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2024年6月3日(月曜日)午前10時

ページID:0533779 掲載日:2024年6月27日更新 印刷ページ表示

 

1 知事発言

 皆さん、おはようございます。

 本日はですね、6月3日月曜日の午前10時、定例記者会見を始めさせていただきます。

 昨日ですね、アメリカ渡航から帰ってきましたのでですね、昨日の夜帰ってきましたので、こうした会見、2週間ぶりということでございます。ということで、また引き続きよろしくお願いをいたします。

(1) 石川県能登半島を震源とする地震について

 まず今日、私の方から御報告ですが、冒頭、今日朝、6時31分でございますか。私の携帯も緊急地震メール鳴りましたのでですね、驚きましたけれども、ただ、私は気づきませんでしたけどね。いや、揺れたのがね、揺れたのが。揺れが来るのかと思ったら来なかった。皆さん、揺れましたか。

 名古屋、震度1だったそうでございますけどね。だから、西区とか。ちょっと2のところが幾つかあったということかな。なんですが、1、分からなかったね。ということでございますが、すぐですね、ニュース報道等でですね、富山湾ということでありまして、石川県能登(のと)ということでございました。

 私の方へ第一報まいりましたのは、石川県輪島(わじま)・珠洲(すず)で震度5強、能登町で5弱。津波の心配はないということでございまして、現段階で、私ども愛知県におきましてですね、被害等の報告はありません。

 それはそうですね。震度2が名古屋市の瑞穂・南、春日井、愛西、弥富。あとはですね、名古屋市内、西三河等、尾張部等震度1。東三河もそうですね。新城なんかも含めてですが、震度1ということでございますので、それはないでしょうね。それと、本県への支援要請は現段階ではありません。ということでございます。

 引き続きですね、状況は注視をしてまいりたいというふうに思っておりますし、また、一回こういう地震があると、また連続してあるということもこれまでありますので、注視はしていきたいというふうに思っております。

(2) 知事の米国渡航の成果について

 それではですね、すみません、毎日ですね、御報告をさせていただいておりまして、アメリカ渡航についてはもう既にですね、御覧をいただいていると思いますが、いつも恒例でございますので、帰ってまいりまして最初の会見でトータルで御報告をさせていただくということにさせていただきますので、御覧をいただきながら少しお付き合い、お聞きをいただき、お付き合いいただければというふうに思っております。トータルで、文書以外に、私の所見も含めて申し上げたいと思います。

 ちょっと資料が大部になりますので、少し簡潔に報告しながら、ちょっと所見も交えて申し上げたいと思います。

 まずですね、今回、5月23日。22日が5月議会でありましたので、その翌日の朝7時からですね、7時には中部空港に着いておりましたのでそこから、中部空港、羽田からまたアメリカへ行って、インディアナ、ケンタッキー、カリフォルニアと回ってまいりました。都合11日間。昨日は成田経由で中部空港に戻ってくるのが、関東のゲリラ豪雨でですね、足止め食いましてですね、帰ってきたのが、延々と、中部空港へ着いたのが8時半で、1時間以上遅れた。さすがにちょっと疲れましたけれども、そんなことでもございました。

 さて、それではですね、まいります。

 まずはインディアナ州、エリック・ホルコム インディアナ州知事と5年ぶりに、それも5回目の面談をさせていただきました。要は、コロナ禍ちょっとお会いできなかったということでございます。

 私からは、締結から7年が経つ友好交流、相互協力協定の内容をアップデートして、連携する分野をスタートアップ支援などにも拡大をして、インディアナ州との連携を強化をしていきたいということを発言をいたしました。ホルコム知事からは、スタートアップ支援については私たちも同様のビジョンを持っていると。インディアナ州にはハイレベルの大学も多く、是非連携をしていきたいということで発言がありました。

 インディアナ州はですね、インディアナステート大学とか、パデュー大学とかですね、ノートルダム大学とか、大変有名な、レベルの高い大学がございます。パデュー大学は、今から十数年前ですね、日本人の根岸(ねぎし)先生がノーベル賞を取られたということでも有名でございます。

 また、私からジブリパークも紹介し、ホルコム知事の日本訪問も要請をさせていただきました。

 また、IGアリーナを今造っているということを申し上げ、アリーナのオープン後は、インディアナポリスを本拠地とするNBAチームのインディアナ・ペイサーズの試合も是非ね、誘致したいということを申し上げました。ホルコム知事からは、素晴らしい提案だと。じゃあ2人の連名でオーナーに文書を送るかとかいう話もありましたので、楽しみです。

 ちょうど今、NBAのプレーオフをやっていましたけど、ちょうど私が行っている間にペイサーズがボストン・セルティックスとプレーオフを戦っていた。惜しくも負けちゃいましたけども、非常に強いチームであり、大変大人気ということでございました。

 続いてですね、2ページですが、インディアナ州への愛知県企業の進出状況ですが、このようにですね、43社でございまして、全米では全体的に500弱ですけれども、全米では第4位ということでございまして、やはりトヨタグループの大きな大きな拠点ということでありまして、トヨタ・モーター・マニュファクチャリング・インディアナ、TMMI(ティーエムエムアイ)はプリンストンというところに本拠地があり、1999年操業開始でありまして、大きいものを作っているんですね、ここね。グランドハイランダーとかレクサスとかですね、そういうことでありますから、年間生産台数36万台というのはですね、ケンタッキー1番、ここが2番ですね、トヨタの、世界で。ということで、巨大な工場でございます。相当稼いでいると言ってもいいんじゃないでしょうかね、大きなものを作っているということでありますから。従業員7,500人、累計66億ドルの投資で、更にこれに14億ドルを追加するというのを先般、4月に発表して、いわゆるEVのラインを造るということで、ホルコム知事始め皆さん、インディアナ関係者はにこにこでございましたということでございます。

 それから、23日の木曜日、朝出て午後に着いて会談をし、そして24日金曜日は朝からずっと始動いたしまして、インディアナ・グローバル経済サミットのオープニングプログラムで英語でスピーチもさせていただきました。更に交流を深めたいということでございます。

 それから、その間ですね、一緒の登壇者で、いろんな、やっぱりグローバル経済サミットということであって、いろんな世界、またワシントンからも大使級を何人か呼んでおられましたんで、いろいろ、それを踏まえてこの日は全部で八つ面談をしましたかね。オープニングプログラム、それからイタリアのロンバルディア州知事、これはミラノのあるところですね、フォンタナ知事とも面談をいたしました。バイオダイバーシティ、生物多様性の私どもがやっている国際連合にもロンバルディア州はいつも参加してくれていましてね、それと、ミラノには愛知県企業、自動車も繊維もたくさんありますので、そうした意味での関係を深めていきたいということを申し上げさせていただきました。

 続いてですね、この経済サミットのエグゼクティブ・ラウンドテーブルって、知事も参加をした、インド太平洋の経済安全保障、国家安全保障、レジリエンスといったテーマでですね、英語での討論会がありまして、ここには私も発言をさせていただきましたが、STATION Aiを核としたスタートアップエコシステムを作りですね、アメリカを始め、特にインド太平洋地域でのネットワークをしっかり作ってですね、この地域の経済をレジリエンスのある強いものにしたいということを申し上げたということでございます。

 その後、このインディアナ州選出のトッド・ヤング連邦上院議員と、去年もね、ワシントンで面談しました。これ、3回目の面談ということでございまして、IRA(アイアールエー)、インフレ抑制法というのはアメリカ国内向けだから、そこのところはね、やはり対応してほしいということも、去年に続いて申し上げさせていただき、トヨタ始め日本の企業のですね、インディアナでの活動へのサポートも要請をいたしました。

 それから、このサミットに参加しておりました台湾のですね大使ですな、このユイターレーさんというのは、ともお会いする機会がありまして、台湾には、トヨタ、デンソー始め多くの愛知県企業が投資しているということ、それからまた、このユイ代表、大使さんからは、台湾からもTSMC(ティーエスエムシー)始め多くの半導体企業が日本へ投資をしている。もっとこれからも経済的な連携交流を深めていきたいということを言われたということでございます。

 それから、続いてですね、地元の、これ午後ですが、アイシンの大工場があるシーモア市のマット・ニコルソン市長とも面談をさせていただき、連携の話をさせていただきました。

 それから、午後、昼食の後ですね、JETRO(ジェトロ)とインディアナ日米協会との共催セミナーでですね、私の方から、愛知のですね状況なりスタートアップ、また、様々なプロジェクト、ジブリパークについて英語でスピーチもさせていただいたということでございまして、また日本・愛知への訪問も呼び掛けさせていただきました。

 それから続いて、インディアナ日米協会常任理事、常任理事といっていますが、これ、代表です。代表のスコット・ターピンさんとも面談をいたしました。この方はアイシンの米国法人の社長ということで、このインディアナが一番の拠点ということでございます。2017年9月の協定を踏まえですね、また様々に交流をしていきたいということを申し上げさせていただきました。

 また、その次にですね、6月下旬にボーイング・ジャパンの社長に就任予定のエリック・ジョンさん、今はコリアの社長でございますが、その方とも面談をさせていただき、やはり旅客機の開発は、国際的にはアライアンスが、連携が大事だということで、ボーイングと日本の企業、特にボーイング社にとっては、ここは、三菱重工、川崎重工、スバル、カーボンファイバーの東レといったメガサプライヤーが集結しておりますので、そういった意味では、連携をしてですね、世界の航空機産業をですね、また引っ張っていきたい。また、完成機事業についても、またボーイング社のリーダーシップをお願いしたいということを強く強く申し上げさせていただいたということでございます。

 それからですね、続いて5月25日は、インディアナ州経済開発公社の段取りでですね、インディアナにおけるスタートアップの支援、取組、それからインディアナのスタートアップ関係機関の皆さんともですね、意見交換をさせていただきました。ベンチャーキャピタルのですねGener8tor(ジェネレーター)、それからPlug&Play(プラグアンドプレイ)などですね、意見交換をさせていただき、また、そうした施設の訪問もさせていただいたということでございます。

 それから、5月26日はですね、このインディアナ・グローバル経済サミットの関連イベントとして、ですから、木、金、土でやって、日曜日は関連イベントということで、インディアナポリス500をですね御案内いただきましたので、視察をさせていただきました。

 レース場ではですね、エリック・ホルコム インディアナ州知事とも何度もずっと、ずっと、いわゆるVIPコーナーってありましてね、建物が。そこでずっと一緒でありましたが、その際にですね、ちょうどエリック・ジョン ボーイング・ジャパン社次期社長がずっと一緒で、1日、朝から晩までずっと一緒でしたけれども、彼が秘書役みたいになって案内してくれて、いやいや、マイク・ペンスがいるから話しますかって。案内してくれよとかって。マイク・ペンスさん久しぶりに、インディアナ州知事の時に日本に何回か来てたのでお会いしまして、それ以来、11年ぶりかな。結構年食ったな、この人と思いましたけれども。お会いできてね、大変再会を喜ばせていただきました。

 それから、同じような仲間でしょうけれども、ジョージア州のブライアン・ケンプ知事もおられたので、お話もさせていただいたということでございまして、大変有意義な面談だったかなというふうに思っております。

 それから続いて陸路でケンタッキーに。インディアナ、4日おりまして、その後、陸路でケンタッキーに移動し、28日火曜日はレキシントンの市長とも面談もさせていただきました。

 そして、その後、トヨタ・モーター・マニファクチャリング・ケンタッキーを訪問いたしました。1988年操業開始した、北米でですね最初のトヨタ単独の組立工場。その前にですね、1984年かな、からカリフォルニア、今のシリコンバレーの対岸のところのフリーモントにありましたGMの工場を、トヨタとで合弁するNUMMI(ヌーミ)というので初めて組立てを始めましたが、それは合弁であって、あくまで本格的単独工場進出はこのケンタッキー工場が初めてでございました。

 ということで、初代工場長は張富士夫(ちょう ふじお)さんでございまして、私も、ケンタッキー工場立ち上げの苦労話はさんざん、本当にいろんな話を聞かせていただきまして、ようこれ造ったなと思うぐらいのものでございまして。実は、私はこの工場、1997年の7月に、国会議員になってすぐくらいの時に訪問いたしまして、実に27年ぶりにですね訪問できて、本当に懐かしい思いがいたしました。当時も、丘陵のところに突然現れる軍艦のような工場だったんですが、当時ももう40万台ぐらい作っていたと思いますが、今55万台という生産能力がある。世界第1位ということでございます。

 工場内をトラムでばーっと視察をしながらですね、今度ここに、製造ラインを見直して空けて、このスペースにバッテリーEVの組立ラインを造るんですというような話も、説明も受けましたけれどもね。それと生産方式を変えていくんだな、少しずつ。車って組立て、縦に行くじゃないですか。縦でこう行く。横にしてね、一部、横にしてスペースを縮小して、小さくして、横で動いていくということでスペースを節約して、またスペースを空けてラインを造るということなんで、やっぱりカイゼンていうのは無限なんだなというふうに思いましたが、なので、8ページのところにありますね。ここに概要がありますが、ここはカムリ、カムリが売れてしようがないと言っていましたけどね、アメリカで。ここでしか作ってないので、フル生産。ただ、コロナもあったんで、今、年間生産は43万ですが、もう55万に戻ると言っていましたね。あと、RAV4、レクサス。だから、組立ラインは3ラインの55万台ということで、それにもう1本あれか、だからバッテリーEVのラインを追加するということですかね。今、従業員は1万人。あと、生産技術センターが1,500人いるので、1万1,500人で、累計投資額は100億ドル。更に追加で13億ドルを追加してワンライン造ると、こういうことで、現地も大変沸いていたということでございます。

 また、水素の関係のですね、大型トラックを引っ張る、トレーラーを引っ張る巨大なものを、水素のものをそこで組み立てたので、それも乗させていただいたということでございます。様々なことに、EVも水素もチャレンジするという、世界の最大のトヨタの工場はケンタッキーということでございまして、これは我々も誇らしい限りだというふうに思いました。

 基本、ですからあれですね、バッテリーの工場をノースカロライナに、100億ドルをかけて巨大な工場を今造ってて、それを造って、ケンタッキー、インディアナに送って組み立てると、こういうことですね。ということで、巨大な事業が動いているということをよく拝見をいたしました。

 続いて、地元の刈谷市出身のですね、愛知県からの、刈谷市出身の自動車関係部品会社であるアスカさん。ここはそんなに大きな会社じゃありませんがですね、頑張って事業を展開して広げているということで、素晴らしいことでございます。

 その後は、アンディ・ベシア ケンタッキー州知事と面談いたしました。ベシアさんは2019年に当選されましたが、その後コロナになっちゃったんで、お会いできませんでね。でしたので、今回、初めて面談をいたしました。愛知からはですね、トヨタ関係を中心に60社の企業がケンタッキーに進出をしている。トヨタ関係だけでいくとですね200社。だから愛知県以外も多いんだな、数としては。愛知県の会社の方が規模が大きいので、投資額は圧倒的に大きいと思いますが、そうした中でですね、2017年10月に愛知県とケンタッキー州でMOUを結ばせていただきました。これもですね、私から、締結から7年が経つMOUを時代に合わせてアップデートしていきたいと。スタートアップ支援、教育、文化、若い世代の交流などですね、連携・協力をしたいという提案をして、オッケーだと、イエスだというふうな返事をいただきましたので、インディアナもケンタッキーもまた、MOUをまたアップデートしてですね、また協力関係を深めていきたいというふうに思っております。

 28日火曜日の夕方にですね、ケンタッキー州主催のレセプションを開催をしていただきまして、ケンタッキー州に対して大きく貢献した人物に授与される「Kentucky Colonel(ケンタッキー・カーネル)」をいただいてまいりました。ということで、これに対してお礼も申し上げさせていただきました。これがKentucky Colonelでございます。

 このKentucky Colonelを受けたということでですね、Kentucky Colonelはケンタッキー州の定める称号。だから、ケンタッキーステイトのアンディ・ベシアさんの名前でですね、Kentucky Colonelが贈られるというものでございまして、大変名誉なことでございます。

 対象はアメリカ人に限定されず、日本人にも同称号を授与する。日本人だと誰なんだろう。聞いたことある。あんまり聞いたことない。皆さん、また調べてくださいね。

 アメリカ人だと、前資料をお渡ししましたけどね、ケンタッキーフライドチキンの創業者ハーランド・サンダース。このKentucky Colonelをいただいたからカーネル・サンダースになったということでございます。事実だよ、事実ですよ、これは。あとはあれですね、イギリスのウィンストン・チャーチル、アメリカの大統領のロナルド・レーガン、ジョージ・ブッシュ、パパブッシュですね。息子さんのブッシュ、ジョージ・ウォーカー・ブッシュさんもいただいている。ビル・クリントンさん、あと、モハメド・アリ、タイガー・ウッズ、ジョン・レノン、ボブ・ディランと、こういう方々が受けられているということで、大変名誉な賞をいただきました。ありがとうございました。

 しばらくこれはどこかに。どこに飾るかはちょっと考えますが、はい。

 その後、5月29日水曜日は移動日でございますが、午前中、Toyota Tsusho Americaの工場と施設、拠点を訪問いたしました。

 続いてですね、29日水曜日にカリフォルニア・サンフランシスコに入り、30、31、木、金でですね、8年ぶりにサンフランシスコ・シリコンバレーを訪問いたしましたが、8年前は状況を拝見するという感じでございましたが、今回はですね、ひたすら営業にまい進をさせていただきました。いよいよ営業できるツールを手にしたという思いでですね、朝から晩まで、いっときの休みもなく、駆けずり回らせていただいたのは、大変疲れましたけれども、大変充実をした日程だと思っております。

 まずはですね、30日の午前、朝一からソフトバンクビジョンファンドを訪問をいたしました。当然ですね、我々の事業パートナーですね。英語でコリーグですね、マイコリーグと言ってもいいと思いますが、事業パートナーでございますから、そうした形のことでまず訪問させていただきました。

 ソフトバンクビジョンファンドさんはもう全部で23兆円投資をしてですねおられる。それも、だからAIを中心にですね、ソフトバンクビジョンファンド、1号ファンド、2号ファンド、あとラテンアメリカファンドと、三つを運用して。だから、何て言うんだろう、それをもう投資済みだけど、それを出し入れしているんですね。新しいものを投資するんだったら、これをちょっと売ってと、こういう形で出し入れする。それがファンドなんですね。ということで、STATION Aiについてもですね、また引き続き、またよろしくお願いをしたいということも申し上げさせていただきました。もう当然彼らは仲間ですから、またしっかりやっていければと思います。

 その後ですね、経産省が去年11月に開設をした、日本の起業家やスタートアップが活用できるビジネス拠点、ジャパン・イノベーション・キャンパス。これもですね、シリコンバレーのスタンフォード大学の門前町というか、パロアルトっていう町のいいところにあるんだ。パン屋さんの跡地をですね1階半。だから、2階建ての建物を借りて結構お金かかっていると思いますけれども、それを森ビルが運営をしてというか、森ビルの責任者というかね、女性でしたけれど、都市開発の責任者が来て、やって、そこに日本のスタートアップが5社ぐらい入ってやっているのと、あと、どんどん来てもらって、いろんなピッチイベントをやって、自由にやってくださいと。あと、5社、それから40社ぐらいリモートで入っているんですかね。5社のうち、二つはもう既に我々STATION Aiと関係のあるところでありましてね。40社も、STATION Aiからも一つリモートも参加をしているということでありますから、そうした形でですね、また引き続きこれは連携をしていければというふうに思っております。ということでございまして、これは大変大事な施設かなというふうには思わせていただきました。

 それからですね、続いて、ボーイング社から言われました、ボーイングが作っている空飛ぶクルマのですね、拠点も拝見をいたしました。こちらは非常に中の視察、ちょっとここまでという感じで、写真は撮っちゃ駄目とか、非常に厳しかったんですけれども。Wisk Aero(ウィスク エアロ)という会社で、ボーイングと垂直離発着のeVTOL(イーブイトール)の会社、キティホークとのですね合弁企業であったんですが、もう完全に今、去年からボーイングが全部買い取って、ボーイングの100パーセント子会社となって。私の写真、後で見ていただけば、4人乗りで、こういう翼をあれして、プロペラが12付いている電動の空飛ぶクルマ。上に上がるときにわっと上がりますけど、前の六つ(のプロペラ)は、上がったらこう、くっと、オスプレイみたいになって、それで飛んでいくということで、非常に出来はいいと思います。

 2011年からやっていて、14年目だと。じゃあ、もう来年か再来年飛ぶのかと言ったら、いや、そんな簡単にはいかない。まだ5年10年かかる。そんなにかかるのかと。まだ人は乗せていないと。いや、アメリカでもそんなに厳しいのかと。なかなか空飛ぶクルマの事業って甘くないなというのは思いましたけどね。

 あのボーイングですからね。あのボーイングですからね。国策会社ですからね、アメリカの。いや、型式証明はそう簡単ではないと、こういうことを言っておられましたね。ま、なかなか。でも、これで今作っているのは何代目、ジェネレーションシックスで、6世代目だと言っていましたから、今まで売上げ一円も出てないんだから、どんどんどんどん投資しているわけですね。何百億円どころじゃないんじゃないかな、もう14年もやっていると。いや、やっぱり航空はすさまじいビジネスだと思いました。

 こういう航空宇宙産業、こういう空飛ぶクルマの分野でも、やっぱり連携、協力をしていければということは申し上げさせていただきました。

 ということで、当然ボーイングですから、アジア太平洋、日本、オーストラリア、ニュージーランド、そういったところの事業展開を考えているということでございました。

 最後に、この日はですね、トヨタ・リサーチ・インスティテュートということで、トヨタ自動車がですね、今から8年前かな、8年前か9年前に作った、AIを研究するですね、AIとか自動運転とかそういったものを研究する研究拠点をですね、8年ぶりに訪問いたしました。前回はもっと、その準備段階のちょっと小さなオフィスでした。今回はどんと大きなオフィスでですね、中がいろんな工場。何かテックラボみたいなね工場でありましたし、この世界で、AIの世界で極めて有名なギル・プラットCEO、博士ですね。MIT出身で、アメリカの国防総省DARPA(ダーパ)のこのAIの責任者だった方をトヨタ自動車がマンハントされた方ということで、2時間半付き合っていただきました。ちょっと驚きましたけどね。普通、そんな出てこないと聞きましたが、AIの話とか今後どうしていくのかとか、自動運転とかロボテクスの、非常に示唆に富んだお話もお聞きをさせていただきました。併せて、ここで投資をしているトヨタ・ベンチャーズの責任者からも意見交換もさせていただき、スタートアップに投資をしているトヨタのベンチャーですね、からもお話もさせていただいたということでございます。

 その後ですね、そのオフィスというか地下の中にそういう、何かガレージみたいなこういうあれがあった。そこで少し運転もさせていただきましたけどもね。こういったことをどんどん進めていくということなんだなということを改めて思ったということでございます。

 続きまして、最終日、31日金曜日は、まず、午前にGoogle本社に参りまして、スタートアップ支援の責任者とお会いをさせていただきました。STATION Aiをしっかり説明をさせていただき、そしてGoogleさん、是非このSTATION Ai事業に協力というか参画をしてほしいと。参画をしていただいて一緒にやっていこうということを申し上げさせていただきました。これはですね、Google側からもですね、愛知県、STATION Aiの協力について今後引き続き検討をしていきたいということでございまして、私ども愛知県、それからソフトバンク、それからまたGoogleと、3者でよくよく相談をし、どういう形のものができるかをですね、よくしっかりと協議をして進めていきたいと思っております。

 なおですね、Googleの女性起業家支援の取組説明を受けましたので、私は、愛知県でもそういった女性起業家の支援を積極的に行っていると。こうした点でもですね、Googleの取組を参考にしたい。また、一緒にいろいろ教えてもらいたいということで、向こうからもですね、メンタリングサポートなど連携をして取り組んでいきたい。特に女性の起業家支援を、STATION Aiはですね、女性起業家支援をメインに持っていきたいと思っています。

 パリのSTATION Fは、そこで働いているスタートアップ関連の40パーセントが女性、30パーセントが外国人、こういうダイバーシティでありますから、それを目指していきたいというふうに思っております。

 それから、続いてですね、午前中二つ目、NVIDIA(エヌビディア)の本社を訪問をいたしました。NVIDIAですね、AIの半導体、画像を認識する半導体ではもう独占状態ということで、株式時価総額が今3番目ぐらいになったのかね。Googleより上になったのかな。マイクロソフト、アップル、NVIDIAじゃなかったかな、今。その次がGoogleだった気がしましたけど、いずれにしてもですね、NVIDIAともですね、STATION Aiのことをしっかり説明をし、また、STATION Aiについてもまたいろいろ、ネットワークを作り協力をしてもらいたい、サポートをもらいたいということを申し上げ、今後ですね、このプロジェクトをサポートできるように協議を進めていきたいという前向きなお答えもいただきました。

 要は、事前にいろいろ話してありますのでね、話してやっております。そうでなかったら、表敬訪問なんか受けませんからね、アメリカの会社は。余計な時間なんか、ただ単に物見遊山なんか受けませんよ、彼ら忙しいから。ましてやシリコンバレーだからね。タイム・イズ・マネーの世界です。あんな高いコストのとこでということでございます。大変心強い感がいたしました。

 それからですね、続いて、スタンフォード大学の、スタートアップ支援に積極的に取り組んでいるリチャード・ダッシャー米国・アジア技術管理センター所長さんと面談をさせていただきました。ダッシャーさんは日本語も非常に堪能なので、日本語と英語取り混ぜた話をさせていただきまして、ダッシャー所長さんからもですね、スタートアップにおける人材育成、関係機関との情報共有の重要性などのお話もいただき、今後、随時ですね、相談・協力を進めていくということで合意をいたしました。

 是非、日本にはちょこちょこ来ていると言っていましたから、是非足を伸ばして、まずはジブリパークを見てくれと言ったら、喜んでおりました。行く行く、行く行く、行くぞとかって。家族も連れてきてねと言っておきましたけど。ということでございます。

 それからですね、それで最後に、この日はですね、訪問としてはSalesforce(セールスフォース)という巨大IT企業をですね、訪問いたしました。さらに、このSTATION Aiプロジェクトを説明するとともに、STATION Aiプロジェクトでもですね、連携をしていきたいということを申し上げさせていただき、ちょっと驚いたのが、このSalesforceがフランスのSTATION F、いろんなSTATION Fのシステムを支援しているんだと。うちのシステムを使ってSTATION Fはやっているんだというのを聞いて、一生懸命説明してくれるので、いやいや、STATION Fは我々のパートナーだと、同盟軍だと言ったら、また向こうも驚いてましたけれども。是非そういった面でいろいろ、積極的にまたよくよく協議をしてですね、進めていければというふうなことを申し上げさせていただきました。

 ちなみに、このSalesforceの今CEO、創業者マーク・ベニオフさんというのは、まだお元気で、CEOをやっていますが、豊田章男会長とお友達なんで、その辺でも話が早いかなというか、こういった営業、顧客管理のソフトのですね、世界シェアが60パーセントというんですからね。日本だとそれ以上かな。トヨタグループはほとんどSalesforceを使って、多分日本で一番大きいお客さんはここだと思いけどね。ということで、日本法人、東京からも何人か、我々に説明に来てくれていましたけどね。ということで、非常に前向きということでございました。

 以上ですね、大変濃密な訪問でございましたが。三つの州、インディアナ州、ケンタッキー州は私7年ぶりに訪問いたしましたが、MOUをさらにアップデートしてですね、引き続きやはりしっかりとですね、連携を強化をしていきたい。併せて、当然ですが、去年訪問したテキサス州ともですね、またMOUをアップデートをして強化をしていきたい。テキサス州のグレッグ・アボット知事はですね、この夏に日本を訪問いたしまして、私もお会いすることにいたしておりまして、そこでMOUアップデートのサインをしたいというふうに思っておりますが、今、最終的な、大体もう協議は終わりましたんで、それでやっていきたい。ですから、テキサス、インディアナ、ケンタッキーと、こういうことでですね、進めていければというふうに思います。

 そして、シリコンバレーにつきましてはですね、先ほど来報告した、そうしたITプラットフォーマー始めですね、大変な有力企業とですね、懇談できて、そしてまたミーティングができて、そして、その具体的に更にSTATION Aiを起点にですね、また話を進めていこうということで受け止めて、しっかり受け止めていただき、引き続き協議をしていくと。みんな当然、大法人だから、日本法人、立派な大きな日本法人ありますのでね、そうしたところとしっかり連携しながら前進をしていきたいというふうに思っております。

 私の所見ということからいたしますとね、やはり2016年4月でしたから8年前にシリコンバレーも訪問して、別にそう、我々のこの愛知でもですね、ものづくり企業関係のですね、イノベーションではそんなに引けは取らないぞと思いながら、ただ、やはりITとか新たなものをどんどん、デジタルでどんどん生み出していくその力というのはですね、そこまでのものはさすがに我々ではまだ難しいなと思いましたが、今回、こうした形で満を持して行けたのはですね、やはりSTATION Aiがもうこれで形になると。10月にオープンをするというものを造り、そしてまた、世界一のですね、マニュファクチャリングを持つ愛知で、STATION Aiという巨大な飛行体の胴体も造り、推進エンジンの巨大なエンジンはトヨタを始めとした製造業がどんとあり、これを飛んでいくSTATION Aiプロジェクトのパートナーであるソフトバンクという大きなですね、プレーンをですね、羽を手に入れですね、またジブリパークと、またIGアリーナと、そうしたものでですね、補助エンジンと言いますかね、この推進エンジンを手にすることができたので、これからいよいよ本格的にシリコンバレーを追撃をしていきたいと。決してはったりではなくてですね、本気でそう思っております。その陣立ては整ったかなというふうに思っておりますのでですね、しっかりやっていきたいというふうに思っております。

 何せ、どこに行っても、アメリカはやはり非常に活力がありですね、これだけ活力があって、新たなものをどんどん生み出し、更にチャレンジしていくというのはですね、我々としては、しっかりこれは学びながら、そして連携をしですね、一緒にやっていければと思います。

 一方で、彼らもやはり日本に対するリスペクトはですね、マニファクチャリング、ものづくりのクオリティーは、日本に並ぶところはないと言って、日本に学ばせてもらっているんだということをみんな、至るところで言っていただけますしね。そういうのをやはり連携をしていければというふうに思います。

 なお、最後に、IGアリーナと申し上げましたが、IGアリーナでやって、アメリカのAEG(エーイージー)と組んでやっているんだと、ロンドンIG証券とやっているんだと。特にAEG はやっぱりカリフォルニア、シリコンバレーはみんな知っていました。当然知っている、ロサンゼルスのあれ。レイカーズのオーナーだし、クリッパーズのオーナーだし、今はテイラー・スウィフトの世界ツアーをやっているんだと言うと、おおっとかってみんな言っております。テイラー・スウィフトの話をすると非常に盛り上がるというのがよく分かりましたけど、是非そんなことで盛り上げていければというふうに思います。

 なおですね、最後に一つ、サンフランシスコで自動運転のロボタクシーにちょっと、報告にはありませんが、乗せさせていただきました。

 最終日に、Salesforceの本社からサンフランシスコの総領事の面談場所に向かうため、30分ぐらいロボタクシーに乗りましたが、4人乗りで、ジャガーの車でしたけど、こうやって上にぐるぐるぐるぐるGPSのあれが回ってて、完全なレベル4です。運転席には運転手はおりません。アプリでですね、スマホでオンデマンドで呼んで、「6分です」と言って来て、ひゅっと来て乗って、行って、ひゅっひゅっひゅっひゅっひゅっと普通に行って、もちろん課金はアプリということで。このロボタクシー、これはウェイモ。ウェイモ社のウェイモってGoogleだったっけ。Googleだな。Googleのこのロボタクシーが2023年秋からサンフランシスコ市内で実用化されて、250台がぐるぐる走っていると。ウェイモに会うんだね、乗っていると。ただ、アプリの申請者が何万人もいるやつを、そんなもの、一遍に何万人も利用を受け付けちゃったら、申込みができなくなっちゃうので、それを制限して、それでやっているから、多分ウェイモは休みなしで走っているんでしょうね。走っているんでしょうね。

 ということでございまして、完全運転の自動運転というのを体験したというのも非常にあれだと。もうやっているんです。これは日本もやらないかんということなんだろうというふうに思いますが、そんなことでございました。

 すみません、ちょっと長くなりましたが、以上が私のアメリカ訪問の所見ということでございました。

 しっかりこれをフォローしてですね、実を上げていきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いをいたします。

(3) 愛知万博20周年記念事業「地球を愛する学園祭」への参加学生募集について

 (☆愛知万博20周年記念事業☆「地球を愛する学園祭」への参加学生を募集します! - 愛知県 (pref.aichi.jp))

 続きましてですね、今日の発表事項は1点でございます。

 愛知万博20周年記念事業「地球を愛する学園祭」への参加学生募集について申し上げます。

 愛知万博から2025年で20年となりますので、かねて発表しておりましたが、愛知県では2025年3月25日から9月25日までの同じ期間ですね、185日間、愛・地球博記念公園におきまして、愛知万博20周年記念事業を計画をしております。

 愛知万博20周年記念事業は、万博を知らない世代に愛知万博の理念や成果を伝えていくため、未来を担う若者たちに主体的に参画をしていただく様々なイベントを企画いたします。

 本日は、こうした学生参加のイベントとして、2025年8月に開催する「地球を愛する学園祭」の参加募集についてお知らせをいたします。

 愛知万博のメインテーマでありました「自然の叡智」から連想されるテーマを基に、県内の大学生たちの自由な発想により企画・運営される「地球を愛する学園祭」と題したイベントを開催をいたします。

 開催イメージといたしましては、愛・地球博記念公園内の地球市民交流センターにある屋内スペースに、期間を決めて複数の大学が入れ替わりブースを出展をいたします。ブースでは、愛知万博のメインテーマ「自然の叡智」から連想される課題に対して、学生たちが考えたことを幅広く発信していくような展示やワークショップ、制作物などの販売を行います。

 気候変動や生物多様性などの環境課題への取組を紹介する展示や、自然由来の原料を使用したグッズのワークショップ、フェアトレード商品の販売など、学生が自由な発想で様々なブースを出展することを想定をしております。

 開催期間は、2025年8月の1か月間。金、土、日の3日間を1タームとして、全4ターム開催をいたします。

 参加に当たりましては、資料2ページの「2 学生募集について」の記載のとおり、県内大学に在籍する2名以上の学生等でチームを構成し、かつ、大学職員や教授の方などの責任者を配置していただくことが条件となります。

 応募期間は、本日6月3日から8月2日までの2か月間といたしますので、メール、郵送により応募してください。

 学生の皆さんからの積極的な御応募をお待ちをいたしております、ということでございます。

 資料でね、今申し上げたことが書いてございますので、よろしくお願いいたします。

 2ページの2の(1)に、1、2、3、4のタームで、四つの金、土、日ということでやってまいりますということでございます。

 実際の募集要項はこれでございますので、また、ホームページにありますので、また御覧をいただければというふうに思います。

 それからですね、これはですね、地球を愛する学園祭というのは、参加学生にまずは愛知万博を学んでいただいて、自身が気づいたこと、感じたことを発信することで学びを深めていただきたいというふうに思います。

 やはり20年経ちますとね、もう知らない世代の方が増えているわけですよ。ただ、20年経っても、我々はジブリパーク造りましたので、ああそうなんだ、万博公園なんだといって、そこでこう結び付けていただける人が、明らかにこれで、それが狙いの一つでもあるんですけども。我々、有り難いことにそういうのがありますのでですね、できますが、それでも、当時の万博を知らないという人がもういっぱいなので、そうした人、特に大学生にね、皆さんにそうしたことの、このイベントに参加いただいて、また学びながらね、参加いただくと有り難いなというふうに思います。

 なので、受付をいたしましてですよ、6月から8月まで受付で、9月頃を目途に決定をして、9月下旬頃には選定結果を通知をし、そうしますとね、半年あるということなので。違うわ、半年じゃない、1年近くあると。8月なんでね、1年近くあるということで、準備ができるということでございます。

 参加チーム決定後、11月頃を目途に会場レイアウトを決定して、同じタームに参加するチーム間の情報交換を目的とした会議を開催をして、準備をどんどん進めていきたいというふうに思います。

 募集チームの条件はどうかということですが、県内の大学生で応募することが可能でありますので、多くの大学生に参加していただきたいと思います。

 なおですね、そうした大学の系列の附属の中学校や高校の学生さんもね、大学生と一緒になってね、参加していただければ、これはウエルカムということでございます。

 なお、募集チームの上限はですね、想定はしておりませんので、百とか二百になるとちょっと考えますけどね、五十、六十ぐらいだったら十分できると思いますから、やっていければというふうに思っております。ということでございます。

 県外はどうすんだということでございますが、県外大学の学生さんは、県内の大学と連携してそこの大学、要は、我々も全国の大学と連絡するのがちょっとあれなんで、やっぱり県内の大学と横で連絡してね、一緒になって合同チームで参加していただければ有り難いなというふうに思っておりますので、よろしくお願いをいたします。

 なお、記念事業で常設型イベントとしてはですね、この園内の様々な場所で万博の理念、成果を伝える展示・装飾をいたします。特に地球市民交流センターでは、記念事業のシンボルとなる大規模な展示も行いたいと思います。

 短期型のイベントとしては、毎月2週末程度にわたって、月ごとのテーマに沿った実行委員会主催の目玉イベントと言いますかね、そうした万博をPRする、思い出してPRする、そうしたイベントもやっていければというふうに思っておりまして、ジブリパークと一緒になって盛り上げていきたいというふうに思っております。よろしくお願いいたします。

 すみません。長くなりましたが、以上です。

2 質疑応答

(1) 知事の米国渡航の成果について

【質問】 渡米のですね、シリコンバレーを訪問されたところで、巨大IT企業、3社ほど訪問されたと思うんですが、改めてSTATION Aiに参画を要請された、その狙いというんでしょうかね。どういった効果を狙っていらっしゃるのかというところを教えていただけますか。

【知事】 当たり前のことですけど、STATION Aiというのは、スタートアップ1,000社を育成・養成していくというインキュベーション施設でありますが、併せてですね、このスタートアップと一緒に、ともに協業して育成したり成長していくことを目的とするパートナー企業、一般企業の皆様にもそこに入っていただいて、ワンルーフの中で常にイノベーションを考えていこうと、こういう仕立てになっているんですね。なので、このワンルーフの中に入ってくるパートナー企業さんは、もちろん運営事業者であるソフトバンクを中心にですね、IT企業。今、話をしているのは、地元のトヨタ自動車さんとかですよ、中部電力さんとか。また、大手の三菱UFJ銀行なりを始めとした大手のメガバンクの皆さんとかね、様々な愛知県内の製造業系の会社さんもたくさん参画の御要請をいただいております。

 そういう中で、何といっても、世界を代表するITプラットフォーマーであるGoogle、それから、世界最大のですね、そうしたセールス、顧客管理のですね、クラウドと言いますかね、そうしたクラウドも含めそうしたソフトの、データベースの会社Salesforce。また、世界一のAI用のですね半導体会社NVIDIA、そういったところに参画を呼び掛け、参画をしていただければ、よりそこの彼らのノウハウなりそうしたものを目指して、また多くのスタートアップが来ていただけることがね、期待できますので。

 でもって、シリコンバレーのそうした企業と、ITプラットフォームのIT企業と日本の企業ともまた、日々ね、同じワンルーフの中にありますから、日々イノベーションをね、起こしていくために協議していただくということは計り知れないメリットじゃないでしょうか。そういうのを大いに期待をしてね、この名古屋の地から、鶴舞の地からね、化学反応が起きていくことをね、大いに期待したいと思います。

 

【質問】 知事の手応え的に、実際に参画してくれそうな、実現の可能性というのはいかがでしょうか。

【知事】 これから更に引き続き協議をしていくということを申し上げておりますが、そういう可能性がなかったら、彼らは会いませんからね。ということですから、また引き続きですね、濃密に打合せをしていきたいというふうに思っております。

(2) 長崎県大村市等における同性カップルの住民票の続柄欄の記載について

【質問】 先日、長崎県の大村市でですね、男性カップルの、住民票の続柄欄に「夫(未届)」という異性間の事実婚に使われる表記が認められました。

 この件で、栃木県鹿沼(かぬま)市も7月から始めると発表していますが、知事としてはこのような自治体の対応についてどう思うか、伺えますでしょうか。

【知事】 私ども愛知県は、この4月からですね、ファミリーシップ宣誓制度をですね、導入させていただきました。現時点で、この5月末時点では、このファミリーシップ宣誓制度について、宣誓をしたカップルは21組ということになっておりまして、これ、同性、異性、もちろん含めてでございますが、そうした形になっております。

 そういった形でね、私どもとしてはこうした取組も進めておりますので、こうした長崎県大村市さんがですね、同性カップルについてもですね、住民票の続柄に、「夫(未届)」ということをですね、記載するとしたということは、この性の多様性の理解増進という点で一歩踏み込んだ対応だというふうに考えます。

 そしてですね、私どもでは、愛知県では、今一度申し上げますが、4月から愛知県人権尊重の社会づくり条例の理念である、多様性を認め合い、誰一人取り残さることのない人権尊重の社会づくりを更に前進させる取組として、愛知県ファミリーシップ宣誓制度を開始をいたしました。

 ということでありますので、この趣旨に沿うものでありますので、私及び私どもといたしましては、今回の大村市さんの取組は前向きに受け止めたいというふうに思っております。

 

【質問】 今後、愛知県内にもこういった動きがもしかしたらあるかもしれませんけれども、それについて後押しをするというような考えでしょうか。

【知事】 この住民票の続柄のですね、記載につきましては、今回の大村市の判断もですね、取材にお答えして、私も報道で拝見をいたしましたが、これはいわゆる自治事務として、市の裁量の範囲内で行われたというふうに言われております。

 ということでありますので、この住民票の続柄の記載はですね、それぞれの市町村が判断するものでありまして。ということでありますので、県としてはね、そうした情報共有は県内市町村としっかり行わせていただきながら、性的指向及び性自認の多様性の理解増進を図っていきたい。これは愛知県のね、人権尊重の社会づくり条例にあるとおりでありますが、そうした情報共有と理解増進を図っていきたいと思いますが、個々の市町村に、これ自治事務なんで、こういうことをしたらどうかというようなことはですね、それはちょっと趣旨と違うかなと思いますので、情報共有と理解増進をね、市町村の皆さんと一緒になってやっていきたい、そういうふうに思っております。

(3) 地方自治法改正案について

【質問】 大規模な災害や感染症の流行など想定外の事態に、国が自治体に対応を指示できるようにする、指示権を柱にした地方自治法の改正案が衆院本会議で可決しました。

 これに対していろいろ意見がありますが、全国知事会会長の村井知事が、地方自治の本旨に反する法になる可能性もあるというふうに言及をされたり、金沢市など市議会でも意見書が採択されております。知事のお考えをお伺いいたします。

【知事】 これにつきましてはですね、今回の地方自治法のですね、改正法案が5月30日、先週木曜日に衆議院を通過したということでございます。その情報は、報告は受けておりますし、このことにつきましてですね、私は、今回の地方自治法改正法案につきましてですね、衆議院を通過したということを受けてでございますが、4月の8日にですね、同じく、同趣旨の質問をいただきまして、お答えをさせていただいております。

 その折にもですね、申し上げさせていただきましたが、まずはやはり憲法で保障された地方自治の本旨や地方分権改革により実現した国と地方の対等な関係をですね、ここはやはりベースにするということが必要だというふうに思っております。

 ということでありますので、今回の法改正に当たりましても、全国知事会を通じて、事前に地方公共団体との十分な協議・調整を行うことや、目的達成のために必要最小限度の範囲とするということなどを法案に明記するようにですね、重ねて要請をしてきたところでございます。

 この結果、法律案では、国の補充的な指示、補充的な指示、あくまでも補充的な指示でありますが、これは国と地方公共団体との関係の特例として位置付けられて、必要な限度においてのみ行使される。それから、あらかじめ適切な状況把握や講ずべき措置の検討のために地方公共団体に意見を求めるという、適切な措置を講ずるようにしなきゃいかんというふうになっておりますので、私どもとしてはですね、引き続きこの地方自治の本旨や地方分権改革の趣旨を損なうことがないようにしっかりとやってもらうように、そこはですね、監視・注視をしていきたいというふうに思っております。

 なおですね、附帯決議において、事前に関係地方公共団体と十分に調整を行うということ。それから、地方公共団体の自主性・自律性を極力配慮して、この当該指示以外の措置では目的を達成することができないと認められる場合に限定して行われるということ。目的を達成するために必要最少限度のものにすること。地方公共団体の意見や地域の実情を適切に踏まえたものとすること。ということをですね、入れられております。なので、私どものですね、全国知事会から、それから我々の意見が、これは入れられているというふうに思っております。

 その上でですね、私は4月に申し上げたのはですね、法律制度はこういう形になるとしてもですね、事前に地方公共団体との間に十分な協議・調整を行うことなく、こうだと言っても、それはできませんわな。動かないわね。だから、そういう意味では、法制度としてはですよ、ですから、いろんなケースを想定をして。私はだから、この法制度、今申し上げたように、いろんな地方自治の本旨にもとることなくですね、地方分権改革の方向に逆行することなく、そこはしっかりとやってもらいたいということを前提とした上で、その上でですよ、一方で、県をまたぐような大災害、東日本大震災のような大きな大きな災害のようなこと、それからですね、今回のCOVID‐19(コヴィット・ナインティーン)、新型コロナ感染症のパンデミックへの対応と。これも県で収まるということはないので、そうした広域的なものについですね、国が統一的な方針を出しながら、また、地方自治体と協議をして進めていくということの今回の法改正について、そういう点であればですね、この法改正の趣旨も、何て言いますかね、ありかなというふうには思うんですね。

 ですから、大災害、それから感染症、パンデミックといったような、国を挙げて対応するようなことについてね、国の方針と各県がですね協議しながら、必要に応じてこうした点があるということは理解はできないことはないというふうに思います。

 思いますがですね、その時に申し上げたのはですね、だからといってですよ、というか、私はそう変わらんということを申し上げたんですけどね、その時。実態はね。別に国の霞が関にある政府・国の機関、それからここにある出先の機関、各機関も含めてですね、現場の手足も含めてあるかというと、ありませんのでね。ありませんので、じゃあ直接何かやろうかといっても、それはできませんわね。なので、そこはその字面はそういうふうになったとしてもですよ、なったとしても、実際はもっと濃密に協議をしてお互いに理解をして、納得ずくで物事を進めていくということじゃないのかなというふうに思いますね。ですから、私は、実態はそう変わらんのじゃないかと。勝手なことやったって、できませんからね。と思います。

 ただ、一つよく例に言われるのが、横浜の停泊したクルーズ船、ダイヤモンド・プリンセス号でも、とにかく入院患者を送るところがなかったので、中で広がってしまったと。さあどうするということでありましたけれども、うちは128人を引き受けましたからね、うちは。私ども、こんな遠方まで来るのかと、大丈夫なのかと聞いたら、いや、とにかく関東でもう、神奈川、東京で受けるところがどこもないので、受けてくれないとしまえないと。こんな遠くまでいいのかと言ったら、いや、万難を排してバスで送るからと、こういうことでありましたから、それなら、あと、こちらは万難を排して引き受けるという形でですね、させていただきました。

 なので、そういう形で濃密に協議をしていけば、別にこの法律制度なんか要らんのじゃないかと思いますがね。濃密に協議していけば。

 目的は一つなんですよ。国民・市民のためにどうなるんだと。国民のためにどうなんだと、県民・市民のためにどうなんだと。何が一番ベストなのかということで、目的は一緒なんですから、私はその点についてもっともっと、本当に濃密な協議をしてやっていくということの方がはるかに大事だなというふうに思いますね。でもって、それができなかったら、この法律作ったって動きませんよ、これ。と思っておりますので、そういった形をね、しっかり進めていただければ。

 ただ、そうはいっても、この制度なので、やはりあらかじめ国と地方公共団体ね、それから防災・医療などの関係機関のそうした調整、濃密な協議をね、していただくと。それから、全体的に統一的な連携を取るということをしっかりやっていただくということをもう一度ね、関係者で、何て言いますか、認識を一つにするということが必要じゃないかなというふうに思います。

 なので、前回も、あらかじめガイドラインなど運用方針を明確化することが必要じゃないか。これは全国知事会にも申し上げていますが、実際に法律ができてそういうふうに運用していくとなると、そういうのは必要になってくるだろうと思いますね。

 ですから、今回、法律改正の中で、衆議院段階で事後報告ですね、事後報告と事前の協議というのが、事後報告が法律改正になり、事前の協議が、これは附帯決議に入ったのかな。ということですから、それは当然のことなんで、よくよくそうした形でやっていただければと思います。

 なお、これから参議院ですから、また引き続きね、与野党でしっかり議論をして、議論をして、実際にその制度ができて、うまくワークするようにね、ワークするような制度の作り方をね、しっかりやっていただきたいなというふうに思っています。

 以上です。

(4) リニア中央新幹線建設促進期成同盟会総会の開催について

【質問】 今週の金曜日、リニアの期成同盟会の総会が行われると思うんですが、静岡県、新たな知事が誕生されて、あと、岐阜の方でもちょっと地下水の影響とか、いろいろとあるとは思うんですけれども、金曜日の期成同盟会の総会、どのような提案になってくるのか。今分かっている範囲内で、方向性とかを教えていただければと思います。

【知事】 いや、もう今週、6月7日のですね金曜日に、リニア中央新幹線建設期成同盟会の総会ですね、1年に1回の総会。大体5月末か6月頭にやって、関係者一堂に会してですね、そしてリニア新幹線の早期整備について認識を共有にして、まずは東京―名古屋を早く整備する。それから名古屋―大阪をルートを決めて、更に引き続き速やかに進めていくと。要は全線開業だということを確認するということですから、基本は、そこは変わりません。

 ただ、静岡県さんの知事さん代わられましたので、まだ私、その報告受けておりませんが、基本、当日出ていただけるんじゃないかと思っておりますけれども、そうなれば、そうした点をまたですね、みんなで、東京から大阪に行くまで、静岡入れて10都府県のですね知事さん、メンバーがそろいますので、是非そうした認識をね、全線開業に向けての認識を共有する。その上で、静岡工区のできるだけ早い着工が必要なんだということについても認識を共有した上で、あと、具体的にはやはりいろんな協議が必要になってくると思いますのでね、手続もね必要になってくると思いますので、そういったのがトータルで進んでいくということを大いに願いたいなというふうに思っております。

(5) 鳥山明氏に関する博物館の建設について

【質問】 今年の3月にですね、お亡くなりになった鳥山明(とりやま あきら)さんに関することなんですけれども、Web上中心に、世界中のファンから、博物館を造ってほしいという声が高まっているようなんです。

 愛知県が生んだと言っていいのかな。偉大な作家でございますし、コンテンツもですね、世界中に通じるものをたくさん生み出されていると。このことについて、まず、ファンのそういう望む声が高まっていることについて、まず、愛知県知事としてどういうふうに受け止められているかということと、もう一つは、県内にですね博物館を造るということについて、県が主体となって、もしくはその調整とかですね、音頭を取るという形でこれから取り組むということについてどのようにお考えかということの、この二つを教えていただきたいと思います。

【知事】 今年の3月1日ですね、鳥山明さんが亡くなられたという。亡くなられた後、数日後ですか、その後に報道されて知ることになりましたが、愛知が生んだ正に天才作家ですよね。正にレジェンドだと思います。本当にね、今も残念でなりませんし、本当に御冥福をね、お祈りしたいというふうに思っております。

 私は、鳥山明さんに何か、何ていうかな、絵を見てもらったとかいう漫画家の方ね、棚園(たなぞの)さんかな、と何回かお会いさせていただき、その彼が、子供の時、不登校になっていたんだけど、そのお母さんと鳥山さんが同級生で、何か家に行って絵を見てもらって、「また来なさいよ」と言われて、何かそれで結局、学校は不登校ながらあれしたけど、専門学校へ行って、今はもう30代ですかね、漫画描いたりイラストやったり、仕事をやっておられるという話もお聞きしながらね。やはりずっと清須に住んでおられてね、温ったかい人でいい人だなと思いましたし、正に愛知からね、世界中にこうした素晴らしいアニメ、漫画を発信されたと、芸術を発信されたということは、本当に誇りだなというふうに思っております。

 なので、今回、一部報道で、日本に鳥山明博物館をということをね、かつてのアシスタントの方がね言っておられるということの報道を私も拝見しましたが、一言感想で言いますと、私も全く同感ですね。同感ですね、これは。是非そうしたものはね、やはりあってほしいというふうに思いますね。

 ファンというよりも、私は愛知県民だから、愛知県人として、やはり鳥山さんの漫画が、ちょうど最初に出てきたアラレちゃんの漫画は、ちょうど私、大学生の時でしたけれども、衝撃的でしたけどね。時々名古屋弁が出てくるので、より良かったなというふうに思いますが、名古屋弁というか愛知弁というか、まあ似たようなもんですけど、そんな感じだったんで。

 その後、すぐテレビアニメも始まりましたしね。あの時代でいうと、あっという間に何か日本中及び世界中を席巻していったのが何かすごいなと思って見ておりました。

 ですから、今言われた鳥山博物館をという報道、記事がありましたが、全く同感だということを申し上げたいというふうに思います。

 ただ、一方でですね、この鳥山さんという方、なかなか、人前に出ることが一切なかった方でございますので。実は、私も一度もお会いしておりません。お会いできませんでした、残念ながら。何度か人づてに、お会いしたいなということでアプローチしたこともありますけれども、なかなかそういう方じゃないのでね。なので、生前鳥山さんといろいろ、仕事関係でいろいろやってこられた方とは何人か、私もいろいろ話をしたことありますけれども、この博物館をというのは全く同感ですけれども、同感ですけれども、そう簡単ではないなというふうには思いますね。

 あと、やはり、これはあれですね、漫画でいくと集英社さんがね持っておられるし、アニメでいけば東映アニメが持っておられるしね。といったことも含めですね、そう簡単ではないなというふうに思いますね。

 ただ、そうした博物館をというのは、お話については、私は個人的には全く同感だということは申し上げたいというふうに思っております。

 なので、更に言いますと、今回、サウジアラビアでドラゴンボールのテーマパークを造るというのは、本当に素晴らしいことだなというふうに思いますね。是非素晴らしいものを造り上げてね、またドラゴンボールの世界をね、世界中の大人も子供も楽しんでいただけるようなことになっていただければ有り難いなというふうに思います。

 ただ、なかなか大変ですよ。あの規模というか、ちらっと私、報道でしか見ていませんが、あの規模感。東京ディズニーランドより大きいもんね、あれ。悟空が出てくるあの山、あの山を作るだけでも、何でしたっけ、70メートルとか80メートルとかいうんでしょ、あれ。いや、あれ、東京ディズニーシーのあの何だったかな、あの山、火山が出てくる、あれの倍ぐらいしてるはずですからね。それ、何千億単位じゃできないですよ。兆円単位かかりますよ、あれ。兆円単位。それにアトラクション、ホテル、インフラ。兆円単位かかるから、あれは、あの報道を見ただけで、これは日本では無理だなと。だって、お金回収できないよ、あれ。誰がやってもだ。誰がやっても。

 ですから、そういう意味では、それはそれで、もうとにかくサウジアラビアでしかできないんだろうと思いますから、頑張って素晴らしいものを造り上げていただきたいと思いますが、博物館は本当に全く同感です。ただ、具体的にどうかというのは、まだ誰もそんなことを言い出してもいないので、どうなるんでしょうね。仮に話が、仮に動くなら、期待したいなというふうには思いますけどね。以上。

 すみません。ちょっと今日は長くなりましたが、ありがとうございました。

 以上でした。