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愛知県文化活動事業費補助金
愛知県では、文化の振興を図るため、継続的かつ安定的に文化施策を展開することを目的に、1991年度から文化振興基金を設置し、基金活用事業の一環として、県内の文化活動事業に対する補助制度を実施しています。
この文化振興基金活用事業のひとつである文化活動事業費補助金は、文化芸術の普及振興に資することを主たる目的とし、愛知県内に活動の本拠を置き、満1年以上継続して活動の実績を有する文化団体が行う文化活動事業に対して助成する制度です。
外部委員による企画審査会で審査・選考を行い、補助対象事業と補助額を決定します。
対象となる補助事業は、実施期間が毎年4月1日から翌年3月31日まで(翌年3月31日までに全事業が完了するもの)で、営利を目的としない文化活動事業です。
本年度もこの補助金を用いて、より一層の支援を行い、文化芸術で地域を活性化していきます。
募集を行う事業区分は、「企画提案事業」、「誰もが参加・鑑賞可能な文化芸術事業」、「後継者育成事業」の3メニューです。
※2021年度から「文化芸術すそ野づくり事業」を廃止し、新設区分として「誰もが参加・鑑賞可能な文化芸術事業」を設けています。詳しい要件はWebページ「補助対象となる事業」又はリーフレットを参照してください。
※「海外実施事業」の募集は2020年度で終了しました。
◆募集案内 (2024年度の募集は終了しております。)
◆補助金額
2024年度の補助対象事業に決定した団体の提出書類について
以下のページで提出書類をご確認の上、期限までに提出してください。
過去の補助対象事業
◆ 2023年度補助対象事業 [PDFファイル/266KB]
◆ 2022年度補助対象事業 [PDFファイル/250KB]
◆ 2021年度補助対象事業 [PDFファイル/293KB]
【2023年度の補助対象事業(一部)の紹介】
劇団あおきりみかん 「劇団あおきりみかん其の四拾弐「スワン・ケージ」」
作品の主題を複数の視点から描くために、「―観る―」「―渡る―」という2部作形式として上演しました。この手法は社会における他者への理解・共存について描く手法であり、この主題を観客の皆様と共有し、他者を理解し共存する為の文化的経験を提供することになりました。
(写真・コメントともに劇団あおきりみかん提供 撮影:サカイマサト)
三代舞踊団 「第33回クリスマス定期公演」
第一幕は1996年ドイツ・ヴィスバーデン世界大会初演ヨーロッパツアー作品「ジャパニーズビジネスマン」、第二幕はビッグバンドとジャズダンスの競演、第三幕はマシュー・センザー米国領事館首席領事がサンタとなり客席にて日米友好を深め「第九」にのせて笑顔で平和な世界を祈って踊り、客席と一体感を持って終演しました。
(写真・コメントともに三代舞踊団提供)
地域連携パフォーミングアーツ実行委員会 「こどもオペラ「オペレッタ狐御殿」」
知多半島を中心に、オペラ等の舞台芸術の振興および発展を目指し、地元の音楽家と市民がひとつになって親しみやすいオペラ公演を年に2回開催しています。キャスト・合唱として小学1年生から高校生、大人の方までが出演していますが、補助金をいただけたことで、出演・観劇の両方向からオペラに親しむ機会をつくることができました。
(写真・コメントともに地域連携パフォーミングアーツ実行委員会提供)
新城能楽社中 「能・狂言後継者育成事業」
新城市指定文化財の祭礼能が元文元年(1736年)から絶えずに継承できたのは、現存能舞台と能狂言装束・面と町衆によるシテ・ワキ・狂言・囃子方の演者とが三位一体となり地域で護られてきた所以ですが、補助金により各分野専門の職分を指導者として招へいすることで次世代へと繋ぐ後継者の育成や活動ができています。
(写真・コメントともに新城能楽社中提供)