ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 ホーム > 知事記者会見 > 年別一覧 > 2023年 > 2023年11月27日(月曜日)午前10時

本文

2023年11月27日(月曜日)午前10時

ページID:20231127 掲載日:2023年12月13日更新 印刷ページ表示

1 知事発言

 おはようございます。11月27日月曜日午前10時、定例会見を始めさせていただきます。

(1)「あいち県民の日」を迎えるにあたって

 本日はですね、11月最後の月曜日の定例会見でございますが、今日は、まずはですね、発表事項に先立ちまして、お手元の資料ございますが、本日は「あいち県民の日」ということでございまして、県民の日を迎えるに当たりまして、私からも一言コメントを申し上げたいというふうに思っております。

 本日は、昨年12月に条例を定めてから初めて迎える「あいち県民の日」であります。愛知県では、昨年の県政150周年を契機に、県民の皆様一人一人が、愛知の歩みを振り返りつつ愛知の魅力を再発見するとともに、県民が共に支え合い、希望と誇りを持つことができる愛知の実現を目指して、現在の愛知県が誕生した11月27日を「あいち県民の日」といたしました。

 また、11月21日から本日までの1週間を「あいちウィーク」といたしまして、市町村や民間事業者の皆様の御協力をいただきながら、県内の様々な施設での体験イベントや、鉄道、スーパー、ドラッグストアなどでの特別なサービスの提供などにより、「あいち県民の日」を大いに盛り上げていただきました。

 さらに、公立学校では、「あいちウィーク」期間中の1日を学校や市町村が指定して学校休業日とする「県民の日学校ホリデー」を県内54市町村全てで実施をしていただきました。

 御協力いただいた皆様方に改めて御礼申し上げます。

 なお、11月24日の金曜日が一番多くて、9割ぐらいが、愛知県内の小中高、幼稚園、この「県民の日学校ホリデー」としていただきました。報道等で見ますと、名古屋の東山動物園が家族連れで非常に混んでいるというふうにもお聞きしておりますので、これはいいことだったかなというふうに思います。

 今日は1割ぐらいのね、ところが今日お休みというところで、24日休めば4連休、今日休むと3連休と、こうなるわけでございますが、今日が「あいちウィーク」最終日で県民の日ということでございます。よろしくお願いいたします。

 でもって、県民の皆様には、「あいち県民の日」や「あいちウィーク」、「県民の日学校ホリデー」に合わせて休暇を取得をしていただいて、御家族一緒に愛知の様々な魅力に触れることで、より一層愛知への理解と関心を深めていただく機会としていただきたいと考えております。今後も愛知県の誕生日である「あいち県民の日」が、県民の皆様にとってなじみ深く愛着を持っていただけるような日となるように取り組んでまいります。

 今回初めてでございますので、いろんな課題があろうかと思いますが、そうした課題をまたきめ細かく丁寧にですね、対応していきまして、晩秋のと言いますかね、秋のこのお休み、連休をですね、御家族、また地域でいろんな取組をね、していただくと有り難いなと思います。

 私も報道等を拝見をいたしましても、いろんな工夫があって、いろんな行事、イベントとかね、名古屋市さんの東山動物園だけではなくて科学館でもいろんな取組があって、家族連れが長蛇の列をなしたとかね、あと、芋掘りのイベントをやったとかですよ、何か絵の修復作業をやったとかですね、いろんなことが報道されておりますね。また、御家族そろって休めない子供たちのために子ども食堂とか放課後児童クラブで対応したとか、いろんなことありますし、また、様々な民間の施設ですね、遊園地とか博物館、美術館、またホテルとか、そういったいろんなところで、そういった割引も含めてですね、取組があったということも、報道もちろんですが、我々も報告受けておりますので、そういった形でまたこの1週間をね、盛り上げていければと思います。

 そして、また、愛知の魅力をね、再発見をしていただいて、郷土に愛着と誇りを持っていただき、また、日々のね、生活を充実したものにしていただければと思っておりますので、よろしくお願いをいたします。それがまず第1点でございます。

(2)愛知県県民栄誉賞表彰式の実施について

【知事会見】愛知県県民栄誉賞表彰式の実施について -藤井聡太竜王・名人を表彰します- - 愛知県 (pref.aichi.jp)

 続きまして、まず1点目の御報告でございます。発表事項です。

 愛知県県民栄誉賞表彰式の実施について申し上げます。

 愛知県では、将棋界初の八冠を達成された瀬戸市出身の将棋棋士、藤井聡太(ふじい そうた)竜王・名人へ広く県民に明るい夢や希望を与えていただいた感謝の気持ちをお伝えするとともに、その栄誉を永くたたえたいと考えまして、愛知県県民栄誉賞をお贈りすることを先般発表をさせていただいたところであります。

 この度、表彰式の詳細が決まりましたので、御報告をいたします。

 表彰式は2023年11月30日に愛知県公館で行います。表彰式では、私から表彰状と記念品をお渡しをいたします。

 2018年3月に愛知県から藤井六段・当時に、「愛知県特別表彰」をお贈りした際の記念品は、「あいちの伝統的工芸品」の「豊橋筆」でございました。今回、名実ともに将棋界トップの棋士となり、これからも更なる活躍が期待される藤井竜王・名人には、今後も日常の様々な場面で色紙などに揮毫(きごう)される機会が多いのではないかと考えまして、記念品は「あいちの伝統的工芸品」であります「彩釉七宝杜若文硯箱(さいゆうしっぽうかきつばたもんすずりばこ)」と「あいちの郷土伝統工芸品」であります「鳳来寺硯(ほうらいじすずり)」を県で選定させていただきました。是非揮毫される際は、地元愛知を身近に感じていただき、この硯と硯箱を使用して藤井竜王・名人の思いを書き記していっていただければと思います。

 表彰式では、藤井竜王・名人の歴史に刻まれる前人未到の八冠達成と、今なお防衛を続けられ、タイトル戦最多連勝記録にも並ばれるという更なる偉業も併せてたたえるとともに、これからの一層の飛躍を御期待する気持ちをお伝えしたいと考えております。

 ということでございまして、資料を御覧いただきますと、物はこれでございまして、ここにありますように、(1)が「彩釉七宝杜若文硯箱」、(2)が「鳳来寺硯」ということでございます。

 なお、2018年3月30日に、これも愛知県公館におきまして、藤井聡太六段への昇格、昇段に合わせて「愛知県特別表彰」をさせていただき、そのときは「豊橋筆」をですね、豊橋筆振興協同組合の皆さんに6本精選をしていただいて、太筆から細筆まで6本セットをお贈りさせていただきました。今回は、七宝の硯箱と「鳳来寺硯」ということでございます。

 これは、当時はですね、特別表彰をさせていただいたのは覚えていますけど、藤井さんも片っ端からタイトル総なめしているので、どのタイミングだったかなと思いましたらね、その次の資料にありますようにですね、2ページにまず七宝硯箱と「鳳来寺硯」の内容が書いてありますので、御参考いただければというふうに思います。

 それから、今回の愛知県県民栄誉賞はですね、これにつきましては、これで4人目ということでございますが、まず浅田真央(あさだ まお)さんがね、フィギュアスケート現役を引退されるということなので、感謝の意も込めましてね、浅田さんにまず贈らせていただき、その後、星野仙一(ほしの せんいち)さんが急逝されましたので星野さんに、故人でありましても贈らせていただき、そして、その後、吉田沙保里(よしだ さおり)さんがですね、これも現役を引退されるということで贈らせていただき、これで4人目ということでございます。

 3ページ、参考3で、藤井聡太さん、2016年10月にですよ、史上最年少14歳2か月、中学2年生でデビューされ、私のところにお師匠さんと一緒にですね、御訪問いただきました。その後、その年の12月にですね、加藤一二三(かとう ひふみ)九段ですね、ひふみんさんとプロ初対戦して勝ったと。そこから29連勝をやり、2018年の2月に、この朝日杯将棋オープン戦の棋戦初優勝と六段昇進ということで、この3月にこれはすごいことだというふうに贈らせていただきました。

 当時はやっぱりタイトル戦はちょっとまだ何年かかかるよなということだったので、まずはこの棋戦初優勝、15歳ですもんね。15歳ですからね、ということと、棋戦初優勝と、だから、中学3年生で優勝したんだな、これね。それと六段昇進ということで贈らせていただき、その後はもうあれよあれよということで、八冠を一気に、タイトル戦全部駆け上がって八冠を総なめにされてですね、今回ということなので、この県民栄誉賞を贈らせていただくということにさせていただいたということでございます。

 ということでございますので、このときにね、よろしくお願いいたします。11月30日、今週の木曜日午後1時から15分ということでございます。お越しになるのは藤井さんお一人ということですが、もちろんお付きの方はおられると思いますが、ということでございます。

 「鳳来寺硯」というのは、鳳来寺山開山当時の1300年前から採石・生産をされておりましたものでありまして、「鳳来寺硯」のもととなる原石は墨をする感触に優れておりまして、今回の記念品は和墨、日本の墨をするのに相性が良いとされております。大変な、これ、名産品ということですね。

 それから、七宝焼はね、経産大臣の指定を受けている「あいちの伝統的な工芸品」でありまして、今回お贈りする硯箱は「彩釉七宝」と呼ばれる趣深い技法によって作られているものでございます。

 ということで、このセットをお贈りさせていただき、筆と併せてですね、いろんなところに揮毫をしていただければというふうに思っておりますので、よろしくお願いをいたします。それがまず一つでございます。

(3)「World Robot Summit 2025」モノづくり分野競技の愛知県開催の決定について

【知事会見】「World Robot Summit 2025」モノづくり分野競技の愛知県開催が決定されました - 愛知県 (pref.aichi.jp)

 続きましてですね、2点目です。

 「World Robot Summit(ワールドロボットサミット) 2025」モノづくり分野競技の愛知県開催の決定についてであります。

 ロボットの国際大会「World Robot Summit」の第2回大会が2025年に日本で開催されます。本大会では、モノづくり、サービス、インフラ・災害対応の3分野の競技が実施されますが、このうち、未来のモノづくりをテーマとした「モノづくり分野」競技について、愛知県国際展示場、Aichi Sky Expoで開催されることが決定をいたしました。

 本大会は、ロボットの研究開発や社会実装を加速させることを目的とした、国内外から企業・大学などが参加し、ロボットの技術やアイデアを競う競技大会です。

 2021年に本県で開催した前回大会は、新型コロナウイルスの緊急事態宣言下で、規模を縮小し、残念ながら無観客での開催となりました。そこで、第2回大会の開催に向けて、これまで経済産業省や関係機関に働き掛けをしてまいりましたが、晴れて本県での開催決定の運びとなりました。

 第2回大会では、モノづくりの現場の自動化を担うロボットシステムインテグレータの人材創出を目的とした「高校生ロボットシステムインテグレーション競技会」を同時開催するとともに、先進技術の企画展示や小中高生向けの見学ツアーなどの愛知県主催のサイドイベントを併せて行うことにより、次代のロボット人材・モノづくり人材の創出を目指す愛知を象徴する機会にしたいと考えております。

 今後、関係機関と密接に連携しながら本大会の成功に向けて取り組み、愛知を、ロボットを「作り」「使う」世界的な先進地へと育ててまいります。

 ということでございまして、資料を御覧いただきますと、2025年12月ということでございまして、セントレアにありますAichi Sky Expoで開催をいたします。

 2ページにね、2025年、「World Robot Summit 2025」ございまして、「モノづくり分野」、モノづくりロボットチャレンジが私ども愛知で12月、それから「サービス分野」は大阪で7月、「インフラ・災害対応分野」が福島で10月ということで行われるということでございます。ということでございますので、よろしくお願いをいたします。

 なおですね、これはですね、前回の「World Robot Summit 2020」というのが第1回。ロボットのですね、国際競技大会、ロボットのオリンピックということを銘打ってですね、2020年の秋に、2020年10月にAichi Sky Expoでやるということで予定を立ててやってまいりましたが、残念ながら、コロナでですね、2021年9月にですね、1年延期しましたが結局無観客ということになったということでございます。残念ながらでございました。

 このSky Expoのほぼほぼ全館を使ってやるということでありましたが、規模的には同じぐらいの規模でやりましたが、無観客で、関係者が数百名参加をし、オンラインの観覧者が6万7,000名ということでございました。実際に「World Robot Summit 2018」というプレ大会を東京でやったときは、実際参加者7万6,000名いましたので、それをもっと上回る大会にできると思ったんですが、残念ながらでございました。

 ただ、当時そういうことだったなと思いますが、2021年9月にですね、「World Robot Summit 2020」を無観客でやりましたが、その2か月後のですね、2021年11月の25日から29日は、これは併催イベントとして、これ、愛知県主催でしたが、「ロボカップアジアパシフィック2021あいち」を、このときは有観客でできたと。この2021年秋というのは、ちょうどコンサートとかいろんなものを、PCR検査なんかをやりながらですね、そういう陰性証明をもらいながら、その入り口のところで全部テントを張って検査しながら、ちょうど11月ぐらいから再開をしていこうというときだったので有観客でやれて、このときは1万2,600人来ていただいたということでございます。2か月違いで本当に残念だったなという思いでございますが、そういうことでございました。

 でもって、その後ね、私の方から、あれだけ準備して、なのにもかかわらず無観客だったのはもう口惜しいと、残念だということで、是非ですね、これはリベンジ開催と言いますかね、せっかくこれ、いい試みなので、「World Robot Summit」も、あんな大きな規模じゃなくてもいいけれども、とにかくやれる規模でね、やって、定期的にやっていきましょうと。それはもうずっと愛知でということは言わないと。だから、まずは前回無観客だったのでうちでやってもらって、それで全国ぐるぐるやりたいというところを巡回していきゃいいじゃないかということを経産省とか関係の皆さんに話をしましてね。これ、決まったときは確か経産大臣は世耕(せこう)さんだったかな、世耕さんにも直接話して、これじゃちょっとね、なかなか皆さん納得しづらいのではないかということなので、是非やったらどうかという話も大分言って、そうだねという話で、そんなところから始まりましてね。今回そういう形で2025年にやるということに相なったということでございます。

 なお、内容は、前回もですね、モノづくりとかサービスが愛知でやり、このインフラ、災害対応は福島のテストフィールドでやるということでありましたが、今回サービスが大阪も加わったということですかね。みんなで役割分担しながらやるということはいいことではないかというふうに思っております。しっかりやっていきたいというふうに思っているところでございます。

 この「World Robot Summit 2025」、「モノづくり分野」は、実際の製造現場が抱える課題を踏まえたより実践的な競技とする方向で検討をしているところでございます。県内のロボットの社会実装の加速と次代のロボット人材・モノづくり人材の創出の好機としていきたいというふうに思います。

 なお、この「World Robot Summit 2025」にですね、去年から始めております「高校生ロボットシステムインテグレーション競技会」を同時開催をいたしますので、「World Robot Summit 2025」はもう正にですね、最先端の企業の皆さんが、ロボットの製作と運営を競うということでございますが、それを同じ高校生の大会とセットすることで、高校生もその大会を見ることによってね、またモチベーションを上げることができるということにもなろうかと思います。相乗効果があると思いますのでね、是非そうした形でやっていきたい。また、それを、両方大会を見に来てくれる子供たちなどに先端的なロボット技術を実際見てもらうということで、これは大変大きな効果があるのではないかというふうに思っておりますので、よろしくお願いをいたします。

 なおですね、この週末、この25日の土曜日にAichi Sky Expoで「第11回全国少年少女チャレンジ創造コンテスト全国大会」というのがありました。これは、各市単位であります少年少女発明クラブ。大会は小学校3年生から中学校3年生ですが、小中の子供たちで組織する少年少女発明クラブというのは、全国でですね、212クラブありまして、全47都道府県にありますが、212クラブありまして、これは公益社団法人発明協会がですね、後押しをしているということでございます。

 発明協会の会長はトヨタの内山田竹志(うちやまだ たけし)さんで、これは長いこと豊田章一郎(とよだ しょういちろう)さんがやっておられましてね、そんな御縁もあり、実は212クラブのうち愛知県は27クラブで、全国一で、大体15パーセントぐらいですが、実際このクラブに加入している子供たちの会員数は愛知県4,000名。多分、30パーセントじゃない、もっと多いと思うな、3割から4割ぐらいは愛知県の子供たちでこの少年少女発明クラブはできている。それはそうですね、モノづくりの企業の集積が違うので。みんなそれが指導者になって子供たちをボランティアで応援してくれるのでですね、どんどんね。

 ちなみに、少年少女発明クラブの全国第1号が確か刈谷だったかな、第2号が豊田。今人数が一番多いのは豊田、2番目が刈谷ということでございまして、非常に分かりやすい感じになっておりますが。

 ちなみに、今回の大会はですね、金メダルは二つありましたが、二つとも愛知県の豊田のクラブと碧南のクラブが取りましたと。いわゆる銀メダル、優秀賞はですね、七つの賞、9チームの受賞ですが、愛知県は三つの賞、4チームが受賞して、これも碧南、豊田、刈谷、幸田と取ったと、こういうことでございました。

 これをやはり「World Robot Summit」、それから高校生システムインテグレーション大会などにつなげていきたいというふうに思っております。人づくり、人材の養成というのは大変大事なことなので、やっていきたいと思っております。

(4)あいちエコアクション・ポイント冬季取組強化キャンペーンの実施について

【知事会見】あいちエコアクション・ポイント冬季取組強化キャンペーンを実施します! - 愛知県 (pref.aichi.jp)

 続きましてですね、最後の3点目でございます。3点目の発表事項です。

 あいちエコアクション・ポイント冬季取組強化キャンペーンの実施についてでございます。

 愛知県では、省エネルギーや省資源につながる環境配慮行動「エコアクション」に対しまして、愛知県独自のポイントを発行することにより、県民の皆様に脱炭素・循環型ライフスタイルへの転換や行動変容を促すため、2023年2月15日から「あいちエコアクション・ポイント」事業を実施をしております。

 「あいちエコアクション・ポイント事業」で対象となる「エコアクション」は、グリーン購入、プラスチック製カトラリー類の辞退、使用済みクリーニングハンガーの返却、飲食店での食べ残しゼロ、フードバンク等への寄付の五つであります。コンビニエンスストアや飲食店など県内の参加店舗等においてこれらの「エコアクション」を実施していただくことで、原則として10ポイント、一部の「エコアクション」では50ポイントを獲得することができます。また、300ポイント集めるごとに、毎月5名様に1万円、95名様に2,000円のQUO(クオ)カードが当たる抽選に応募していただけます。

 この度、より多くの皆様に「エコアクション」を実践をしていただけるよう、12月16日から来年1月15日の期間に「冬季取組強化キャンペーン」を行うことにいたしました。キャンペーン期間中は、通常商品のQUOカードに加えまして、協賛事業者の皆様から御提供いただいた商品券や野球観戦チケットなど魅力的な賞品を用意しております。是非この機会に御参加ください。

 ポイントを獲得できる店舗等にはこのようなQRコード付きのPOPが置かれております。これはファミリーマートさんのPOPですけどね、こういうPOPを置かれていたり、壁にQRコードが掲示されたりしております。店舗などで「エコアクション」を実践し、スマートフォン等でQRコードを読み取っていただくことでポイントを獲得できます。参加店舗等は、インターネットで「あいちエコアクション・ポイント」と検索して、本事業のWebサイトにアクセスをしていただくと御覧をいただけます。

 1人でも多くの県民の皆様にふだんの生活の中でできる「エコアクション」を実践していただきたいと考えておりますので、皆様の参加をお待ちをいたしております。

 ということで、これがPRのポスターで、これがPOPと。こういうのがお店にあるということでございますので、また御覧をいただき御活用いただければというふうに思っております。

 資料はですね、御覧をいただきますと、今私が申し上げたことがこういう形で書いてあるということでございます。

 なお、2ページ、3ページでですね、「あいちエコアクション・ポイント冬季取組強化キャンペーン」の商品で、QUOカードから商品券からですね、それから商品、いちご大福なんていうのもありますな、それからドラゴンズの公式戦のペア券だとかですよ、温泉の招待券とかね、いろんなものがございます。

 参加店舗はこういう形でございまして、グリーン購入からプラスチック製の辞退から、ずっとこういう形に並んでおりますので、そうしたものを御覧をいただきながら御参加いただくと有り難いということでございます。

 ポイントの発行のルールなどは、原則1回の「エコアクション」で10ポイント、省エネ家電の購入では50ポイント獲得できるということなので、例えば、あるお店で愛知県産の野菜とシャンプーの詰め替えを購入した場合は、10ポイントプラス10ポイントで20ポイントが獲得できる、こういうことでございます。

 それから、「あいちエコアクション・ポイント事業」の参加状況ですが、現段階では4,600店舗でありまして、一つの店舗が二つやっているところがありますので、大体5,000店舗数ということですかね、一つが二つやっているところも入れますと5,000ということになります。ということでございます。

 ちなみに、この「エコアクション」の実施状況は、今年2月15日の事業開始から10月末までに18万回を超える「エコアクション」を県民の皆様に実践をしていただいているということでございますので、またこれを冬季取組ということで強化をしていきたいと、12月16日から来年1月15日、1か月の間に更にこの取組を強化したいということでございますので、よろしくお願いをいたします。

 ということで、私からは以上です。

2 質疑応答

(1)「あいちウィーク」について

【質問】 まだ今日、「あいち県民の日」ということで、「あいちウィーク」終わっていない段階で恐縮なんですけど、24日非常に盛り上がって、観光地、にぎわっていたという話もありましたが、全体としては、知事の御所感としては、成功したというか、現段階の「あいちウィーク」の様子を見ての、御所感をお聞きしたいと思います。

【知事】 いろんな声が寄せられておりますけれども、総じて平日に学校を、それもあらかじめスケジュールが立てられる年度当初にね、子供たちが平日に学校が休みになりますよということをアナウンスしてもらえるのは非常に有り難いと。計画が立てられるということで、特に子育て世代のね、御家庭、御家族関係の方々からですね、今、お父さんお母さんもそうですが、おじいさんおばあさんの世代も、そりゃ子供たちと一緒にどこか行きたいという意向は非常に強いので、そういう皆さんには非常に計画が立てやすくてよかったと。それも季節的にもね、まだ寒くなる前で、いろんな農産物の収穫などもありますしね、そういう声が多かったかなと思いますね。それとあらかじめ分かっているので、計画して遠出もできますしね、子供たちと御家族そろってね、いろんなところに行けるということで、やはり総じて好評だったのではないかというふうに思います。

 ただ、一方、どうしてもそれは休めないという方もおられるのは事実なので、そうした皆さんにはですね、様々な対応、手当てはしていかなきゃいかんということだと思います。

 なので、今回「県民の日」、去年がちょうど県政150周年でありましたのでね、去年県政150周年を多くの皆さんにね、お祝いをしていただいたと言いますかね、皆さんに認識していただいたと思いますので、これを機に、この時期を、「県民の日」を、その日を休みにするということではなくて、やはり幅を持ってですね、フレキシブルに1日ね、休みにした方が参加される方が多いんじゃないかと思いましたけど、大体そのとおりになったかなというふうに思います。

 なので、これは今年がスタートなので、これをね、毎年毎年着実にやり、いろんな声なり、いろんなことにはね、いろんな御意見にはやはり丁寧にきめ細かく丁寧に対応して、より多くの皆さんにね、更に喜んでいただけるような取組にしていきたいなというふうに思っております。

 是非これ、全国知事会でも、私が休み方改革プロジェクトチームの座長をやっておりまして、6月にこの我々の愛知の取組も含めてまとめて、そして7月のね、全国知事会にも報告させていただきまして、多くの皆さんにもこれ、是非、みんなでね、それぞれ互い違いに平日を休んでお互いに行き来すれば、それは全国のね、観光産業の活性化にもなると。コロナでですよ、大変打撃を受けたそうした事業者の皆さんの支援にもなると。

 そもそもやはり観光事業は平準化をしない限りは生産性は上がりませんから、生産性が上がらなかったらそこで働いている人の給料も上がらないと。そうなるとまた、そこに若い人がね、労働力が入ってこないということになると、サービスが提供できないという悪循環に、今、正にそうなっているわけですよ。

 だから、そうならないように、できるだけサービスを平準化して、生産性を上げて、そしてそこで雇用も増やし、働いている方の給料も上げて、またサービスが提供できるように、そういうふうにするためにはやはり、需要を平準化しない限りはですね、それはもう限界がありますので、そういうことも含めですね、私はこうした何らかのきっかけで平日をみんなで休むことができるような社会をね、つくっていければ、その一助になればというふうに思っておりますので、今日も、この後、午後式典をやりましてね、取りあえず今年の「あいちウィーク」、また、「あいち県民の日」は一区切りということでありますが、また来年に向けまして、改善できることなどにつきましてはね、着実にやっていきたい、そういうふうに思っています。

ですから、明らかにあれなのは、この秋以降といいますか、10月、11月、私、いろんなところ、行事とかイベントへ行きますとね、子育て世代の若い世代の皆さんが私に直接、大村さん、ありがとうと、ありがとうねと。今度、「あいちウィーク」とまでは言いませんけど、何か今度学校を子供休みにしてくれるので家族そろってここ行けるわとかね、そういう人は結構多かったね。非常に多かったので、そういう意味で、浸透しているし、愛知県内全てのあれですね、全ての小中高、幼稚園、公立は全部、私学も9割、これが一斉に休みになるというのは、それは、平日が休みになるというのは、それはすごいインパクトがあるんだなというのは改めて思いましたね。

 愛知県の小中高、幼稚園って100万人いるんですよ。100万人を超えているんですよ。100万人を超えて。通っている子供たちが。それはすごいインパクトだなと。ほぼほぼ親御さん、それからおじいさんおばあさんまでも含めると、どうなんでしょう、子供たちに関わっている県民の皆さんって7、8割ぐらいいるんじゃないですか、何やかんやで。ですから、そういう意味では非常にインパクトあったかなというふうには思います。

 今日はどうもありがとうございました。今日は以上です。