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2022年10月24日(月曜日) 午前10時

ページID:202210024 掲載日:2022年11月7日更新 印刷ページ表示

 

1 知事発言

 それではですね、10月24日月曜日午前10時のですね、定例会見を始めます。

 今日は、発表事項は3点ございますので、まずそれを申し上げたいと思います。

 コロナ関係はまた午後にね、3時過ぎだな。今日は3時40分か、ということになろうかと思いますが、させていただきます。

(1)「花火事業者支援及び県政150周年記念 愛知県花火イベント」のブログラムの決定について

https://www.pref.aichi.jp/press-release/aichi150th-hanabi-program.html

 まず1点目です。「花火事業者支援及び県政150周年記念 愛知県花火イベント」のプログラムの決定について申し上げます。

 愛知県では、新型コロナウイルス感染症により経営に打撃を受けた県内の花火事業者のリスタートを支援するための花火イベントを、11月12日土曜日、愛・地球博記念公園で開催をいたします。

 雨天等により実施できない場合は、翌13日・14日、日月に順延と。準備しちゃいますのでね、順延ということになります。

 この花火イベントは、県政150周年の気運を盛り上げて、11月のジブリパークの開園を祝うものであります。

 概要につきましては、7月25日に発表いたしましたが、花火イベントのプログラムが決定しましたので、お知らせいたします。

 開催時間は、午後5時30分から30分間を予定しております。打ち上げ場所は野球場を予定しておりますが、観覧席は設けておりませんので、公園内のお好きな場所で、基本的な新型コロナウイルス感染症対策を守って御覧いただきたいと思います。

 プログラムにつきましては、まず、冒頭に、「愛知県の花火の特徴をふんだんに活かしたオープニング」といたしまして、東三河地域の手筒花火、花火で文字を表現する枠(わく)仕掛花火、そして、100メートルの幅で最大9か所から次々と花火を打ち上げるワイドスクリーン スターマインでオープニングを飾ります。

 続いて、「匠(たくみ)の技と心意気が表現される花火の競演」といたしまして、3号玉を一玉一玉打ち上げるほか、スターマインや、この日のための新作花火、文字や図形を描き出す型物(かたもの)花火をお楽しみいただきます。

 最後に、「グランドフィナーレ」といたしまして、3号玉の競演で盛り上げて、再度、100メートルの幅で最大9か所から次々と花火を打ち上げるワイドスクリーン スターマインでフィナーレを飾ります。

 ジブリパーク開園でにぎわう愛・地球博記念公園で花火イベントを実施することで、県内の花火事業者を支援するとともに、県政150周年を大いに盛り上げていきたいと思います。

 また、この花火イベントの模様は、YouTube(ユーチューブ)でもライブ配信を行いますので、是非多くの皆様に御覧をいただきたいと思います。

 ということで、今私が申し上げたことがこの資料に書いてありますので、御覧ください。

 でもって、こういうちらしも作りましたので。これもホームページにアップするんだよね。ということで、御覧いただきたいと思います。ということでございます。

 要はですね、これは、花火で祝うということももちろんなんですが、やはり新型コロナウイルス感染症禍で、このコロナ禍でですね、この2年半といいますか、2020年、2021年とですね、特に夏の花火大会がほぼ中止と。2020年は全部中止、2021年もほぼ中止ということで。今年は実施されたところもありましたが、中には中止したところもあったり、また規模縮小。今年はあれですね、豊橋なんかは3年連続中止ということでもありましたしね、そういう意味で大変厳しい状況である。

 統計によりますとね、愛知県の花火製造業の事業者数は21者で、全国最多なんですね。ところがですね、売上げ(煙火製造業製造品出荷額)でいくと全国9位でありますので、要は、いわゆる老舗(しにせ)のところが多いんですね。老舗のところが多いので、規模的には小さい中小企業さんが多いので、このコロナ禍で2年ね、売上げが立たないということになるとですね、それは非常に厳しいということなんで。

 そういう意味で、売上げが減少した場合の中小企業さんに対する支援金などはですね、これは国・県でですね、これはやっておりますが、それでもとても追いつかないということもありまして。やはり大分今年は再開してきましたが、やはりこうした中小規模のですね、花火事業者さんをしっかり支援するということで、はずみをつける意味でね、県の花火大会を、このジブリパークのオープンに合わせてね、150周年に合わせてやろうというのが発想ということでございます。

 ということでございまして、でもって、これは南西部分の野球場が一番広いのでね。ただ、半径がどのぐらいというのは、家がないことというのがありますので、おのずと打ち上げる花火のね、大きさも限られているので、3号玉が一番大きいということで。

 一応この(約)30分のプログラムで約4,000発の花火を打ち上げるということでありますので、公園の中でやりますのでね、公園にそのままいていただいたりなんかして見ていただくと、非常に近くでよく見えて見応えがあるのではないかというふうに思っております。

 11月12日土曜日なので、(午後)5時半であればもう十分、大分暗くなっているので見やすいんではないかというふうに思います。

 ちなみに、この期間のモリコロパーク、万博公園の閉園時間は午後6時半ということでありますので、5時半から6時で、30分でお帰りをいただくということでやっていければというふうに思っております。

 YouTubeのライブ配信もいたしますので、是非ですね、御覧をいただけたらと思います。

 ちなみに、愛知県内の花火事業者10社に御協力をいただいて花火を打ち上げる。10社で花火の製造・調達を行い、そのうち3社の方に打ち上げをしていただくということで、地元の花火事業者さん、中小企業の応援ということでやっていきたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。

(2)あいち航空ミュージアム開館5周年記念特別企画展の開催について

https://www.pref.aichi.jp/press-release/5th-anniversary-exhibition-blue-impulse.html

 続きまして二つ目です。あいち航空ミュージアム開館5周年記念特別企画展の開催についてであります。

 あいち航空ミュージアムは、本年11月30日水曜日に開館5周年を迎えます。

 これを記念いたしまして、11月26日土曜日から来年4月9日日曜日までの期間、アクロバット飛行により多くの方に親しまれた航空自衛隊の「ブルーインパルス」をテーマとした特別企画展「Always with Blue(オールウェイズ・ウィズ・ブルー)~大空への憧れをブルーインパルスと共に~」を開催をいたします。

 まず、本企画展の目玉として、2002年から2019年3月までの間、ブルーインパルスが実際に使用した航空機「T-4」(ティー・フォー)の退役機を館内に展示します。T-4ブルーインパルスの機体が自衛隊の施設以外で一般公開されるのは、あいち航空ミュージアムが全国で初めてであります。

 他にも、ブルーインパルスの歴史を紹介するパネル展示や、8Kの高画質によるブルーインパルスの飛行映像の上映など、魅力的なコンテンツが満載であります。

 特に、ブルーインパルスの一員として、アクロバット飛行にチャレンジすることができる操縦体験シミュレーターは、体験者が他の機体と共に大空へ舞い上がり、ダイヤモンド隊形での曲技飛行にチャレンジするというもので、本物さながらの臨場感を楽しむことができるコンテンツであります。

 是非皆様に体験をしていただきたいと思います。

 加えて、開催初日の11月26日と27日、土日には、オープニングトークショーを開催をいたします。

 26日土曜日は、ブルーインパルスの元飛行班長である吉田信也(よしだ しんや)さん、雑誌「航空ファン」編集次長の神野幸久(じんの ゆきひさ)さん、SKE48メンバーの菅原茉椰(すがわら まや)さんをお招きをして、本イベントの見どころやブルーインパルスの活動についてお話をいただきます。

 菅原さんには、ブルーインパルスのシミュレーターの操縦体験もしていただきます。

 27日日曜日は、吉田さん、神野さんをお招きして、ブルーインパルスの飛行演目についてお話をいただきます。

 是非、この機会に、御家族・御友人をお誘いの上、開館5周年を迎えるあいち航空ミュージアムを訪れていただいて、航空機の魅力に触れていただければと思います。

 ということで、「Always with Blue(~大空への憧れをブルーインパルスと共に~)」ということで、開館5周年記念の特別企画。

 この後、T-4ブルーインパルスを常設展示で、自衛隊さんからね、これは(お貸し)いただきまして展示するということでございます。既に一番の、あそこは「YS-11」(ワイエス・いちいち)のね、退役機を展示をしてありますけれども、それに加えてこちらということでございます。また御覧をいただければというふうに思っております。

 ということで、今年はですね、この航空ミュージアムの入場者は、コロナ前の2019年度(同時期)と比較すると大体半分ぐらいには戻ってきているということでございますね。(2022年)9月末時点で(約)8万人ということですから、半年で(約)8万人という状況でございますので、2019年度が(約)28万人の年間(来場者)でしたので、これでいくと、8万掛ける2、冬はちょっと減るので、どうでしょうかね、十四、五万ぐらいの方が入っていただけるのかもしれませんが、いずれにしてもそういう状況でございます。

 もともと2017年のこの秋に(開館)というのは、MRJの1号機の市場投入といいますかね、販売がこの2017年の秋だということなので、私どもは一生懸命間に合わせたんですけどね。あれから5年たったということで、いろんな思いが交錯をいたしますが。MRJ、今はMSJですね、三菱スぺースジェット。どっかのところでまた再開をしていただければかなというふうに思っておりますね。ということでございます。

 そして、これがあれですね、資料の方は航空ミュージアムの今私が申し上げたところで、「T-4」の映像だとかシミュレーターの映像も、写真もあります。菅原茉椰さんの写真もありますので、また御覧をいただければというふうに思っております。

 T-4ブルーインパルスの常設展示のスタートということでございます。

(3)地産地消あいちSDGs推進キャンペーンの実施について

https://www.pref.aichi.jp/press-release/iitomoaichi-sdgs-campain2022.html

 最後にですね、3点目、地産地消あいちSDGs推進キャンペーンの実施についてであります。

 愛知県では、1998年度から、県産農林水産物をもっと食べていただいて、利用していただく地産地消の取組である「いいともあいち運動」を進めております。

 地産地消は、食材の輸送に伴う二酸化酸素の排出を削減し、環境に配慮した消費、いわゆるエシカル消費につながるなど、ふだんの食生活の中でSDGsの推進にも貢献する取組です。

 地産地消につきまして、県民の皆様へより一層の浸透を図るため、「モリゾー・キッコロ」をアンバサダーとし、「そのひと口が応援になる。」をキャッチフレーズに、「地産地消あいちSDGs推進キャンペーン」を実施します。

 このキャンペーンを広く周知するため、10月29日土曜日に豊田スタジアムで、私も出席して、「地産地消あいちSDGs推進キャンペーン」のキックオフ宣言を行います。

 また、「いいともあいち推進店」となっている飲食店等を巡る「いいともあいち地産地消デジタルスタンプラリー」を11月1日の火曜日から開催いたします。

 その他、関係企業等が行う地産地消関連イベントと連携した取組を行うなど、キャンペーンの推進を通じ、県民の皆様に、「地産地消」への理解を深めていただき、ふだんの生活の中で実践していただけるよう、しっかりとPRしてまいります。

 ということで、「地産地消あいちSDGs(推進)キャンペーン」を実施するということで、10月の29日にキックオフイベントを豊田スタジアムでやるということでございます。

 その内容がこの資料にありますし、スタンプラリーは11月1日から(翌年)1月31日までということで、スタンプを取っていただいて応募いただきますと、この2ページの(4)のようなですね、「おもいのフライパン」始め、「おもいのフライパン」とか、「TOKONAME CROCK」(トコナメ・クロック。常滑焼の蓋付かめ)とか、(名古屋)グランパスのグッズとかね、愛知の野菜詰め合わせとか、そういった景品がありますよということで、是非とも地産地消ね、応援をしていただきたいなというふうに思っております。

 これがそのちらしということでございます。

 キックオフイベントの10月29日の土曜日というのはですね、豊田スタジアムというのは、このキックオフイベントは名古屋グランパスの協力を得て。どういう日かといいますと、これは、グランパスの最終戦、豊田スタジアムでの最終戦のその前に。ですから、多分、スタンドはいっぱいではないかなと。4万人というか、少なくとも三万五、六千人はいるのではないかと思いますが。

 FC東京との最終戦でありまして、その試合開始前のゲストコーナーの中で開催いたしますので、MCであるね、YO!YO!YOSUKE(ヨーヨーヨースケ)さん、スタジアムDJのYO!YO!YOSUKEさんに司会をしていただいて、私がキャンペーンのキックオフ宣言を行って、モリゾー・キッコロをアンバサダーに任命し、県民の皆様に地産地消の実践を呼び掛けるということでありますので、非常にPR効果は高いのではないかというふうに思っております。

 ということでございますので、しっかりとやっていきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いをいたします。

 ということでございまして、あと関連企業の、この地産地消の関連イベントとしては、イオンリテール(株式会社)東海カンパニーさんが2012年から毎年、「イオンいいともあいちフェア」を開催いただいておりますが、今年は10月28日から30日まで、金土日ですね、開催されまして、この会場内で、いいともあいちブース・PRコーナーを設置をし、県産農林水産物・加工品の展示・販売、地産地消と県産農林水産物のPRなどを行うということ。

 それから、ジブリパーク開園に合わせまして、「あいち市町村フェア」におきまして、最初のね、愛知・名古屋展でありますけれども、11月11日・12日・13日の金土日で、いいともあいちブース・PRコーナーを設置をし、県産農林水産物や加工品の展示・販売、地産地消・県産農林水産物のPRも行う。

 さっき言った花火は12日ということでありますので、(ジブリパーク開園)第2週目の週末でありますから、またこれも結構お客さんで盛り上がるんではないか。

 ちなみに、5日・6日の第1週(目の週末)は、(午後)5時からジブリの井上(いのうえ)あずみさんと本名陽子(ほんな ようこ)さんのコンサートがあって映画上映会ですから、これも結構盛り上がるんではないかというふうに思いますが、第2週もですね、これは相当盛り上がると。

 多分、「(あいち)市町村フェア」で150ブースぐらいあるのかな、最初、初っ端(ぱな)が。なので、皆様は、万博公園で食べるところがない、少ないとか言われていますけども、その日はそこでいっぱい食べていただければ有り難いかなというふうに思っております。

 私からは以上です。

2 質疑応答

(1)ジブリパークの運営及び経済効果について

【質問】 ジブリパークの運営について伺います。赤字になった場合にどうするお考えか、教えてください。(三鷹の森)ジブリ美術館では、コロナ禍で収支が赤字になったときに、三鷹(みたか)市が支援金を出したという例もあったようですけれども、県としては補塡するお考えはあるか、現時点でのお考えをお聞かせください。

【知事】 今回、ジブリパークはですね、御案内のように、ハード事業はですね、県が公園事業として起債を起こしてやると。その部分についてですね、3エリアについてはですね、ジブリパーク管理許可という形でやるということで運営をしていただくということにしております。その管理許可の対象は株式会社ジブリパーク(ジブリパーク社)ということで、これは中日新聞さんとスタジオジブリさんが共同で作った会社ということになりまして。

 それはそうなんです。やはりこれは著作権の塊なんで、何かちょっといろんなこと、例えば物販・飲食をやろうとしても、やはりジブリさんのキャラクター、コンテンツを使いますから、そういうことになる。なので、飲食で出しているもの、それからあそこで売っているオリジナルグッズとかね、そういったものもやはりコンテンツの塊なんで、ジブリパーク社さんに作っていただく。

 それから、ジブリの大倉庫の中もですね、常設展は、例えば映画館とか、ああいう類いの常設展のやつは県の公園事業でやりますけれども、企画展の中の展示、これはジブリパーク社なんですね。だって変えますから。だから、なりきり名場面とかね、ジブリの食べ物のコーナーとか、ああいったものは企画展なので、あれはジブリパーク社が作るということなんですね。という役割分担になっております。

 なので、そういう形でやっておりますが、確かに収支はね、これは確かに水物なんでありますけれども、私どもとしてはですね、ジブリパーク社及びスタジオジブリさんと私ども県とでしっかりと連携をして、協議をして、4月の末に、連休前に、経営計画、事業計画を発表させていただいて、その上で管理許可を出させていただきましたが、当面といいますかね、当面、赤字になるということにはならないだろうというふうに考えておりますし、そういうふうにならないようにですね、そこはしっかりやっていきたいというふうに思っています。

 ただ、じゃあ、仮に赤字になったらどうなるかということですが、それは一義的にはジブリパーク社の中で賄っていただくということになります。

 

【質問】 2月頃の会見の際には、基本的には、一義的にはジブリパーク社が負担をするけれども、仮に赤字が続くことになった場合については、県の方でもそういった補塡や支援を考えないといけないというような御発言もあったかと思います。その辺りについて、現時点ではどうお考えでしょうか。

【知事】 だから、それはね、もう完全にお客さんが来なくて、例えば、コロナでですね、完全に1年封鎖だとか。1年ぐらいだったら全然どうってことなくて、持ちこたえられますけどね。

 それはあれですよね、東京ディズニーランドが1年間ほとんど、半年閉鎖で半年ほとんどお客を絞ってということでありますが、あり余るキャッシュフローでですね、別に1年ぐらいほとんど無収入でもどうってことなかったということもありますが。

 そこまでということではないにしてもですね、仮にもし本当に全く収入がなくて、どうのこうのということであればですね、それは考えないといかんと。どうするかを考えないといかんというふうには思いますけれども、当分の間その心配は全くない、考える必要がないということは申し上げたいというふうに思います。

 なので、全く想定もできない事態について申し上げるのは控えたい。申し上げる言葉はないということかなと思っています。

 

【質問】 当面の間は赤字になるようなことは、収支計画でもないと。万が一そういうことになったら、そのときに考えるということでよろしいですか。

【知事】 というかですね、あれ自体は、御案内のように公園事業で、愛・地球博記念公園、200万平米の公園の中での、公園施設としてハード整備はしてありますから、その運営事業者さんがもう立ち行かないということになればですね、それは県が引き取ってやっていくしかないですね。ところが、実際問題ですね、当分の間そういった事態は全く念頭に置かなくていいと考えております。

 

【質問】 ジブリパークの経済効果について、以前、約480億円という見積りを出していらっしゃったと思います。その根拠などがあれば、その辺りを教えていただけますでしょうか。

【知事】 それはあれですね、5エリアがオープンして、フルオープンした場合のですね、入込客が、ジブリパークについて180万人で、それについて様々な入場料から、来たお客さんのですね、いろんな、飲食、グッズ販売、それから交通、宿泊、そうしたものを全部、いわゆる全体でいえば国民経済計算といいますか、県民経済計算という、そういう数式もありますので、それに落とし込んではじいたというものでありますが。

 フルオープンしたときの180万人というのは、非常に控えめに言っておりますので。はっきり言って、そんな数字のわけがないのでですね、ないので、波及効果はもっとはるかに大きいと思っております。とりあえずね、とりあえず堅めに見てというか、ほとんど、そういうことを言うとあれですが、あんまり意味のない数字かなというふうに思いますけどね。

 だって、年間三百何日営業してですよ、営業して180万人ということは、1日6,000人弱でいいんだよね。今でも、この間、土日で5,650人でして、フルで来ていただいていますから。5エリアをオープン(した後は)、5エリアの最後の「魔女の谷エリア」というのは、「ジブリの大倉庫」より大きいですからね、キャパ(シティ)は大きいですから、そんなことはないんでしょうけど。しかし、堅めに見てということなので、波及効果ははるかに大きいと思っております。

 経済的な波及効果はもちろんはるかに大きいと思いますし、やはりジブリのコンテンツ力が持つですね、力で、とにかくジブリパークがあるんだと、日本に、愛知にできたんだということが、国内だけじゃないですよ、世界中で知れわたるその波及効果も加えたらですね、これはもうお金に代えられない価値があるのではないか、正にプライスレスではないかという感じはしますね。

 ただ、経済波及効果であれば480億というのは非常に堅めに出した数字なので、そんなものは、もっともっと、はるかに、はるかに大きいと思っています。

 実際問題、昨日まで内覧会をずっとやってまいりましたが、とにかくこの週末、この土日も何かあったか。ないね、とりあえずね。渋滞とか何とかも聞いておりません。先週の土日は、中でやっぱり並ぶというのはありますけどね、やっぱり人気のコーナーについて。それはしようがないですね、こればっかりはね。だけど、車が渋滞したとかいう話は来ておりませんし、何とか今のところ順調ではないか。

 唯一ちょっと想定を外れたのは、グッズショップの売行きが非常に、思った以上に好調でですね、そのまま、来たお客さんに欲しいだけグッズを売るとですね、11月1日になくなってしまうというおそれが出てきたので、先週からグッズショップの販売をちょっと抑えておりまして。

 どっかの段階で、お昼過ぎには幾つかの商品は売り切れということになっているのが、これは大変申し訳ありませんが、やはり11月1日の本番に備えて商品をそろえておかないといけませんので。

 ということでございます。その1点ですね、今のところ。

 とにかく、着々と11月1日に向けてですね。その前に、10月31日にオープニングセレモニーをやりますので、それに向けてですね、しっかりやっていきたいというふうに思っています。

 私からは以上です。

3 知事発言

(1)新型コロナウイルス感染症について

https://www.pref.aichi.jp/site/covid19-aichi/

 それではですね、今日、午前中は以上といたしますが、新型コロナウイルス感染症関係についてはまた午後ですね。

 今日の数値が大体午後3時なんで、今日は午後3時40分だな。ちょっといろいろ、表彰とかいろいろありますので、その時間にさせていただきますが、3時にはまとめて数字だけはお知らせするんだね。ということにさせていただきます。

 ということで、やや全国的にも少し、速報値でちょっと増加傾向、特に地方の方が増加傾向ということでありまして。愛知県もですね、昨日がちょっと先週より多かったんだね。

 ただ、1週間単位でいくと、この2週間、2週間前、先週、この二、三週間かな、1週間単位だと、ほぼほぼ3週間横ばいではありますが、少しこうリバウンドぎみというところはちょっと気になるところではありますが、またしっかり注視をして対策を組んでいきたいと思います。

 いずれにしても、直近1週間では、人口10万人当たりで、愛知県は37番目ということでありますので、まあ落ち着いていることは落ち着いているということではないかと思いますが、それも含めて、また午後会見をさせていただきます。よろしくお願いします。

 午前中は以上です。ありがとうございました。