編成を新たに追加をして、合計9編成で、来園される皆様を万全の態勢でお迎えすることになりましたので、お知らせをいたします。

 今回、新たに追加する1編成につきましては、愛知高速交通株式会社が所有している8編成とは別に、2005年の愛・地球博の大量輸送のために、当時、財団法人日本国際博覧会協会が所有をしていたものでございます。要は、第三セクターである愛知高速交通株式会社が8編成で、万博協会が1編成ということで、9編成あったんですね。そのうちの、万博協会が持っていたやつはもう売ったということで、それをもう一回探してですね、買い戻してきたと、こういうことでございます。

 これはですね、この万博協会が持っていたものは、博覧会終了後、万博協会は要りませんのでね、もうそこで運びませんので。でもって、このリニモの会社の方も、終わった後、そんなに人が来ませんのでですね、8編成だけでももう十二分なのでということで、結果、一旦譲渡されまして、長久手市から広島県の三原市に移送されておりました。

 そしてこの度、ジブリパーク開園後の輸送人員の増加を見据え、愛知高速交通株式会社が譲渡を受けて再整備し、再びこの地で運行されるということでございます。要は、里帰りをしてきた。要は、見つけて、10年以上もですね、外に出ていたのが、探して持ってきて、チェックをしたところ、動くと。動くと。動かなかったら、「部品取り」でね、新たにもう1編成新規発注するかということまで考えていたんですが、動くということだったので、整備をして、もう一回追加投入するということになりました。

 資料の1ページ、「1 経緯」を御覧ください。万博閉幕後、今日に至るまでの経緯について御説明をしております。

 この1ページのね、2005年3月から9月で万博でやりましたねと。1,000万人ぐらい運びました。1,000万人ぐらい運んだということで。2006年4月にですね、ありますように、当時、万博協会が所有していた1編成「09(ゼロキュウ)編成」について、システムの海外展開、海外へ売っていこうということで、伊藤忠商事(株式会社)さんに譲渡され、その後、三菱重工(業株式会社)さんに再譲渡されたということでございます。

 2007年1月にですね、リニモ車両基地、万博公園の東側にあるとこね、あそこの車両基地から、長久手市から、三菱重工の三原地区事業拠点の三原市へ移送をされたということでございました。

 その後、2017年の6月にですね、ジブリパーク開園に伴う輸送人員の増加を見据えまして、県において、リニモ車両の1編成追加について検討を開始したということで、私は増やせと。新規発注でもいいし、前、確かあったよな、もう一つと。探せと言ったのが、この2017年でございました。

 その後ですね、いろいろ当たったんですが、実際、三原で展示をしてですね、使っておりますということだったんで、ほんならしゃあないなと。しょうがないねということでございましたが、その後、2018年11月にですね、どうもこの海外展開というのは、事業再編成に伴って、もうやめたと。なので、これはお譲りしてもいいですよという話があったので、この11月に、リニモの会社にですね、すぐ行って話をつけてこいと。こういう話をして、行って。

 でもって、その後、4月にですね、2019年4月に、愛知高速交通株式会社と三菱重工さんとの間で協議がまとまって、譲渡価格30万円で車両を購入するということになりましたと。それはそうですね、もう車両自体に価値はありませんのでね、使わなければ。あとは、移送費用はかかりますので、それはそっちで出してねって、当たり前のことですけども、出してということになりました。

 2019年10月にですね、大型トレーラーで広島県から長久手市のリニモ車両基地へと移送されて、万博の時以来の里帰りとなりましたと。会社で点検を行った結果、致命的なダメージは認められなかったので、ジブリパークが開園する2022年秋の完了を目指して再整備を進めて、2021年12月に夜間の試験走行に成功したということでございます。

 ここにありますように、2019年10月から11月にね、製作メーカー協力の下に、車体、部品、リニアモータ、浮上装置、モジュール等を点検をしたと。2019年11月に点検の結果、致命的なダメージは認められなかったということで、朝夕の混雑緩和、ジブリパーク開園に伴う増客対応に備えて、2022年秋までの完了を目指して再整備を行うということにいたしましたと。整備費用は約3億円であったということでございます。

 新規発注すると、当時の試算でやっぱり10億円はかかるなということでありましたので、いや、非常に有り難かったということですね。有り難かったということでございます。この三原から長久手への運搬費用が大体1,800万円でありまして、それを含めて全体で、運搬費用も含めて再整備に要した費用は、大体、全体で3億円ということでございます。

 次に、2ページの「2 運行開始日」でありますけれども、10月11日の火曜日から運行が開始される予定となりまして、現在の8編成から9編成へと体制を強化して、万全の態勢で来園者の皆様をお迎えをしたいというふうに思っております。

 ジブリパークへは、渋滞の心配がなく、安全・安心に御来園をいただけるリニモを、是非、御利用いただいて、多くの皆様に快適に御来園いただくことを心よりお待ちをしておりますということでございます。

 次の資料でね、写真が付けてありますけど、万博の前、2004年12月の試運転の様子で、懐かしいですね、これ。(日本)自動車工業会の自動車館(ワンダーホイール展・覧・車)ですね。この観覧車の中、建物の中に自動車の歴史みたいなのがあってね。というものでございまして、懐かしい思いがいたします。

 万博中は、これはあれですね、これは長久手会場と瀬戸会場を結ぶあれだな、ゴンドラだな。ロープウェイね、でしたね。懐かしい思いがいたします。

 三原の試験センターで展示されていたのは、こういう形でね、一応、中に乗れるような形で展示をされていたということでございますが、結局、建物の中ではありませんので、大変、大分劣化しているんじゃないかと。結局、2007年からですから11年間ですか、ほぼ12年間こうしてね、外にあったということなんで、よくそれが使えたなということでございます。

 で、搬入の様子。

 それから、4ページが点検中、整備中、それから浮上試験。それから試運転中、今年の9月ですね、「09(編成)」で試運転しているということでございます。

 この写真などは部局にありますので、また言っていただければ提供しますので、よろしくお願いをいたします。

 ということでございまして、今の状況であれば、8編成あればですね、十分できますが、それがもう一つ増えるので、やはり通勤通学と重なった平日の朝8時・9時台についてもですね、これは1時間に1本、臨時便の運行もね、今ちょっと8時・9時台は少し混雑しているという状況ですので、増やしていきたいというふうにも思っておりますし、11月以降のね、ジブリパークオープン後は、やはり弾力的にね、増発も含めて対応していきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いをいたします。

 まだスケジュールは今、更に調整中というふうに聞いております。

 でですね、このリニモにつきましてはですね、実際、全部で総事業費は、全部造って、橋脚のようなハード整備も含めてですね、全部で、あちらは道路というか街路事業でやりましてね、公共事業で。あの8.9キロのリニモ整備に1,000億円かかっておりますが、実際、その3分の2が公共事業、3分の1がリニモ会社(愛知高速交通株式会社)で借入金を起こしながら、この車両整備をして運行いたしましたが、結果ですね、終わった後、やはりなかなかそれを、3分の1、三百数十億円の回収ってなかなか難しいということでありましたので、第一次経営安定化策を2008年(度)から2013年(度)で、2014年(度)から2016年(度)で第二次経営安定化策。最初の第一次経営安定化策で115億円をですね、借金を株式に変えて減資するというDebt Equity Swap(デット・エクイティ・スワップ)というやり方で、借金を帳消しにしていくというやり方(と現金出資)でですね、やって、そこで115億円。第二次(経営)安定化策で157億6,700万円をですね、債務を株式に転換して減資をして(債務を)消すというやり方(と現金出資)でやりまして、合わせて272億6,700万円をですね、愛知県及び沿線市の御負担もいただきながらやりました。

 全体で、県の負担が合わせて164.88億円、165億円ですかね。これは致し方ありませんね、これは万博の負の遺産ということで。置いときゃどんどん金利が重なってきますから、とにかく早めにというか、できるだけ早いうちにこれも償却をしてですね、処理をして、そして新たな投資に向けてやっていこうということで。

 ですから、もともとリニモは、ああいうパスモとかマナカとか、ああいうのが使えなかったんだね、あれね。それを使えるように投資をするだけで、あれで10億円ぐらいかかったのかな。ですから、そういったものも、そういう前向きな投資もできましたし、今回、そのことによって当時よりも大分、(新型)コロナでちょっとあれでしたけど、コロナ前は大分快調に、順調にやっぱり乗客を増やしておりましたんで、ある程度ですね、黒字がたまって、今回の3億円の整備費用もそこから出てくるということでありまして、リニモの中で何とかやりくりができたということでございます。経営再建をやっておいてよかったなと、こういうことでございますが、しっかりとやって、ジブリパークの開業に間に合わせていきたいというふうに思っております。

(4)新型コロナウイルス感染症について

(https://www.pref.aichi.jp/site/covid19-aichi/)

 あとはですね、新型コロナ(ウイルス)感染症についてはですね、今日の午後ですね、昨日の24時、今朝の午前0時のですね、陽性者数と入院患者さんは、今日の午後3時にですね、申し上げたいと思います。

 ちなみに、昨日までの直近1週間、人口10万人当たりの感染者数は、愛知県は31番目ということになっております。大分落ち着いているということであります。

(4)国際芸術祭「あいち2022」について

 最後にですね、国際芸術祭「あいち2022」につきましては、来週の10日、10月10日の3連休までということでございます。大変多くの皆様にね、楽しんでいただいておりますが、あと1週間ということでございますので、是非また多くの皆様にね、お越しをいただきますように、よろしくお願いをいたします。

 私からは以上です。

2 質疑応答

(1)ジブリパーク開園に伴うリニモの1編成追加について

【質問】 ジブリパーク開園に伴うリニモ1編成追加についてですが、これはやはり周辺の交通事情を考えますと、積極的にこのリニモを活用してほしいというお思いがあるのか、その辺を改めて教えてください。

【知事】 私どもはですね、あの万博公園のところにはですね、駐車場を増設、増強いたしましてね。全体で3,500台ぐらいか。

【政策企画局長】 3,050台です。

【知事】 3,050。(約)3,000台を配備をいたしますし、また、更にですね、臨時駐車場ということで、愛知学院大学、名古屋商科大学、それから陶磁美術館、3か所にですね、臨時駐車場を設けて、無料のシャトルバスを送ります。それで全部で700台ぐらいだったかな。違う、1,000台ぐらいあったな。

【政策企画局長】 はい。

【知事】 1,000台ぐらいを用意をしてですね、やりますが、やはりそれでもですね、今でも土日とかね、そういったときは、あそこの沿線にはイケアがあり、長久手イオンがあり、アピタがありですね、ということで、土日なんかはなかなか渋滞をするということも言われておりますので。そういうことからいたしますと、やはり是非ですね、公共交通機関であるリニモをね、お使いをいただいて、そして、安全・安心にね、快適にね、ジブリパークを御利用いただくと有り難いというふうに思っておりますので、是非そうした面でよろしくお願いしたいと思います。私どももね、そうした面はしっかりとPRをしていきたいと思います。

 というのは、ジブリパークのチケットというのは日時指定で、時間まで指定してありますので、そういう意味ではですね、渋滞にはまって間に合わないということはあり得ますので、是非ともですね、特に最初のうちはやっぱりなかなか来場者の方も、それからまた万博公園、それからジブリパークの運営者の方もですね、やはり最初は少し慣れないところがあると思いますのでね、不慣れなところがあると思いますので、最初はやはりできるだけ公共交通機関、リニモを使ってですね。リニモと、あと直行バスが名古屋駅と豊田方面か、豊田市駅前のホテルから出ますので、そうしたものを是非ですね、御活用をいただいて、できるだけですね、渋滞等に入らないようにね、是非是非お願いしたいなと思います。

 特に、東側方面から来られる方ね、愛環(愛知環状)鉄道の沿線の方などは是非。リニモも、藤が丘の駅の方から行くやつは相当混むと思いますけど、八草(やくさ)の駅から来るやつは絶対に混まないと思いますのでですね、そちらの方を、是非、御活用いただきたいと思いますし、(JR)中央線沿線の方はね、高蔵寺(こうぞうじ)から愛環鉄道。万博のときはね、名古屋から高蔵寺に行って、高蔵寺からスルーで愛環鉄道に行くように、あの駅を改良したんですね。さすがに今回はスルーで愛環で八草まで行くというものまではやりませんけどもですね、やりませんけれども、北の方から来ると、瀬戸なりあちらの春日井方面から行くと、高蔵寺から八草、八草でリニモ、これは絶対に、絶対に混みませんので。あと、岡崎・豊田方面からも、八草に来ていただいてリニモに乗り換えていただければ、絶対に混みませんので、是非それでお願いができればかなというふうに思っております。

 そういうことで、是非是非このリニモをね、どれだけ有効活用できるかということが、今回のね、ジブリパークの渋滞対策といいますか、安全・安心に御利用いただけるポイントだと思いますので、是非よろしくお願いしたいというふうに思います。

【政策企画局長】 臨時駐車場の数字です。

【知事】 ああ、そうか。臨時駐車場はね、臨時駐車場は3か所で約1,500台ですね。愛知学院(大学)が1,000台あるんだね。陶磁美術館200台、(名古屋)商科大学240台。

 これはもうちょっと増えるんだな、増やそうと思えば。

【政策企画局長】 はい。

【知事】 ですから、3か所で1,500台ぐらいは確保ができると。園内の駐車場だと、更に3,120台か。

【政策企画局長】 そうです。

【知事】 3,120台ね。

 あと県大(愛知県立大学)も使うの。

【政策企画局長】 そこも運用調整中です。

【知事】 そうかそうか。

 だから、土日だと県立大学も使おうかなと思います。それが200台ぐらい確保できますから。そうするとですね、全部足すと5,000台弱ぐらいは確保できますが、容量はあってもですね、道路の幅を、公園西側のイケアのところを右折帯・左折帯ということで車線を増やしましたけども、それ以上、だから全線車線を増やすというのは、そう簡単にいきませんので。道の方がね、道の方が容量オーバーになっちゃいますので。

 そういう意味では、駐車場の台数はあるんです。台数はあるんです。理論上も含めても、台数はあるんですけれども、やはり途中の道路の幅がいきなり倍にはできませんので。そうなりますと、やはりできるだけリニモをお使いいただくということをね、是非お願いしたいというふうに思っております。

 

【質問】 リニモの09編成というのは、ラッピング車両という認識でよろしいでしょうか。

【知事】 ラッピングはするんだっけ。ラッピングしない。リニモはしないんだな。

【交通対策課長】 09編成はラッピングしません。

【知事】 09はしない。

【交通対策課長】 はい。

【知事】 あとは何台かする。

【交通対策課長】 1編成だけです。

【知事】 1編成だけか。ということだそうです。

(2)ジブリパークの開園について

【質問】 ジブリパークのオープンまで1か月を切りましたけれども、今の思い、考えを教えていただけますか。

【知事】 我々は開園すると。これはもう一つのプロジェクトなんでね、もうとにかく粛々(しゅくしゅく)と、きちっとやれることはやっていくということだと思います。

 もうこれで10月に入りましたので、工事はもう全て完了してですね、今週は、引渡し等々でいろいろ、まだ若干のものはあるかもしれませんが、もうスタッフが全て常駐をしてですね、訓練に入ります。

 訓練に入り、来週ですね、来週からは内覧会という形でですね、最初はお客さんなしでの運営訓練をやって、そしてその後、実際にお客さんを入れてですね、内覧会という形でですね、予行演習といいますかね、運用訓練を何日も何日もやってですね、10月いっぱいずっとやって、それこそプロ野球キャンプのね、3勤1休ではありませんが、そのぐらいのペースでですね、やっていって、そして11月1日の開幕、オープンにね、間に合わせたいというふうに思っております。

 もう準備は万端やってきましたので、そういう意味ではですね、内覧会を10日以上、10回以上やりますから、そういう意味では、多くの皆様にね、楽しんでいただける(ことが)、笑顔がね、本当に待ち遠しい感がありますね。

 前から申し上げておりますが、一日も早くね、とにかくこのスタジオジブリの世界をね、スタジオジブリのコンテンツ、スタジオジブリが作ったテーマパークというのはこうなるんだというこの中身をね、一日も早く多くの皆様にね、お見せしたいと、見ていただきたいと。見ていただいてね、笑顔で喜んでいただきたいなと、そんな気持ちですね。もういよいよあと1か月、大いに楽しみです。

(3)ジブリパーク開園に伴うリニモの1編成追加について

【質問】 リニモの1編成追加の件で確認です。10月11日から運行開始される予定となっていますが、先ほどの知事のお話ですと、現在は8編成で足りていて、この9編成目は臨時便での運行というふうに聞こえたのですけども、実際には11日から朝8時・9時台にこの09編成が登場するという理解でよろしいでしょうか。

【知事】 10月11日から09編成は登場します。

 臨時便って、これは11月か。

【交通対策課長】 11日から09編成は投入されますが、通常のダイヤの中で運行します。

【知事】 中でやるんだろ。

【交通対策課長】 はい。

【知事】 この臨時便というのはいつからやるの。

【交通対策課長】 それが11月からです。

【知事】 11月にやるのね。

 だから、その(09)編成は(便数を)増やしたから増えるんじゃなくて、今でも、今の8編成でも正直言って余裕がありますので、臨時便はやれるんです。ですから、これ(09編成)を増やすことと臨時便というのは直接はリンクしません。けれども、やはり編成が多い方がですね、余裕を持って組めるということですね。

 これは公共交通機関ですから、絶対に運休とか欠便とかそういうのがあっちゃいけませんのでね。やはりリザーブがしっかりあった方が余裕を持って組めるので。ということですね。

 今後、やはり11月以降、とりあえず朝8時・9時台に臨時便を1便出すということでありますけれども、更にですね、これは平日ですね、平日の通勤通学の時期ということでありますが、更に土日においてもそういった臨時便が出せるかどうかはね、きちっとその状況を見て判断をしていきたいというふうに思います。

 多分、今の感じからいきますと、やはり特に土日が多分肝だと思いますので。ジブリパークに来るお客さんは多分ですね、日時指定ではありますけれども、少し早めに来られる方が多いと思いますのでね、楽しみだということで。なので、午前中、土日の午前中が結構混み合うんではないかなと。そこにやはり臨時便を少し投入していってもいいのかなという感じはしますけど、それはリニモ会社とジブリパーク社(株式会社ジブリパーク)と私ども県の担当部局で、やはりしっかり調整して詰めていきたいというふうに思っております。

 

【質問】 確認ですが、そうすると、1編成3両になると思うのですけれども、09編成も11日から登場するということでしょうか。

【知事】 そうです、そうです。

【質問】 ただ、運行自体は、8編成のときの運行と変わらないけど、09という番号がついた編成が走り始めるということでしょうか。

【知事】 そういうことです。

(4)「いいじゃん、あいち旅キャンペーン」について

【質問】 全国旅行支援について、先週、愛知県でのネーミングも発表されましたが、待ちに待っていたよという期待の声とか、もし知事のお耳に届いていたら、教えてください。また、準備状況が順調かどうかも含めて教えてください。

【知事】 全国旅行支援は10月11日からということでありますが、今、現段階でもですね、「あいち旅eマネーキャンペーン」といって、県民割はもうやっておりますし、県内だけでなくて中部ブロックですね、広域でやっておりますので、その延長の中でね、今度は全国的な旅行の支援ということで。

 ちょうどコロナの感染者も少し落ち着いてきております。第7波もようやく山を越えてきたということでもありますし、これから秋の行楽シーズンでもありますので、このタイミングで全国旅行支援、旅行割引がね、スタートするということに対する期待の声、これは是非使いたいという声は、ちらほらといいますかね、聞きます。聞きますのでですね、これは大いに、多くの皆様に使っていただければいいんじゃないかというふうに思っております。それが1点。やはり期待の声は大きいということが一つ。

 それともう一つはですね、それに向けて、やはり円滑にスタートさせなきゃいけませんので、私どもずっと準備を進めていまして、9月の13日からかな、それに登録する旅行社及びクーポンを発行する飲食店さんとか土産物店さんもね、登録を進めておりまして、順調に登録は進んでいるというふうに思っておりますので、私どもとしては、準備は順調にいっているというふうに思います。

 なので、多くの皆様のね、秋の行楽シーズンへの期待の声、それから受け入れる観光事業者側もですね、今までコロナで大変厳しい状況でありましたので、このコロナが収まってきて、秋の行楽シーズンにこの全国旅行支援、割引が始まるということに対する期待の声、これは、そういう多くの期待の声が寄せられているということは現実にあるというふうに思っております。ですから、しっかりとね、我々はこの事業はしっかりと進めていきたいというふうに思います。