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2023年度 愛知県認知症サポーターステップアップ研修会を開催しました

ページID:0506801 掲載日:2024年3月1日更新 印刷ページ表示

2023年度 愛知県認知症サポーターステップアップ研修会を開催しました!

愛知県では、令和元年度から「認知症サポーター(※)ステップアップ研修会」を開催しています。これは、「認知症サポーター養成講座」で学んだことを土台に、サポーター活動を行う際に実践の場で必要となる認知症に関する知識や、必要に応じて手助けをするための対応スキルの修得を目指すものです。

2023年度の開催概要は以下のとおりです。

(※)認知症サポーター:認知症の人やその家族を手助けする人です。活動例としては、認知症の人の見守りや話し相手、外出支援などが考えられます。

〈ステップアップ研修の概要〉

○日時

2024年1月31日(水曜日) 14時~16時30分

○会場

名古屋サンスカイルーム E室

○受講者

63名

○プログラム

・講演「認知症への理解を深める」 

 講師:黒川医院 院長 黒川 豊 氏

認知症についての正しい理解を深めるため、認知症の基礎知識、認知症の方に現れる症状や原因及びその対応等について医師としての立場から講義いただきました。

・事例報告「『オレンジカフェしのおかむら』の活動紹介」 

 報告者:オレンジカフェしのおかむら 代表 佐藤 章子 氏

      オレンジカフェしのおかむら コーディネーター 小林 静生 氏

      篠岡地域包括支援センター小牧苑 認知症地域支援推進員 丹下 和彦 氏

地域住民が主体となって運営する認知症カフェについて、カフェ立ち上げ時や普段のカフェの様子等についてお話しいただきました。

・事例報告「『あいち認知症パートナー企業・大学』の活動紹介」 

 報告者:愛知県立大学 地域連携センター センター長 奥田 隆史 氏

      愛知信用金庫 顧客支援部 部長 木野 健二 氏

あいち認知症パートナー企業・大学としての取組内容についてお話いただきました。

・グループワーク「自分の住む地域で認知症サポーターとして出来ることを話し合おう」 

 ファシリテーター:国立長寿医療研究センター 企画戦略局
             リサーチコーディネーター 進藤 由美 氏

「自分の住む地域で認知症サポーターとして出来ること」をテーマに、少人数のグループに分かれ、それぞれの地域における課題や強みを話し合い、今後の活動につなげる方策を検討しました。

〈研修資料〉

〈受講者アンケートの結果〉

・受講者の内訳は「地域包括支援センター職員」が最も多く、次いで「認知症地域支援推進員」、「行政職員」、「ボランティア」となり、「介護・医療従事者」や「認知症の人の家族」にも参加いただきました。

・プログラムについては、ほぼ全ての受講者が「よく理解できた」、「理解できた」として回答がありました。

・受講者の方の主な感想としては、「認知症を我が事として捉えていくことが重要であると感じた」「認知症カフェの展開の仕方やNPO法人との関わり方について学べた」「大学や企業が積極的に活動していることを知れた」「他の自治体で活動を行う方々の意見や情報は大変参考になった」との回答がありました。

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