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「認知症の人にやさしい企業サポーターONEアクション研修」を実施する企業を募集しています
本県が2019年9月に策定した「あいちオレンジタウン構想」の基本理念である「地域で暮らし、学び、働く人々が、『認知症に理解の深いまちづくり』に『じぶんごと』として取り組む社会の実現」のため、「認知症の人にやさしい企業サポーターONEアクション研修」(以下、「ONEアクション研修」とします。)」を実施する企業を募集しています。
「ONEアクション研修」は、日ごろ認知症の人と関わる機会が多いことが想定される小売業、金融機関、公共交通機関等で働く人たちが、業務の特性に応じた認知症への対応を身に付け、日常の業務でさりげなく支援できるようになるために本県が独自に開発した研修です。
「ONEアクション研修」の教材には、業種別に複数の事例が用意されており、職場で認知症の人と接する身近な場面について実際に対応方法を考えていただく参加型の研修となっています。受講者からは、「身近な場面だったから具体的に対応する時のイメージがわいた」、「講話だけでなくワークで考える時間があったので理解が深まった」、「お会いしてきたお客様が不安に思っていたことが分かった」等の感想をいただいております。
事業者の皆様、従業員や職員の認知症対応力向上のために是非、「ONEアクション研修」を御活用ください。
ONEアクション研修の実施状況
◇ONEアクション研修を実施した職場向けステッカー◇ ◇ONEアクション研修を修了した職員向けピンバッジ◇
ONEアクション研修の概要
1 対象
(1) 対象となる企業
・愛知県内に事業所を有する認知症の人と接する機会のある企業・事業者・団体(以下、「企業」とします)。
・主に小売業・金融機関・公共交通機関等。
(2) 対象となる方
・認知症の人と接する機会の多い職場で働く職員、またはそうした職場の管理職。
・認知症サポーター養成講座など認知症に関する基礎的な学習を修了した職員。
(3) 人数
3名以上であれば人数制限はありません。
2 方法
3 時間
・認知症サポーター養成講座と同時実施する等、弾力的な研修実施も可能です。
4 カリキュラム
(1) 【標準15分】 イントロダクション
・社会背景
・対応の基本的な考え方
・クイズを使った基礎知識の確認
(2) 【標準27分】 職場の身近な事例を用いたグループワーク
・ご本人の状況
・職員としての対応
・職場としての対応
(3) 【標準3分】 まとめ
5 講師
・企業内で適当な講師がいない場合は、地域の専門職(認知症地域支援推進員、地域包括支援センターなど)に依頼してください。愛知県から紹介することも可能です。
6 教材
研修に関する教材は、以下の6点です。
教材を御活用の際は、下記問い合わせ先まで御連絡ください。
(4)事例集(解説あり) [その他のファイル/6.44MB]
(7)ONEアクション研修 啓発用チラシ(企業向け) [PDFファイル/1.38MB]
7 啓発グッズの提供
(1) ステッカー
・ONEアクション研修を実施した職場には、「あいち認知症ONEアクション(ステッカー)」を交付しています。ステッカーは職場、店頭等に掲示することを推奨します。
・ステッカー交付先の職場は、県ホームページで公表するとともに、県が主催する行事等で認知症の理解を深めている職場としてPRします。
(2) ピンバッジ
・ONEアクション研修を修了した職員には、「あいち認知症ONEアクション(ピンバッジ)」を交付します。
(3)ステッカー、 ピンバッジのデザイン
・ONEアクション研修を受講した証となるステッカーとピンバッジのデサインは、認知症の人が安心して外出できるまちづくり推進の一環として「シンボルマークの募集」を行い、選定しました。
・「シンボルマークの募集」には、県内在学の高校生、専門学校生から計32作品の応募があり、審査の結果、愛知県立瀬戸窯業高等学校 工芸デザイン科3年の西村奈津希さんの作品が選定されました。
◇◇◇◇◇◇◇「シンボルマークデザインのコンセプト」◇◇◇◇◇◇◇
西村奈津希さん「認知症の方々をサポートすることへの誇りとかっこよさをONEアクションという名前を出して目立たせ、認知症への理解を深めてもらうためにイメージカラーのオレンジを主として使い、表現しました。」
◇ステッカー(A5サイズ)のデザイン◇ ◇ピンバッジ(20ミリ×20ミリ)のデザインと画像◇
8 費用
なお、企業申込者側で準備いただく会場が有料だった場合の経費、資料印刷等の経費は企業申込者側の御負担となります。